Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

ピアノに触れる日々

2022-05-02 08:41:45 | Art&Mujic

昨日はほぼ終日雨。

ひんやりとした雨の日って、晴れている日より絶対眠くなると思いません?そりゃ晴れていても眠くなる私ではありますが、昨日の午後、ブログの下書きをしようとパソコンの前に座って

いても数分ももたずにうとうとしてしまい、一文字も入力しないまま。

先日の不整脈についてはその後症状はありませんが、元々心拍数が多い私、ちょっと動くだけで心臓がせわしなく動きます。そうなるとまた途中で「一休み」するのではないかとなんだか

気になってしまう小心者。

気にしないようにする、と思うこと自体が既に気にしているということの表れなんですね。

 

さて、ペン習字のことについて昨日は書いたけれど、その他に最近続けてやっているのがピアノ。って言ってもキーボードですが。

数か月前に「ジャズハノン」の本を買って練習を始めました。まぁそれなりに楽譜に書いてある通りに弾くくらいはなんとかできるようになっていましたが、最後のほうになって大きな

壁にぶち当たることに。

その壁は、私の手が小さくて鍵盤を押さえきれないこと。せいぜい1オクターブプラス1つまでしか指が開きません。おまけにばね指とかあるんだもの。

1オクターブ以上に加えて5本の指で一度に押さえる、なんて芸当?はとてもできたものではない。で、どこかの音を外そうかと思っても、なんだか印象が違ってしまいそうで。

特にジャズって複雑な音の絡み具合がいい味わいになるものだと私は思っているので、どの音も鳴らしたい。のに、出来ない。

そのジレンマに勝てず、仕事に行っていたこともありますがその後ピアノに触らない日々に。

そして今年に入ってからだったか、テレビで今田耕司さんが「戦場のメリークリスマス」を弾いているのを見ていたら急に、また弾きたい!と思ったのです。

ずっと「戦場のメリークリスマス」は好きな曲だったので、彼に弾けたのだから自分でも弾けるだろう、と楽譜を探しました。

どこかへ買いに出かけてもよかったけれど、ダウンロード出来るサイトを見つけたのでそこで中級レベルの楽譜を購入。自宅でプリントアウト出来るので手軽で便利です。

ただ普通のA4サイズのコピー用紙に印刷したので、少々頼りない感じは否めず、楽譜の裏をマステで張ってつないでいるけれど、ほんの少しの隙間が出来てテープ同士がくっついてしまうのが

少々残念ではある。でも使うにはそれほど問題なし。

 

前にも多分書いているけれど、私はピアノを習ったことがありません。習ってはいないけれど、姉たちが練習しているのを聞くとはなく聞いているうちに、メロディーやリズムを覚えて

見よう見まねでそれっぽく弾けるようになりました。耳で聞き覚えるって、結構大事だなと思います。

今家になる楽譜の多くは、昔姉たちが習っていたときに使っていたもので、ほとんどクラシック。

先の「戦場のメリークリスマス」を弾いているうちに、なんとなく昔弾いていたクラシックも弾きたくなって、毎日少しずつピアノに触れるようになり、つい先日、ショパンの「雨だれ」を

ダウンロード。これも昔弾いていたもの。

思った以上に手が覚えていて、自分でも驚き。ジャズハノンほどではないものの、やっぱり指が届かないところもありますがそこはなんとか誤魔化して?弾いています。

ストリートピアノで華麗に弾けるようになるのはなかなか難しそうだけれど、自宅で楽しむには充分かな。今はこのショパンの「雨だれ」とエチュード、ドビュッシーの「月の光」の

3曲を練習中。こうして指を動かすのって、多分認知症予防にも役立つと思うんですよね。上手くなるのには限界があるかもしれないけれど、認知症予防だけでも充分。

 

そんなふうにピアノに触れる日々なのですが、この前ふと気づいたことが。

それは、キーボードの音がキーによってペダルを踏んでも音がしっかり伸びない、ということ。

ここ、もう少し余韻が欲しいとこなのに、と思うのに、すぐに音が止まってしまうんです。どういうこと?一度ヤマハに問い合わせたいなと考え中です。

今朝はひんやりとしていて、なんだか寒くて仕方がなく、今もこたつにあたりながら書いています。もう5月だっていうのにね。でも今週半ばあたりにはこたつふとんを片付けられそうです。


