【起業する理由】
安倍政権の適切な経済政策のおかげで、30年ぶりに本格的な起業ブームの時代がやって来た。
実は「起業する」事自体は、30年前より簡単な時代だ。
経営者になるのに「資格」も「学歴」も、そして「金」すらもいらない時代である。
必要なのは『夢』と『行動力』だけだ。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 03:14
起業して難しいのは、「継続」である。
土地、人、金、情報が経営資源と呼ばれるが、何れにしても「困難な状況」は次々に現われる。
それらに適切に対応しなければ、「継続」はできない。
経営者には、「継続する力」が求められることになる。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 03:15
では、「継続する力」とは何か?
私は、それは『覚悟』だと想っている。
これは、精神主義で言っているのではない。
『夢』→『行動力』→『覚悟』
という流れを考える時、結局『夢』を実現する「理由」と、その「価値」に思い至るだろう。
この時、その「価値」判断次第で『覚悟』ができる。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 03:16
これが、いわゆる「創業理念」と呼ばれるものだ。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 03:17
【企業の価値】
現代は、株式時価総額で「企業の価値」が判断される時代だ。
確かに、株式時価総額の大小によってその企業のパフォーマンスは大きく左右される。
社会的な「信用力」も変化する。
でも、よく考えて欲しい。
「株価」など容易に激変する時代である。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 05:10
株式時価総額が1年で倍増したり、半減するなど、多くの企業が体験している。
日本でバブルが崩壊した時には、含み損で奈落の底に転落した企業が続出した。
懸命に生き残った企業、活路を模索した企業、そして已む無く廃業した企業...
自ら死を選んだ企業経営者も多く見た。。。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 05:11
そんな時代の波の中で、ファーストリテイリングは積極的な海外進出で実に見事な企業再生を果たした。
グローバリズムの時代を先取りした事も成功の要因と云われるが、そんな単純な理由づけだけで説明できるものではない。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 05:12
私の世代にとって、かつての「ユニクロ」は廉価品の代名詞だったのだが、今では銀座に店舗を構える有名ブランドだ。
これが私が柳井社長を尊敬している理由なのだが、その経営戦略が好きなのでは決してない。
グローバリズムが産業の空洞化を招く事は、当時よく言われていた事で、実際そうである。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 05:13
トランプ大統領がアメリカ第一主義を声高に唱えるのも、ヨーロッパが保護主義に傾くのも、労働者の雇用の問題があるからだ。
戦後の日本は、雇用を増大し安定させる事と、政府に法人税を多く収める事で「企業の価値」を評価していた。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 05:14
※つまりは、ミクロ経済学的に言って、経営効率の低い企業が高評価を得ていた。。。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 11:13
柳井社長は、これらの日本的経営とハッキリ決別し、グローバルスタンダードへと舵をきったのだ。
日産がゴーン会長を迎え入れたのも、この理由による。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 05:15
外国人労働者の受け入れに賛成する人も反対する人も、「経営者の視点」が乏しいと感じるのは私だけだろうか?
これから「起業を志す人」には、ぜひ一度考えてみて欲しい。
経営を始めたら、必ず突き当たる「壁」なのだ。
— 川上 善久 (@zen_kawakami) 2018年12月6日 - 05:16