★ 小満
万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る(暦便覧)。陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味だそうです。
道端の雑草が気になって、あらためてその美しさを再確認する今日この頃です。タンポポの綿毛を鉢に植えて3週間、来月には鉢植えのタンポポが咲くかもしれません。小さなピンクの花を咲かせるムラサキカタバミや黄色い花のアカカタバミ、どちらも1cmほどの小さな花ですがきれいな花です。雑草と言うのはかわいそうな感じですが、昭和天皇のお言葉の「雑草という草はない」を思い出していました。「どんな植物でも皆名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草と決め付けてしまうのはいけない。注意するように」と話されたと言われています。昭和天皇ご生誕120周年記念企画展が国立科学博物館で開催中なのですがコロナ禍で行けないのが残念です。
ワクチンの接種はお済みでしょうか。わかりにくい予約制度ですが、皆さまが一日も早く接種を受けられ少しでも安心してすごせますようにと思う今日この頃です。
二十四節気「小満」、いつものNPO“PTPL”の美しい映像をご覧下さい。
小満 5月21日(金)~6月4日(金)
山野が緑にみちあふれ、麦刈りの頃となる
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2021.5.21.