久しぶりの展覧会へ

2022-04-05 05:51:27 | Art&Mujic

ロシアのウクライナ侵攻はなかなか収束しませんが、我が家の冷戦はほぼ収まりました。自然解凍、じゃなくて自然解消と言ったところです。

昨日の朝のうちまでほとんど会話なかったんですけどね。でも、義母の胃瘻のペグ交換などで一緒に出かけたりしたので、どうしてもしゃべらなくてはならないことになってしまうわけで。

こういうとき、お互いに会話がぎこちなくて。しばらく「リハビリ期間」が必要になるのが常。厄介に思うこともありますが、これも相手あってのことなので。

 

さて、今日は予定を先延ばしにしたゴッホ展へ友人と出かけます。

もしかしたら見られないかもしれない・・・と一時は危ぶまれましたが、昨日の義母の様子を見ているとしばらくは大丈夫そう。

この前展覧会に行ったのって、いつだったか・・・確か新聞屋さんから招待券をもらって、新工芸展へ行ったのが最後だったように思います。

コロナ禍になってからせいぜい年に一度くらいしか行けていないと思いますね。それも名古屋以外の美術館には全く行けなくて、去年や一昨年の展覧会はどちらも松坂屋美術館だったはず。

デパートの中の美術館がよくないと言っているわけではないけれど、やっぱり独立した美術館での展覧会が見たいと思ってしまうのです。

同じように、コンサートも全く行けていません。

アートや音楽に触れる機会がないことが、こんなに心を干からびさせるとは。どちらも生きていく上で大切なんだということを、コロナから教えられました。

今日は充分楽しんできたいと思っています。名古屋の桜はそろそろ散り始めていますが、桜吹雪の下を歩けたら最高でしょうね。

 

そういえば、昨日あたりから本格的に新年度が始まった感が強いですね。それは、テレビやラジオ番組のレギュラーの交代で感じられます。

好きなレギュラーさんの交代は本当に残念に思ってしまう私。それもじき慣れるのでしょうけど、なんだか仲の良い友人や知り合いが遠くへ引っ越してしまったような気分。

もっと、新たな出会いを喜べる自分でいたいけれど、実際には年齢とともにそういった機会が減ってくるのも事実。

どちらかというと引っ込み思案で、自分から話しかけることは苦手。こういうとき、先日喫茶店で会った95歳のおばあちゃんのように、誰にでもフランクに話しかけられる人に憧れますね。

明日明後日と畑に出かけますのでブログはお休みです。畑周辺の春はそれはすばらしいものなので、よい写真を次回はお届け出来るといいなと思っています。


久しぶりの展覧会に向けて

2022-03-28 06:02:58 | Art&Mujic

                     

暖かくなってきて、我が家の花たちもどんどん開花が進んできました。写真は八重咲のカランコエ。

ラベルに「頭がよくなる」と書かれていることがありますが、科学的根拠はないそうです。これを置いただけで頭がよくなるのなら、みんな東大に合格しちゃいますよね。

玄関先に置いてありますが、もうひとつ、ビオラの鉢も。

                  

黄色やブルー系の花色が好みなので、今年は違う感じにしよう!と意気込んで買いに行っても気づくとまた同じようなのを選んでいるんです。

白い花も好きなんだけれど、外壁が白っぽいのでなかなか選べません。このビオラを植えてある鉢はひびが入っているので、花が終わったら処分しようと思っています。

 

鉢の処分と書きましたが、我が家にはうんざりするほど植木鉢があるんです。多分義父母が買ってきたものがほとんどじゃないでしょうか。

不燃ごみは月に一度の収集なので、一度にどーん!と出すのも気が引けて。でもそんなことを言っていたらいつまで経ってもなくなりません。無傷のものもあったりするけれど、誰かに

使ってもらうわけにもいきません。

お店に行くと、たくさんの植木鉢が置いてあるけれど、いったいどれくらい売れるんでしょうか。毎月のように行く園芸センターの品揃えは、それほど変化がないように思います。

