[2023年11月23日9時28分]

英チャールズ国王(右)とカミラ王妃(ロイター)
英王室のチャールズ国王(75)が、疎遠になっている息子ヘンリー王子(39)との関係修復をめぐり、妻カミラ王妃との間で板挟み状態になっていると英OK!誌が報じた。
ドキュメンタリー番組や回顧録で王室批判を繰り返してきたことで、家族との間に深い溝ができているヘンリー王子とメーガン妃(42)夫妻が、14日の国王の誕生日に電話をかけてお祝いしたことが明らかになり、関係修復への兆しだと伝えられていた。
年齢的に誕生日やクリスマスをこの先何度も祝うことができないと理解している国王は、王子夫妻の2人の孫たちが家族の一員として一緒に過ごせるよう亀裂が入った息子との関係を修復することを望んでいるものの、他の家族にとっては簡単なことではないと伝えている。
英王室伝記作家のトム・バウワー氏は、「問題はヘンリー王子とメーガン妃があまりに大きな損害を与えてしまったこと。国王は解決策を望んでいるが、どう修復するのか想像するのが難しい」と述べ、王子との関係修復は国王にとって「苦痛でトラウマ的なもの」だとコメント。
特に王子の回顧録「スペア」の中で「危険人物」と評され、父親に再婚しないでほしいとお願いしていたことを明かされた継母カミラ王妃は、今も傷ついており、国王にとって関係修復の障害の1つになっているという。
また、「会話がない」とされる兄ウィリアム皇太子夫妻との確執も深刻で、兄弟間の傷を修復するのは事実上不可能とさえ言われている。
そんな状況下において、国王は他の家族の感情にも配慮しなければならず、それが王子との関係修復の大きな問題になっているという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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東スポWEB / 2023年11月22日 19時45分

メーガン妃(ロイター)
チャールズ国王は14日の誕生日にヘンリー王子から祝福の電話を受けて、その際メーガン妃とも会話。
孫のアーチー王子とリリベット王女からビデオを通じて「ハッピーバースデー」の歌を贈られていたが、実は以前からメーガン妃は孫の近況を国王へ内密にメッセージしていたという。英紙エクスプレスが21日に報じた。
26日に発売される夫妻の新たな暴露本「エンドゲーム」の作者オミット・スコビー氏が同書に記したもので、メーガン妃が義父であるチャールズ国王と連絡を取り続けていたことを取材過程で知り「驚いた」と書いている。
スコビー氏はメーガン妃と国王の接触について書いているにもにもかかわらず、2児の母であるメーガン妃は国王と「直接つながっていない」と主張した。あくまで第三者を介在したプライベートなラインということなのだろうか。
またスコビー氏はヘンリー王子夫妻と王室との緊張関係が続いているにもかかわらず、メーガン妃は2人の幼い子供たちに祖父である国王との絆だけは育んでもらいたいと考えている、と述べている。祖父の孫への愛情を考えれば、関係を保つための賢い方法ではあることは確かだ。
ある関係者は、国王からクリスマスパーティーへの招待状はまだないままで、ヘンリー王子は家族と一緒に盛大なクリスマスのお祝いを「いつも楽しんでいた」が、自分の子供たちがこれを逃すのは「残念だ」と語っている。
外部リンク
- 英国に帰りたい…ヘンリー王子 クリスマスを過ごす場所めぐり〝ホームシック〟と専門家は推察
- 責任逃れか ヘンリー王子とメーガン妃がオミッド・スコビー氏の暴露本新刊への関与を否定
- チャールズ国王がヘンリー王子との電話内容流出に激怒「非常に残念に思っている」
- ヘンリー王子&メーガン妃 チャールズ国王との復縁の狙いは「ビジネス」か
- ブラッド・ピットへ 次男が過激メッセージ「恐ろしく卑劣な人間」

