11/18(土) 20:17配信
ヘンリー王子(左)とメーガン妃(2019年6月29日撮影)
英国のヘンリー王子(39)とメーガン妃(42)夫妻と親しい関係だとされる英王室作家のオミッド・スコビー氏が、今月末に出版する新たな暴露本「エンドゲーム」で夫妻と確執のあるウィリアム皇太子夫妻を攻撃しているとの報道に「私はメグ(妃)の友人ではない」と反論した。
米ピープル誌が先日、同著の内容の一部を入手。昨年9月にエリザベス女王が死去した際にヘンリー王子と兄ウィリアム皇太子との間で起きた確執が記されていると報じた。これを受けて英ミラー紙は、王室関係者が「ウィリアム皇太子夫妻を一番のターゲットにしている」と著書の内容に激怒していると伝えていた。
同氏はX(旧ツイッター)で、「これはヘンリー王子とメーガン妃の本ではありません。サセックス公爵夫妻は、この本と何の関係もありません。彼らの物語は、全体のほんの一部です」とつづり、夫妻の暴露本であることを否定。「ナンセンスはやめましょう」と述べ、英王室の現状を描いた作品だと反論した。
夫妻の関係者も、英メールオンライン紙に、オミッド氏の著書に王子夫妻は一切関与していないと話し、同氏が夫妻の応援団であることも否定している。
米ピープル誌は、女王が危篤との知らせを受けたヘンリー王子がウィリアム皇太子に連絡を取ろうとしたが、無視されたなどと著書で主張していることを報じていた。
スコビー氏は、2020年にヘンリー王子夫妻の王室離脱に迫った暴露本「自由を求めて」を共著で出版しており、「エンドゲーム」はそれに続く2冊目の暴露本となる。
(ロサンゼルス=千歳香奈子)
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最終更新:11/18(土) 20:25日刊スポーツ
メーガン妃とヘンリー王子がつけている赤いポピーのバッジに疑問の声が浮上。
By ELLEgirl編集部公開日:2023/11/15
カミラ王妃(Queen Camilla)、キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)Karwai Tang//Getty Images
11月11日はイギリスのリメンブランスデー。この日は第1次世界大戦の終結した日であり、イギリスでは胸に赤いポピーのバッジをつけて戦没者たちを追悼する。ロイヤルファミリーも胸につけてレセプションに出席する。
ロイヤル時代、リメンブランスデーに。メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)、ヘンリー王子(Prince Henry)Max Mumby/Indigo//Getty Images
ヘンリー王子とメーガン妃はイギリスを離れ、アメリカで暮らすようになってからもこの習慣を続けているよう。アメリカでも11月11日はベテランズデーという記念日。こちらは戦没者を追悼するのではなく退役軍人や現役の軍人、その家族たちへの感謝の気持ちを表する。王子と妃は先週、海兵隊の基地を訪問。新施設のオープニングセレモニーに出席した。そのとき王子と妃の胸にあったのは赤いポピーのバッジ。2人はセレモニーの前に軍人の家族たちと対面したのだが、そのとき妃は大きなポピーの花が刺繍された「キャロリーナ ヘレラ」のカーディガンを着用していた。
メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)、ヘンリー王子(Prince Henry)Courtesy of Archewell
一部のアメリカマスコミや国民からは、アメリカのベテランズデーには赤いポピーをつける習慣がないことを指摘する声が浮上。赤いポピーは流れた血を意味するので、現役の軍人や今も生きている退役軍人たちのための日であるベテランズデーにはふさわしくないそう。アメリカの軍人たちへの感謝を表していることにはならないと厳しく批判する人も現れた。
ヘンリー王子(Prince Henry)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)courtesy of Celebitchy via X
でも妃は気にしていないよう。基地を訪問した翌日、プライベートで出かけるときも赤いポピーのブローチをつけて出かける姿をパパラッチがキャッチしている。ちなみに妃のブローチはエナメルのしっかりしたアクセサリー。リメンブランスデーでロイヤルがつけているシンプルなものとは違っていた。
回顧録やドキュメンタリーをきっかけに、イギリスだけでなくアメリカでも好感度が下がり気味な王子と妃。この赤いポピーが支持率に悪影響を及ぼさないことを祈りたいところ。
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「サセックスの応援団」といわれるオミッド・スコビーが今月末に出版する本が早くも物議を醸している。
By ELLEgirl編集部公開日:2023/11/16
ヘンリー王子(Prince Henry)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)Karwai Tang//Getty Images
メーガン妃と仲のいいジャーナリストで、ヘンリー王子とメーガン妃の暴露本『自由を求めて』を出版しているオミッド・スコビー。彼が今月終わりに王子と妃について書いた新しい暴露本『The Endgame(原題)』をリリースする。出版前に内容の一部が報じられ、その内容が王室関係者を激怒させている。
新聞「デイリーメール」によるとスコビーの本には昨年9月エリザベス女王が亡くなった日のことも書いてあるそう。王子と妃は当時、チャリティ活動のためにイギリスを訪れていたが、スコビー曰く「王子は英国王室がエリザベス女王の死に備えていることを知らされていなかった」。女王の体調が深刻な状態になった翌朝に初めて、チャールズ国王から電話があり「今すぐ女王のいるスコットランドのバルモラル城に来るように」と言われたそう。ちなみにスコビーは国王側が番号非通知でかけてきたこともやんわり非難。王子は普段そういう電話には応答しないのでその電話にも出なかった。妃から助言されて「切れる寸前のところで」出たと書いている。
父からそう言われた王子はウィリアム皇太子にテキストを送り、皇太子とキャサリン皇太子妃がどのようにスコットランドに行く予定なのかを尋ねた。でもスコビー曰く「返事はなかった」。皇太子が無視したと主張している。
カミラ王妃(Queen Camilla)、チャールズ国王(King Charles)、ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)、キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)Chris Jackson//Getty Images
この内容に王室関係者は激怒。新聞「ミラー」に「このような悲しい、つらい状況下で誰も知らないところで起きたことでも、王室に関することであれば明らかになるようだ」とコメント、女王の死にまつわることでも容赦なく暴露したスコビーや彼に情報を提供したと見られるサセックス側を非難している。「スコビーがターゲットにしているのは皇太子夫妻だから何も遠慮することなく書くだろう。これから数か月かけてナイフで傷口を開くだけだ」とも。
オミッド・スコビー(Omid Scobie)Sam Barnes//Getty Images
ヘンリー王子の回顧録『SPARE(原題)』ですっかり悪化してしまった王子と皇太子の関係。今回のスコビーの本がそれに追い討ちをかけるのか注目が集まっている。まずはスコビーがどこから情報を得て、何を暴露したのか全貌が明らかになるのを待ちたい。