軽いほうが使いやすいと考えるとプラスチック製になりますが、エコのことを考えると使わないほうが世の流れ。この先は新しく鉢を買うことなく、手持ちのものを使っていくことに

なりそうです。

 

今日の午後、義母が退院します。

正直、退院後のほうが容態の急変など心配ではあるわけですが、恐れてばかりいても仕方ない。

一旦キャンセルした友人とのお出かけを打診してみました。またドタキャンになるかもしれないけど、ゴッホ展、行く?って。

現在友人はバイト真っ最中なので、ダメならひとりで出かけるつもりだったけれど「行きたい!」と速攻での返事が返ってきたため、いそいそとチケットを購入してきました。

コロナ禍になってから、こうした展覧会は入場日時指定がほとんどになっていて、余裕のある場合のみ窓口でも当日券を販売する形。

ゴッホ展のチケットはローソンやミニストップにあるLoppiでの発券になっているけれど、名古屋ではこのふたつのコンビニとも、店舗数がかなり限定されるんです。

多分今一番多いのがファミリーマート、次いでセブンイレブンではなかろうか。我が家の近くにもこの2つは歩いて行ける範囲に何店舗もあります。でも100円ローソンはあっても、

普通のローソンはかなり距離があり、ミニストップがかろうじて自転車でも行けそうなところに1店舗。友人の近くにはセブンイレブンがほとんどだそうで、それでは、と私が買いに

行くことになったわけです。

しかし、私これまでLoppiで発券したことはほとんどありません。かなり何年か前に、コンサートのチケットを買ったことがあるにはあるけれど、どうやったか記憶なし。

だいたいコンビニ自体行くことがあまりないんだもの。

そこで、出かける前にパソコンで検索、使い方を予習してから行きましたが、ただ見るだけでは忘れてしまいそうなので、パソコン画面をスマホで撮って。スマホで検索してもよかった

でしょうけど、スマホ対応の画面だと見たい部分を拡大出来ないことがあるのでね。

でも実際には最初の画面でタッチする部分を確認しただけで、後は画面に従っただけ。なんだ、意外に簡単じゃん。ということで無事ゲット。

後は義母の容態が安定してくれることを祈るのみ、ですね。久しぶりの展覧会、それも大好きなゴッホだもの。しっかり楽しみたいと今からワクワクです。

 


音の第一印象もかなり重要

2021-05-24 08:45:10 | Art&Mujic

一週間ほど前にドライブしながらスピッツのCDを聴いてから、私の中に音楽熱とまではいかないにしても、音楽を楽しむことがブームになっています。

ジャズハノンの楽譜を買ったことも書きましたが、今のところ毎日わずかでも練習している、自分でも驚く生真面目さ(笑)。でもまだ4曲めくらいまでで、

しかもまだ一度もつかえずに弾けたためしがない!決して難しい曲ではありませんが、指と頭が混乱します。

そしてばね指を実感するのが左手。右手は1音ずつ指を動かしていますが、左手のほうはコードの4音くらいを一度に押さえて弾く形ばかりで、30分ほど

弾いていると手の指が伸ばしにくくなっているのを感じます。ほぼ同じ形が続くからでしょう。

テレビの音楽番組もこれまでも「題名のない音楽会」だけは毎週録画して観てきましたが、最近もう1つ録画番組が増えました。Eテレで木曜夜に放送される、

「クラシックTV」という番組です。

ピアニストの清塚信也さんと歌手でモデルの鈴木愛理さんがMC。いろいろなジャンルの音楽をクラシックの視点で紐解く、というのがコンセプト。

私がこの番組を観始めたのはまだ今月に入ってからで、先月分は丸っと観ていませんが、バラエティーに富んでいて結構面白く観ています。

清塚さんは以前一度コンサートに行ってことがありますが、かなりのおしゃべり。その点MC向き、ではありますね。

饒舌(ファンの方、ごめんなさい)かつ情熱的な演奏や、彼目線の音楽の解釈なども新たな発見につながっています。

鈴木愛理さんはと言えば、もうお人形のように可愛らしくて。見ているだけで癒されますが、クラシックについてはほぼ素人。番組的にはそういったクラシック

素人でも興味を持てるような新しい切り口で構成されているし、ファンが見てもなにかしら新しい発見があるのではないかしら。

 

