国王の誕生日についてヘンリー王子とメーガン妃が情報をリークしたことに、国王スタッフは苛立っているという。
By ELLEgirl編集部公開日:2023/11/21

ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)、キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)、ヘンリー王子(Prince Henry)Stephen Pond//Getty Images
間もなくクリスマス。ロイヤルファミリーはノーフォークにあるサンドリンガムハウスに集まってクリスマスを過ごすのが恒例になっている。
またクリスマス当日には領地内にあるセント・メアリー・マグダレン教会でミサに出席。その後サンドリンガムハウスが昼食会が行われる。
これまではエリザベス女王が、昨年からはチャールズ国王&カミラ王妃がホストを務めてきた。
このサンドリンガムハウスの集いにヘンリー王子とメーガン妃が参加したがっているという報道が先週末浮上した。
王子と妃の友人が新聞「サンデータイムズ」に「王子と妃が国王の招待を断る可能性は考えにくい。快諾するだろう」と話していた。しかしまだ国王からの招待状は届いていないと語っていた。
その翌日、この集いのゲストリストが流出した。
テレビ局「ITV」のロイヤルレポーター、クリス・シップが「カミラ王妃が自分の子どもたち、孫たちを招いている」と報じた。
王子と妃に関しては触れていないので、ゲストリストに2人の名前はないよう。ニュースサイト「デイリービースト」はこのタイミングでゲストリストが流出したのは意味深だと報じている。
国王のスタッフが、王子と妃に関する憶測を封じるために手を回したのだと見ている。

メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)、ヘンリー王子(Prince Henry)Chris Jackson//Getty Images
同サイトの報道によると、国王のスタッフたちは王子と妃のチームに改めて苛立っているそう。原因は国王の誕生日。
11月14日に国王は75歳の誕生日を迎えたが、王子と妃が電話をかけて祝福したことがイギリスマスコミに大々的に報じられた。王子と妃はアーチー王子とリリベット王女が「ハッピーバースデー」を歌うビデオも事前に撮影、それを国王に見せたという。
同サイトによるとこれらはすべてサセックスチームがリークした情報。
このニュースに注目が集まってしまい、国王が最近始めた食品廃棄物を削減するための試みに関する報道が激減してしまった。国王のスタッフはそれに不快感を抱いている。
今回のクリスマスに関する友人も王子と妃のチームの計画と見た国王スタッフたちはゲストリストを流出させ、報道が盛り上がるのを早めに防いだと同サイトは報じている。
ちなみにウィリアム皇太子の友人は同サイトに「クリスマスをロイヤルファミリーと過ごしたいという考えはナルシスティックで妄想的」と発言。
「ヘンリー王子が回顧録にあのようなことを書いた後に、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が招待に賛成するわけがない。
チャールズ国王も賛成してくれるようには頼まないだろう」と語っている。サセックスチームが次にどんな動きをとるのか注目が集まっている。
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ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)
2023年11月21日 18:34東スポWEB
ヘンリー王子とメーガン妃と親しい王室記者による暴露本新刊「エンドゲーム」は26日に発刊されるが、夫妻は同書とは何の関係もないと夫妻と親しい関係者が証言した。英紙デーリー・メールが20日までに伝えた。
著者はヘンリー王子夫妻がお気に入りの王室記者であるオミッド・スコビー氏。しかし同関係者は、この本の内容がチャールズ国王とヘンリー王子が氷解する可能性を脅かすものだと指摘している。
夫妻は数日前、同書の内容が米国の雑誌に掲載された後、同書との関係を否定したという。
また前出の関係者は「夫妻が同書に深く関係している」という報道や、2人の最初の伝記「自由を求めて」を共同執筆したスコビー氏が「サセックス・キャンプ(ヘンリー王子一派)」の一員であるという報道をきっぱりと否定。
夫妻は同書と「距離を置く」としているという。
スコビー氏が夫妻の友人であり「チアリーダー」と呼ばれるほどの非公式広報的存在であることは周知の事実。
しかし14日にヘンリー王子がチャールズ国王に誕生日を祝福する電話を入れて「氷解」の兆しを見せたことが、夫妻の態度をひょう変させた模様だ。
だが国王も電話の内容が漏えいしたことについてヘンリー王子に激怒しているというから、話はややこしくなる。厳しく言えば責任逃れのようなものだろうか。
王室作家のフィル・ダンピア氏は「スコビーが彼らの代弁者であり、ヘンリー王子夫妻から直接的または間接的に情報を得ていることは誰もが知っている。
したがってチャールズ国王、カミラ王妃、あるいはウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃にとって有害なことは(同書により)事態をさらに悪化させるだけだ」と語った。
さらに「国王は常に息子のために扉を開いたままにしており、今後もそうし続けるだろう。
しかしスコビーの本の中にもっと重大な暴露があれば、和解の可能性はすべて後退するだろう」と同氏は警告した。
和解の兆しが出ては新たな火種が絶えないヘンリー王子とチャールズ国王の関係に、出口は見つかるのか。
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