箴言集 「仕事への言葉」大川隆法著 より
「仕事への言葉」99 自分がこの世を去ってから後のことを遠望せよ。
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人間の本質は魂であり永遠の生命である。
その魂が肉体に宿りこの世に生まれてくるのだ。肉体は両親からいただいたものであるが、心(魂)最初からあるものであり、同じ兄弟でも魂は異なるものである。
この魂を磨くために人間に宿り、体を使ってその念いを実現させている。
体を維持するために食べなければならず、仕事を通じて生活をしながら魂を磨くことになる。その仕事はあくまで魂を磨く手段であり目的ではない。
つまり仕事が魂人生の全てと思うのは間違っているのだ。その仕事を通じてどれだけ魂が磨かれたか、知恵となったかが神様から問われるのだ。
肉体を元の若さへと戻せたならば、仕事のやり方も変えられるが、若さへと逆行はできないのだ。やり直したいならば生まれ変わるしか方法はない。
死後の世界はあるのだから、肉体はなくなっても魂は存続し、その念は続いている。その時の魂は肉体を持って己を磨いたが、やり残したものが宿題=カルマとなるのだ。そして、そのカルマの解消・完成を目指して、次の地上の
肉体に宿るのである。そのために地上の環境(国、時代、親両親)を選び、再び過去の記憶を一時的に忘れ(これは神仕組み)、ゼロからの出発をするのである。これを魂の発展のために作られた「転生輪廻」と言う仕組みなのだ。
この仕組みを知って肉体にやどり生きるか、知らずに強制的に人間にさせられて生きるかの違いは大きい。
自分がこの世を去ってから後のことを遠望できるのは、この神仕組みを知らないとできないものです。
そんな神仕組みは納得できない!と思っても、魂を作った親である神様には逆らえません。親不孝ではない神不孝になります。いわゆる無神論、唯物論になり、肉体に振り回された記憶だけだとなり、地獄で勉強させられます。