多忙な一日（後半）

予定より早く東京に到着！
足早に東京国際フォーラムへ向かう。そう、夕方からはYAMAHA主催の１年で一番大きなゴスペルのイベント「ゴスペルナイト2007」に出演したのです。

出番までには時間があるから、いくつかのグループの演奏を聴けるかなーと思って中に入り仲間に連絡すると、「メイクと衣装替えするんだから早く上に上がってこーい！！」って・・。
え？もう準備してるの？！早くない？
慌てて上（出番待ちのフロア）に駆け上がるとみんなもう着替えて準備万端。
トイレに行くとメイクしてあげてたり、衣装を整えてあげたりする仲間達がいるし。

何ででこんなに気合い入ってるのよー！と、あっけにとられていると「はい、ここに座る！」と引っ張って行かれて、メイクされ放題。舞台用のメイクって派手目じゃないと目立たないし自分じゃできないんだよね。
やってくれる友達がいて、本当に良かった。感謝！
顔ができたら、衣装に着替え。
今年うちのクラスは色違いのお揃柄で統一。集合写真撮ったらお花畑みたいで可愛かったよー。衣装そろえるとクラスの一体感が生まれるから良いよね。自然と協力するしみんな仲良くなるし良いチームワークができると思う。準備は大変だけどね。

ずいぶん早い時間から準備したと思ったけど、すぐに整列の時間になってしまった。
リハに出てないからどうも本番って気がしないんだよね。今年の舞台設定がどうなってるかまだ見てないし。
でもみんなのド派手衣装とか、普段とあまりにも違う格好を見たら、いよいよなんだなーと気合いが入ってきた。
しかし・・・、うちらのチームってホントに派手だわ。他のところは色統一してるのに、うちはできるだけ派手にして、着たいものを着る！！って感じ。個々が派手だから集まると、何じゃこりゃ？今からお祭り？みたいな雰囲気。

これが良いのよね、これが！さて、思いっきり歌いに行きますか
すぐ隣がソプラノで、しかも他クラスの友達、Nちゃんとkakurekumano3！すごい。こんな大舞台なのに隣で歌えるなんて。普通あり得ないから！勝手にテンション上がりまくりでわくわくしてきた。でもこの二人、声でかいんだよなぁ。負けてられません！！

先生からは慌てないで、落ち着いていこうという指示。どうやらリハではめちゃくちゃ走ったらしい。そんなことじゃ、本番なんてもっとじゃない？！心配だ・・。

１曲目「In The Sanctuary」
最初だから緊張気味。走らないように注意しながら歌った。歌詞はやっぱり間違えた。
でも、全体としても走らないで歌えたんじゃないかな。まあまあかな。ちょっと迫力が足りなかったかもしれないけど。
この立ち位置、テナーなのに後ろから声が聞こえてくるどころか、ソプラノの声しか聞こえないよ！
次の曲、音やばいのに大丈夫かなと不安が走る・・・。

２曲目「Holy Is The Lamb」
前日までやばいって言っていたわりには、上手くいったかも。１曲目よりボリュームも上がったし、テンポも守れたし。
ただ、個人的にはやっぱりソプラノに引っ張られた。隣にいるジャイの声を頼りにしてどうにか元に戻ったけど。
後ろに同じパートがいるのにどうして聞こえてこないかね？！

３曲目「The Blessing Of Abraham」
あー、もうこれで最後かぁ。始まっちゃうとあっという間だよな。最後だしノリノリで行きましたよ！
これは余裕でソプラノの友達と絡みながら歌った。「The head not the tail～」からは振りやっちゃったし、It's your～は飛んじゃったし。隣のジャイも飛んでた。妊婦なのに・・・。
でも楽しかったー！超盛り上がったよ。多少走ったけど、あれくらいしょうがないでしょう。
心おきなく歌いきりました。気持ち良かったなぁ～。

３曲あっという間でしたが、全力で歌いきりました。
舞台降りた後は、恒例の写真撮りまくり大会！！これもまた、ゴスナイの楽しみなんだよね。写真撮った皆さん、各自のカメラのリスト見せてねー！！そして焼き増しよろしく。

聞きに来てくれた友達が途中で応援してくれたりして（しっかり聞こえたよ！）嬉しかったです。遠いのにどうもありがとうございました。

去年まで同じクラスでゴスペルをやっていた後輩も遙々盛岡から応援に来てくれました。
観客だけど、評価は厳しいはず。。うちの演奏がどうだったかを訪ねると、ひいき目ないしで良かったと。。特に２曲目、３曲目がすごく良かったと言ってもらえました！よかったー。彼女も観客として聞くのは初めてだから、他グループの曲をゆっくり聴けて楽しんでいたようです。彼女の評価をいろいろ聞いて面白かったよ。

こうして無事にイベントは終了し、夜は打ち上げ、大宴会で盛り上がったのでした。
長くて多忙な一日だったけど、こんなに楽しいイベントが詰まることなんてないから充実してたなぁ。
やっぱり両方出て良かった