★ 「雨水」にいただいたReメールです。難病で視力をほとんどなくした友人が、見えない目でReメールをくれました。拡大したモニターに一字一字探すように打っているのだろう姿を思うと、ありがとうの気持ちでいっぱいです。こんなメールでした。
雨水、春もすぐ。私もフェイスブック登録していますが、あまり見ていません。人皆異なる人生観を持って生活しているわけですが、私もよく考えることがあ ります。過去を思い喜んだり後悔したり、でも過去は戻らない。では未来は、どんなに考えても思ったようには進んでくれない。その日その日最善を尽くして過 ごす以外は無いと思います。自分も仁ほどではないが、大病に苦しんできた。神や仏の存在を信じない自分ですが、亡くなった父母、次兄に嬉しいことがあれば 「ありがとう」、つらいことがあれば「どうすればいい」と問いかけることがある。何か一緒に考えてくれているような気がして、出した答えに何かほっとす る。
小泉元首相の原発反対講演での言葉、「まだまだわれら高齢者も・・・」と言う一節に興味を覚えました。それは、憲政の神様と言われた尾崎幸雄の晩年の言 葉、「人生の本舞台は常に将来にあり」。94歳で亡くなる少し前の言葉で、幾つになっても過去を振り返りながらも、先を先を見て進む、まだ自分の大仕事は 残っているぞと自分に言い聞かせていたのでしょうね。通り過ぎた大病は、今は結果として、いい思い出のはず。これからも病はやってくるでしょうが、お互い 乗り越えてきた過去です。楽しみや喜びの中で、先を先を見つめていこうではないですか。
先日、ドームで開催中の世界蘭展を一人で見てきました。一人で出かけるの一年ぶりでした。目を悪くしてから本当に出不精になり、でも何かほっとして、ゆっくり3時間ばかり見て歩きました。二、三年先が楽しみ花を4つばかり購入してきました。楽しみです。