今朝起きて寝室を出たとき、あれ?と思う。
なんだか涼しい。
クーラーのついた部屋から出てきて涼しいって、どういうこと?みたいに思ったけれど、それだけ気温が下がったということ。
調子に乗って朝のコーヒーを温かいのにしたら、やっぱりうっすら汗ばみました。まあまだ一応8月。今日の最高気温の予想は34とか35℃なんて言っていましたので。
それでも夜明けがぐっと遅くなり、日暮れはずっと早くなってきました。秋の訪れが待ち遠しい今日この頃。
暑いことと外出機会が減っていて行動範囲がワンマイル程度の今の私にとって、おしゃれという言葉が死語になりつつあります。これ、褒められたものではありません。
家にいる時間が長いのだから、普段着でおしゃれなのが一番なのだけれど、例えば今の服装はと言えば襟元が伸びかけている2軍のTシャツと、見た目がすごくババくさいけれど着心地バツグンの
高島縮みのパンツという恰好。蚊が寄ってくるので、スカートなんか絶対穿けないのよ。だいたい細くもきれいでもない脚を家のなかでも出したくない。自分で見るのも嫌なので。
今は着心地最重視ではありますが、それでもおしゃれするのが嫌いなわけじゃありません。
色彩感覚もスタイルセンスもよくないけれど、鏡で自分を見たときに、あまりにうんざりしない程度には見た目を整えたいと考えます。
そこで何かの参考にならないかと、こんなものを買ってみました。
載っている全ての人のおしゃれが好き、というわけではありませんが、服装に対する考え方に芯が通っている感じの方が多いような気がしました。ここが私とは全く違う。
例えば作家の小川糸さんは、執筆することに集中したいから服装のことに気を取られたくない、とのことで着心地重視。素材も天然ものがほとんど。
着心地重視なのは私も同じだけれど、どこで差が出来てしまうのか。お金のかけ方も違うのかもしれません。
環境に負荷をかけないものを選ぶ、という人もいましたね。その考え方にはとても共感できるけれど、100%実行出来るかと言えばそうでもなく。
いわゆる街角スナップみたいなものもあって、一般人のスナップ写真もいろいろありましたけど、どの人のおしゃれもいい感じ。自分が「好き」と思えるものを着ているように見受けられました。
自分に何が似合うのかもよくわからないところはもちろん問題だけれど、この前また改めて感じたのが、姿勢。
先日、娘と孫と一緒に出かけたとき、娘が私の後ろ姿の動画を撮っていてそれを共有アルバムで見たとき、あまりに自分の姿がTHEばあさんで衝撃。
昔自分の母親に対しても感じていたけれど、年齢以上に老けてみえるんです。
お腹に力が入っていなくて、肩が下がっていて。時に後ろ手にしていて、もろ老人。歩き方もなんだか年寄りくさい。
毎日家で緊張感のない生活を送っているから、というのもあるでしょうね。全体の筋肉が落ちていると言いますか、特に腹筋と大腿筋。
それからはこうしてパソコンを使っているときにも、姿勢が悪くならないように気をつけるようにしています。家じゅうに鏡を張り巡らせたいくらい。見えるとはっ!としますもんね。
これから少しずつ涼しくなると、重ね着も出来るようになって、おしゃれのバリエーションもつけやすくなります。
家にいるときにもお気に入りを身に着けていれば、おうち時間ももっと楽しめるはず。でもたまには外へ行きたいなぁ。ウインドウショッピングより、街ですてきな装いをしている人を
観察するのが楽しいんです。刺激もらって励みにしないとね。