★こんなメールをいただきました。
こんにちは。
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今朝(2月4日)、新聞を開くときれいな赤い色がパッと目にとびこんできました。「きみちゃん」のマフラーの色でした。
昨年の12月14日、私たち母娘はきみちゃんに会うことができました。「唱歌・童謡ものがたり」やBSフジの「東京の散歩道」できみちゃんが渡米せず9才でひとり逝ったことを知り、この像を訪れたいと思っていたのです。いちばん嬉しかったのは、山本さんのように優しい小父さんに見守られていることがわかったことです。
「今のきみちゃんは幸福よね」 「ほっとしたよね」 といいながら坂を下っていったことです。
きみちゃんはたくさんの方の心を動かしているのだと今日の記事を読んであらためて思いました。六本木ヒルズ、東京タワーと14日は見てきましたが、今なお印象に残っているのは、それらではなく、きみちゃんの中空を見つめるまなざしです。きみちゃんのようなまなざしで空を見つめている子どもがきっと世界中には多くいるに違いない。そんなことを娘と思いました。
我が家の近くにアンネ・フランクの像があります。5月、像を取り囲んでバラが咲き誇ります。その頃こちらに来られる機会があればご覧いただきたく存じます。 お元気で
兵庫県西宮市 M&E.A
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朝日新聞2月3日朝刊の社会面に紹介された「きみちゃんの赤いマフラー」の記事、関西では翌4日に掲載されたようです。昨年末にきみちゃんの絵はがきを買いに寄られ、少しお話しした母娘さんが新聞を見てわざわざメールを下さったものでした。この日、Aさんのように記事を見て遠くからきみちゃんを見に来られた方が何人か寄って下さいました。明治44年9月、9才で亡くなったきみちゃんは、今もまだ9才のまま世界の恵まれない子どもたちのために歩き続けているようですね。子どもたちのためにも、この赤い靴のチャリティーはみんなで続けていかなければと思うのです。
(右上の写真はAさんのメールに添付されたアンネ・フランクの像、左は赤いマフラーのきみちゃんです)
赤い靴はいてた女の子「きみちゃん」