ブラッド・ピット
2023年11月21日 13:41東スポWEB
米女優アンジェリーナ・ジョリーと元夫ブラッド・ピットの養子で次男のパックスさん(19)が、インスタグラムで父親であるピットを「世界クラスのクソ野郎」「卑劣なヤツ」などと呼び、下の兄弟4人は「恐怖で震えている」などと訴えていたことが分かった。英紙デーリー・メールが20日伝えた。
当時16歳だったパックスさんは2020年6月の父の日に、離婚した父への怒りを爆発させたもので、ピットとジョリーの離婚の直接的な原因になったとされる16年に起きたプライベートジェット機内での事件などに言及したものとみられる。事件とは、泥酔したピットがジョリーやパックスさんらに対して暴力的な振る舞いをしたとされるものだ。
同紙によると、問題のインスタ投稿は20年2月に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で米アカデミー賞助演男優賞を受賞し、オスカー像を手にしたピットの写真にメッセージを添えたもの。
メッセージは、「この世界クラスのクソ野郎へ、父の日おめでとうございます!!あなたは自分が恐ろしく卑劣な人間であることを何度も証明していますね」と書き出し、「あなたの前で恐怖に震える4人の下の子供たちに対し、あなたは何の配慮もしない」と続けた。
下の子供たちとは、ザハラさん(18)とシャイロさん(17)、15歳の双子ヴィヴィアンさんとノックスさんを指したもの。パックスさんの上には別の養子で長男のマドックスさん(22)がいる。
さらに、ピットが「家族に与えた傷を決して理解できない」とした上で、なぜなら「その能力がないからだ」とこき下ろした。
最後に、「あなたは私に最も近い人たちの人生を絶え間ない地獄に変えた。自分自身や世界に対して何を言おうが構わないが、真実はいつか明らかになる。父の日おめでとうございます、クソ卑劣なヤツ!!!」と結んだ。
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キャサリン皇太子妃が公式晩さん会に選んだのは、1930年代以来誰も身につけていなかった秘蔵のティアラだった。2023年11月22日

Photo: WPA Pool/Getty Images
キャサリン皇太子妃が11月21日(現地時間)、バッキンガム宮殿にて開かれた公式晩さん会に出席し、チャールズ国王夫妻やウィリアム皇太子らとともに韓国のユン・ソンニョル大統領夫妻を歓迎した。
晩さん会には王室メンバーをはじめ、170人のゲストが招かれ、ブラックピンクのメンバー4人も参加した。
この日、キャサリン妃はジェニー・パッカム(JENNY PACKHAM)による金糸刺繍があしらわれた白いケープドレスにエリザベス女王から譲り受けたイヤリングを合わせ、ロイヤルファミリーオーダーと呼ばれる黄色い徽章と紺色のサッシュ、そしてストラスモア・ローズ・ティアラを初めて着用した。
「コートジュエラー」によると、このフラワーモチーフのティアラは、エリザベス女王の母、クイーン・マザーことエリザベス皇太后のコレクションのひとつで、皇太后がジョージ6世と結婚した際に父ストラスモア・アンド・キングホーン伯爵からウエディングギフトとして贈られたものだそう。
1930年代に王妃が身につけたのを最後に秘されていたが、90年ぶりにキャサリン妃によりお披露目された。

Photo: WPA Pool/Getty Images
「キャサリン妃は、常にエリザベス皇太后の役割をお手本にしていることをシグナルに出してきました。皇太后のジュエリーを纏うことは、その表れです」と「コートジュエラー」のローレン・キーナは語る。
「国王の助けを得て、キャサリン妃はこのティアラを着用したことと思いますが、エリザベス皇太后に贈られてからちょうど100年の今年、身につけたことはふさわしいことだと思います」と話す。
2011年にウィリアム皇太子と結婚したキャサリン妃は、これまでも晩餐会などでティアラを身につけてきたが、これが4つ目のティアラとなるそうだ。
Text: Tae Terai
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