理想国家日本の条件 さんより転載です。
「夜明けを信じて。」の初日舞台挨拶 「鬼滅ではなく、魔滅の悟りを描いている」千眼美子
2020.10.16 https://the-liberty.com/article.php?item_id=17680
スペイン・マドリード国際映画祭・長編外国語映画部門の最優秀作品賞など、すでに世界6カ国で28もの賞に輝いている映画「夜明けを信じて。」が16日に公開された。初日舞台挨拶が行われたシネマート新宿では、主演の田中宏明さん、共演の千眼美子さん、長谷川奈央さん、芦川よしみさん、石橋保さん、そして赤羽博監督が登場した。
命がけで体当たりで取り組めた
主演を務めた田中さん。
自らの思想を世に広めるために命をかける大手商社マン・一条悟役で映画初主演の田中さんは、「プレッシャーしかありませんでした」と初挑戦に緊張しきりも、「その分、自分には捨てるものがありませんでしたので、命がけで体当たりで取り組めました」と明かした。
悟の初恋相手・水瀬千晶役の長谷川さんは、そんな田中について「田中さんは初主演で、撮影では緊張されているのかと心配したけれど、現場では役そのものになっていて爽やかな出で立ちでした。私の方が緊張していた」と回想。田中さんは「いや、ずっと緊張していましたよ!」と否定するも、千眼さんからも「凄く堂々とされていましたよ!」と座長ぶりを賞嘆されていた。
「魔滅の悟り」を描いている
ヒロイン役の千眼さん。
悟に思いを寄せるヒロイン・立花美穂役の千眼さんは、愛する人のためなら自分から身を引く切なくも強い女性を演じ、その役柄との共通点を聞かれると、「それがお恥ずかしながらあまりなくて……」と照れ笑いで、「美穂とは逆で、私はどんどん追いかけていくタイプだと思っていましたが、最近になって、身を引かせちゃったことが多かったのかな? 私の方が捨ててきたことの方が多かったかも! 自分でも今恐ろしいことを言っているなぁと自覚しております。でも舞台挨拶ですからね!」とぶっちゃけ。
さらに「世間では、同日公開の映画『鬼滅の刃』が話題になっているとは思いますが、こちらは現実世界の『魔滅の悟り』を描いているので、みなさんにはぜひその世界観を楽しんでいただきたい」とアピールしていた。
3度目の共演で夫婦役を務めた石橋さんと芦川さん。芦川さんが「プライベートでも一緒にご飯を食べたりしてるので、もう阿吽の呼吸です」と良好な関係性を明かすと、石橋さんは「もはや"帰ったら風呂を沸かしておいてね!"と言ったくらいです」とジョーク。田中さんについて「初主演とは思えぬ上手な人。僕にも演技を教えて」と石橋さんが言うと、芦川さんも「色気を感じます。まるで女優さんみたい」とその美貌を褒めて、石橋さんは「ニヤッと笑うと色っぽいよね」と夫婦漫才さながらのトークラリーを繰り広げていた。
赤羽監督は「皆さん僕の言うことは何でも聞いてくれるので、非常にスムーズな撮影になりました」と充実した撮影現場の様子を紹介し、「田中君は顔が小さいし、男としてやきもちを焼きたくなるくらいの顔。僕は顔がデカくて背が低いからね」と自虐を披露し会場の笑いを誘った。スペイン・マドリード国際映画祭での快挙については「幸せ」と喜びを露わにした。
さらにイベント内では、マドリード国際映画祭の受賞に続き、10月15日から開催されている米サンディエゴ国際映画祭の公式選出作品となるなど、本作がすでに世界6カ国で28冠に輝いていることも発表され、公開初日からさらなる盛り上がりを見せた。
最後に主演の田中さんは、「素晴らしい映画になったので、世界の方々にも観てほしい。僕自身も、演じた一条悟からさまざまなメッセージを受け取りました。多くの方々に観ていただき、みなさんの人生が明るく前進することを祈っております」と大ヒットを祈願した。
『夜明けを信じて。』
【公開日】2020年10月16日 全国ロードショー【製作総指揮・原作】大川隆法【キャスト】出演/田中宏明、千眼美子、長谷川奈央、並樹史朗、窪塚俊介、芳本美代子、芦川よしみ、石橋保【スタッフ】監督/赤羽博、音楽/水澤有一、脚本/大川咲也加【製作等】製作/幸福の科学出版、製作協力/ARI Production、ニュースター・プロダクション、制作プロダクション/ジャンゴフィルム【配給等】配給/日活、配給協力/東京テアトル【公式サイト】https://yoake-shinjite.jp©2020 IRH Press
Story
1991年7月15日、東京ドーム。この日、宗教家・一条悟の大講演会がはじまろうとしていた。マスコミも大々的に報じ、日本中が注目する一大イベントの模様をレポートしているアナウンサー・立花美穂。そのテレビ画面を見ている裁判官の水瀬千晶。そして郷土の母や学生時の友。さらにかつての会社員時代の同僚や上司たち――それぞれの胸に去来する悟との日々が回想される――四国の小さな町に生まれ、一流大学を経て大手商社に就職。若くして社長候補と期待されるエリートの道を歩みながら、突然退職し、姿を消した一条悟。なぜ、彼は約束された将来を捨て去り、宗教家になることを選んだのか。どうして愛する人たちにも何も告げずに、ただ一人往くことを決めたのか――そして、いよいよ大講演会の幕が上がりはじめる。
【関連動画】
メイキング映像
【関連サイト】
「夜明けを信じて。」の公式HP
【関連書籍】
『「夜明けを信じて。」公式ガイドブック』
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2020年10月7日付本欄 映画「夜明けを信じて。」のメイキング映像が解禁
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