そのクラシック音楽ですが、指揮者や演奏するオーケストラ、ソリストなどで同じ音楽でもずいぶん印象が変わるところが面白い。

おそらく多くの人は、最初に聴いていいなと思った演奏がその曲に対するベースになっているのではないでしょうか。私がまさしくそう。

その後同じ曲を聴いたときに、ベースになっているものと比較して、これはいいとかちょっとテンポがなどなどとプチ評論家のように思ってしまうんです。

私が子どもだったころ、11歳年上の兄がステレオを買いました。ビートルズなどの洋楽に触れる機会は多分同世代の中でも早くからあったと思います。

他にも大作曲家の生涯を綴った本とLPレコード2枚がセットになった、いわゆる名曲全集みたいなものも4巻ほどありました。多分もっと先があったのでしょう

けれど、興味がなかったのかお財布の都合なのか(多分後者)、家にあったのはベートーヴェン、チャイコフスキー、ドヴォルザークとモーツァルト、だったかな?

それらのレコードを多分家族の中で一番よく聴いたのが私で、そのレコードに入っていた曲についてはそれがベースになっています。指揮者やオーケストラに

ついてはほとんど記憶はありませんが、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番のピアニストが、新進気鋭だったころのウラディミール・アシュケナージだった

ことだけは、しっかりと覚えています。

そういうちゃんとした?レコードとは別に、クラシックの名曲のさわりの部分だけをちょっとずつ盛り合わせた(オードブル?)ダイジェスト版のような

一枚がありました。思うに、ステレオセットを買ったときのおまけみたいなものじゃないかな。

そのレコードで初めて聴いたのがホルストの「惑星」。その中の「ジュピター」の最初の部分。平原綾香の歌の部分ではない、冒頭部分を聴いてたちまち

好きになりました。ひと耳惚れ?その後冨田勲がシンセサイザーで編曲したものも何度となく聴きましたが、レコードを買った記憶はなくて、ラジオから

録音したのかもしれません。

 

