7月中旬に滋賀県に引っ越しました。
夫の所属する部署が丸ごと三重から滋賀に移転という大規模な異動があったのです。
会社も家も引っ越しで、どの家庭の旦那さんも大変なことになっていました
三重は社宅があるから自動的にそこに入ればよかったのですが、滋賀には社宅がないのです。
どうなる事かと思っていたら、いろいろとルールがあるんですよ。
基本は、会社が用意した物件の中から選んで希望を出す。
この場合、大元の賃貸料とか新旧は関係なく、広さで負担額が決まる。
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これがよくわからない決まりで、超古いアパートで大元の賃貸料が安くても
広ければ負担額は高くなるし、新しいオートロック付きのマンションでも
狭ければ負担額は安い。
実際に例を挙げると、
築1977年4LDK木造アパート、大元賃貸料50000円→負担額19000円
築1993年2LDK鉄筋マンション、オートロック、システムキッチン付き、大元賃貸料65000円→負担額19000円
どう考えても会社が損してると思わない?
どうやら居住者一人当たりの面積でお金を出す計算らしいです。
さらに不動産屋さんに会社が出した条件として、「まとまった数で部屋が空いてる物件」
だそうで、不動産屋さんは頭を抱えていました。
この条件さえなければもっといい部屋を紹介できるのにって・・・。
そんなこんなでいくつか上がって来た物件の中から選んだ訳です。
自動的に入れる社宅があるのが楽でいいんだけど、選ぶのも楽しかったよ!
部屋数としてはかなりあって、一カ所に人気が集中してもだいたい入れるくらい余裕がある感じでした。
書類をもらって間取りと写真だけ見た段階で、ここは希望する人が多いだろうけど、部屋数も多いから
希望すれば絶対に入れるだろうってマンションがありました。
駅も割と近くで綺麗そうだしシステムキッチンだし、いいなーと思ったけど
また会社の人が周りにたくさん居る事になるのはちょっと。。。と夫は言うし、
三重の社宅よりかなり負担が増えるし、社宅にそこまで払うのはもったいない!と判断し、見る前に却下。
なるべく三重の時と変わらない負担額の部屋を基準に、間取りと立地で第3希望くらいまで絞って
部屋を見て廻りましたが、やっぱり順位は変わらなかったな。
部屋を見る前に土地の雰囲気でピンと来た所が第一希望だったし
最後に会社が追加した物件で大人数家族用の部屋も一応見せてもらったけど、確かに広くて綺麗。
でも二人では贅沢すぎるし、やっぱり広いから高いんだよね。
(とは言っても都内で普通に賃貸している人には申し訳ないくらい安いけど)
ここもきっと希望が集中する物件だとは思った。
この辺りで一番大きなショッピングモールのすぐ近くだし、いいなとは思ったけど
私はマンションの雰囲気があんまり好きじゃなかった。
希望が出そろって蓋を開けてみると、予想は当たってた!
最初にいいなと思ったマンションはやはり人気が集中して10家族が入る事に。うわー。社宅状態だよ。
お隣も上も下も会社の人!希望から外してよかった。
その他の家族は最後に見たマンションと、もう一つのマンションに収まった形。
みんなお金出してもいい部屋に住みたいんだなー。あの社宅からだから気持ちは分かるけど。。。
その三つのマンション以外を希望したのはなんと私たちだけ!
確かにアパートだし、古いけどね(笑)
でも周りの雰囲気がいいし、彦根城に近いのが気に入ったんだ。
あとはここの住所は「中藪町」って言うんだけど、夫はその住所が気に入ったらしい。
自分の旧姓が入ってるからね。。。
そして最後に周りに会社の人がいないときたら、もうお気楽ですよ
離れたくなかった社宅の友達は家を買うって言うから論外だし。
(その家もちょっと遠いんだよね。自転車で行けるけど)
家選び、ひとまず成功でした