http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130107-OYT1T00521.htm?from=popin
> 政権誕生前から『インフレ目標2%』を掲げて、円安株高に多大な実績を挙
> げて来た「アベノミクス」ですが、巳年を迎えて一皮剥けて、いよいよ日本
> 経済再生総合事務局の仕事をスタートしたみたいですね。
ええ、大規模な金融緩和政策を打ち出して、既に「アベノミクス」ロケットの
燃料注入を終えていますから、これから財政政策を出動させて「打ち上げ」に
入るところですね。
> 補正予算の規模は総額10兆円と言われていましたが、最終的に12兆円に
> まで膨らんだみたいですよ!
▼安倍政権補正予算案は10兆円超規模で決定へ(13/01/07)
http://www.youtube.com/watch?v=kgtiavHS4mQ
▼補正予算総額12兆円程度、国債5兆円以上増発で最終調整(13/01/08)
http://www.youtube.com/watch?v=q9qZ_ZaPimc
まあ、昨年夏の時点のデフレ・ギャップが15兆円と推計されていましたから、
有効需要の不足を埋めるためには、そのぐらいは必要なのでしょうね。
▼日本経済の需要不足は15兆円 7~9月期、内閣府推計
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121115/fnc12111519230017-n1.htm
> 『デフレ・ギャップ』って、何ですか?
日本経済の潜在供給力と実際の需要量の差の事ですよ。
需要量の方が不足している場合を『デフレ・ギャップ』と呼びます。
> では仮に12兆円の補正予算が全て有効需要に為れば、『デフレ・ギャップ』
> は「15兆円-12兆円=3兆円」に減る?
実際には「乗数効果」を伴いますから、有効需要はもっと大きくなるはずです。
> じゃあ『デフレ・ギャップ』は、ほぼ解消される訳だ!
詳細は知りませんが、概ねその様に計算しているはずだと思いますよ。
『インフレ・ギャップ』として経済成長分を織り込んでいるのかもしれません…。
> でも、『デフレ』って「市中に出回る通貨量」の不足で起こる現象じゃなかっ
> たっけ…?
「お金」が足りないから「物」が買えない、即ち「需要不足」になる訳です。
去年の春、古典落語の「花見酒」のパロディを書いて、暗黙裡に日銀批判を遣りましたよね。
▼◇【現代落語】大東京人・熊と与太の花見酒
http://blog.goo.ne.jp/ayakikki/e/97b4c5aaa19fd560937824f564bb68cb
> でも、「お金」だけ貰っても「貯金」してしまえば、需要は増えませんよね…。
だから、民主党政権が行った「子供手当」などは、デフレ対策の効果が薄いの
です。インフラ建設などの公共投資に使えば確実に有効需要を生んで、かつ
「乗数効果」が大きいのですよ。
しかも、確実に「市中に出回る通貨量」が増える。
> では、「子供手当」は「バラマキ」で、「インフラ建設」はそうでは無い?
不要なインフラを造っても、「バラマキ」と呼ばれるでしょうけどね…。
結局「バラマキ」などと、安易な非難は慎むべきなのです。
財政支出の必要性や、目的と効果を良く考えて評価するべきです。
> なるほど!
> 甘利経済再生相は、今後も機動的な財政政策の実施を行うと発言しています。
> 我々もゼネコンに転職して、一儲け狙いましょう!
「金は天下の回りもの」です。
経済のパイが大きくなれば、その内我々の所にも「パイの切れ端」が回ってきますよ…。
> 波及効果ですか…。
> う~ん…その前に全部食い尽されてしまう気がする…。
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