★子どもがまだ小さいときにはクリスマスが近づくと、それとなく 「サンタさんに何か頼んだのか」 と欲しいものを聞き出していた。さすがに二十歳過ぎの大学生にそんなクリスマスは無用なのだが、イブの夕食の時冗談交じりのおとなの会話で聞いてみた。
「今年はサンタさんに何か頼んだのか」
「あっ、いけない、たのむの忘れてた」
「そうか、残念だなぁ。もう間に合わないだろうね。何かたのみたいものあったのか」
「まぁね、ビデオチューナーとブルーレイDVDチューナー」
「そりゃぁ急に言われたも、サンタさん準備できないだろうね」
「前もって言ったってサンタさんに断られたかもしれないよ」
「どうして」
「景気悪いんだろう、サンタさんだって」
サンタクロースを信じていた頃が懐かしい。それでも、こんな会話の出来ることをサンタさんに感謝したい今日この頃である。
「今年はサンタさんに何か頼んだのか」
「あっ、いけない、たのむの忘れてた」
「そうか、残念だなぁ。もう間に合わないだろうね。何かたのみたいものあったのか」
「まぁね、ビデオチューナーとブルーレイDVDチューナー」
「そりゃぁ急に言われたも、サンタさん準備できないだろうね」
「前もって言ったってサンタさんに断られたかもしれないよ」
「どうして」
「景気悪いんだろう、サンタさんだって」
サンタクロースを信じていた頃が懐かしい。それでも、こんな会話の出来ることをサンタさんに感謝したい今日この頃である。