現在、そうしたクラシックのCDは、残念ながら我が家にはあまりありません。でもたまに聴きたくなりますね。

新たに買ってもいいのですが、以前ちょっとした失敗というか、残念な思いをしたことがあって、買うことにはかなり慎重になってしまいます。

TVCMなどでも使われたことのある、オルフの「カルミナ・ブラーナ」。この曲もひと耳惚れしたものの1つで、以前レコード店をしていた友人に頼んで

オーケストラなどは指定せず曲目だけで取り寄せてもらいました。

そのCD、小澤征爾指揮のベルリンフィル、合唱団は日本の晋友会合唱団などによるもの。世界のオザワが指揮しているのなら間違いないよね・・・と

聴き始めたのですが、途中から、というより冒頭に近い部分から違和感が。

その違和感は曲のテンポの速さ。私にはちょっと速すぎる感じで、前につんのめりそうになるようなイメージを受けたんです。

メトロノームの数値にしたらほんのわずかなことだと思うのだけれど、私が持つ「カルミナ・ブラーナ」の曲調とは微妙に違っていて、残念な思いがしました。

でも逆に言えば、演奏するオーケストラや指揮者、ソリストなどによって同じ曲をいろいろと楽しめる、とも言えますよね。歌手が他の歌手の歌をカバーすると

違った雰囲気になるように。

こんなに長々と書くつもりじゃなかったのに、結構長文。これ、音楽熱が高い証拠ですね。


心の乾燥注意報、発令中

2021-05-17 06:26:53 | Art&Mujic

一昨日の午前中、ヘアカットに行ってきました。片道1時間ちょっと。結構車が多かったですね。

普段は無音で運転していることが多いのですが、カーナビに入れてあるSDカードにCDを録音したくて、その日は珍しく音楽を聴きながらのドライブになりました。

聴いていたCDは、スピッツ。それもかなり初期のもので、1991年(なんと30年前!)から1997年までのシングル盤で発表した楽曲が入ったもの。

「空も飛べるはず」「ロビンソン」「チェリー」「渚」などなど、懐かしくて、でも結構最近CMで使われたよな・・・みたいな曲が入っていました。

コロナ禍で大きな声を出すことが憚られる昨今、カラオケも行けないし、大きな声で歌なんてずっと歌っていなかったので、車の中で結構普通に歌っていました。

窓も開けていたけれど、周りの車はほとんど窓閉めてエアコンつけているようだし。ヘタだろうがなんだろうが聞こえやしないさ♪

でもたま~にだけれど、私同様窓を開けて走っていたり、オープンカーに乗って外気をバンバン浴びて走っているお兄さんもいたりするけど気にしない。そういう

人ってたいていお兄さんよね。女性で窓を開けて走っているのはあまり見かけません。

そしてそうやって歌っていると、やっぱり楽しいなぁって。相方と出かけると、彼の眠気覚まし対策で加山雄三の曲しかほぼ流せないので、歌えなくないどころか

ほぼ歌詞を覚えてしまっているくらい馴染みの曲ばかりだけれど、好きかと言われたらそうじゃない。

自分の好きな歌を歌ってこそ、楽しいのですよね。まぁ最近は車で流す曲の中に、エレカシの宮本浩次も含まれるようになりましたけど。

 

おうち時間ばかりが増えてしまって、どうもお楽しみが少なくなっていると感じていました。

そんなとき、ふと目に留まったのがキーボード。買ってからそれほど弾いていません。

もったいないから弾いてやりたいと思うけれど、家にある楽譜の曲はうまく弾けないくせにちょっと飽きておりまして(生意気)。

じゃあいったい何が弾きたいんだ?と自問自答して出た答えが、ジャズピアノ。

聴くほうは昔から大好きなジャズですが、あんなふうにおしゃれに弾けたらな・・・と思えども、楽譜どおりに弾くことすら満足に出来ない私。

なにしろ我流で習ったことがなく、基礎なんて全くやっていないものだから、ある程度弾くことは出来ても、最近よくあるストリートピアノなどを華麗に

弾く、なんてことは恥ずかしくて無理。そんなレベルです。

大人のピアノレッスンみたいな教室もありますが、どうも私は習い事が好きじゃないんですよね。楽しくなくなってしまいそうで、それだと「音楽」が

「音が苦」になってしまうもの。

 

そして私がどうしたか、と言うと、楽譜、というか教本を買いました。「ジャズハノン」。

ハノンと言えばクラシックピアノの練習曲として、ピアノを弾く人は必ずレッスンする曲集。私も習っていないけれど楽譜は見たことありますよ。単調で

つまらなそ~な感じという印象しかありません。

いつだったから「題名のない音楽会」で、プロのピアニストがそのハノンをすごく華麗にアレンジして弾いていたのを聴いて驚いたことはありますが、それは

彼が優れた技術を持っているからであって、凡夫(婦、かな。一応)には無理な話。

そのクラシックのハノンは楽譜を開こうとも思わなかったけれど、ジャズピアノを始めるのにはいきなり名曲集のような楽譜を買うよりも、こうした教本から

入るほうがいいように思えたんです。

まだ楽譜が届いて1週間ほど。練習しているのは最初の2曲だけですが、音使いが面白くて、思ったより楽しく練習出来ています。

ついでに手持ちの曲もちょっと弾こうかと思ったり。ばね指が痛むのであまり長くは弾けませんが、夕方の家事の合い間に30分ほどやっています。

夢中になると時間の経つのが早いですね。

これから暑くなってくるので、練習を一時中断することになるかもしれませんが、出来れば「一時」でとどめたい。私の得意技ではないけれど、「継続は力なり」

ですものね。

 

それにしても、生演奏が聴きたい!と強く思います。最後に聴いたのって、いつだったっけ。もちろんコロナの前だからもう1年以上にはなるはず。

展覧会もずっと行っていないし。

ネット配信などもありますが、どうしたってその場の空気の中で味わうそれとは違います。そうしたものから遠ざかっている今、心が干からびているのを

感じざるを得ません。それがなければ物理的に生きられないわけではないけれど、人はパンのみにて生きるにあらず、ということを改めて実感しますね。