麻布十番未知案内 BLOG編

麻布十番のこと、赤い靴の女の子「きみちゃん」と「きみちゃんのチャリティー」のこと(HP編 http://jin3.jp)

★六つの「赤い靴の女の子の像」 みんな見せます!

2009年12月04日 | 赤い靴
★「十番だより」12月号に寄稿しました。
DISCOVER JUBAN   麻布十番再発見   -21-
  赤い靴の女の子「きみちゃん」 -4-

 不自然に広い道幅の道路だったところに、多目的広場「パティオ十番」が出来たのは昭和61年(1986)でした。そのパティオ十番が建設省(現国土交通省)から「手づくり郷土(ふるさと)賞」を受賞、平成元年には麻布十番で亡くなった薄幸の少女を偲び、母子の愛の絆の大切さを訴えて「赤い靴の女の子・きみちゃん」の像が創られました。
 きみちゃんの足もとに置かれた十八円から始まったチャリティーは、二十年間途絶えることなく続けられ、世界の恵まれない子どもたちのために役立っています。きみちゃんのお話と子どもたちのためのチャリティーは多くの共感を呼んで全国に広まり、今、六つのきみちゃん像が子どもたちに温かな愛を呼びかけています。その六つの像をご紹介します。
それぞれに優しいまなざしのきみちゃんがとても印象的です。みなさんも是非一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
 この欄を書き始めて二年、あらためて時間の速さを感じています。時間の速さは一定で、その長さも万人に等しく同じはずですが、歳とともに時間の速さ、長さは一定ではないと感じるこの頃です。加齢とともに、人を通過する時間は速く、短くなっていると思いませんか。わずか三枚のこの原稿、仕事の合間に、あるいは夜遅くに書くのですが、同じ時間が短く感じられるのです。私の一日は24時間ないのかな、一時間が50分しかないのかなと時間の速さ短さを思います。ますます速く短くなる時間を、大切に使いながら健康に過ごせたらと思うこの頃、そろそろこの欄も「お開き」にと思いました。二年間お付き合いいただきありがとうございました。
こころより厚くお礼申し上げます。       ローリエヤマモト 山本仁壽

※これは「十番だより」へ寄稿をやめることです。このサイト&店声仁語はまだまだ老骨にむち打って続けますよ。(*^_^*) 



「赤い靴はいた女の子」
横浜・山下公園
1979.11.11.
山本正道 作



「母子像」
静岡・日本平
1986.4.
高橋 剛 作



「きみちゃん」
麻布十番
1989.2.28.
佐々木至 作


「母思像」
北海道・留寿都
1991.10.
米坂ヒデノリ 作


「赤い靴・親子の像」
北海道・小樽
2007.11.23.
ナカムラ アリ 作


「赤い靴 少女像」
北海道・函館
2009.8.7.
小寺真知子 作



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2 コメント

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グリークラブOB山本先輩へ (小林和司)
2010-12-18 11:51:22
山本先輩

 グリークラブ部長を拝命しております、小林でございます。グリー50周年誌の一言欄を拝見して、先輩のブログから.赤い靴のお話を大変興味深く読ませていただきました.紳士洋品店ローリエヤマモトの方も、とても興味があります.麻布十番はおそらく一度も訪れたことがありませんが、今度歩いてみようかと思っております.それでは、どうぞ良いお年を。
                    小林和司より
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コメントありがとう (山本 仁)
2010-12-18 12:23:56
グリークラブ50周年にあらためて時間の早さ、大切さを感じています。私は4期生ですから貴兄とは随分と年齢差がありますが、こうして思いを書けることIT時代の良さでしょうか。本家「麻布十番未知案内」http://jin3.jp
に赤い靴の女の子のこと詳しく書いていますのでご覧下さい。メールをいただけたらうれしいです。 仁3
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