Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

パッとしない内容だなぁ・・・

2019-12-31 06:05:05 | 鬼嫁yukinokoの介護日記

義母在宅連続6日のうちの2日目だった昨日。

朝食後すぐくらいまでは比較的状態がよかったのだけれど、2時間ほどこたつで転がってうたた寝、いや本寝して目覚めたら、頭の中の回線がショートしたか

もしくはこんがらがったかしたような顔つきに。

私はその時台所のテーブルにレシートを広げてノート(家計簿とは呼べない程度のもの)に書きだして計算していて、それを見た義母、

「それってあんたがやってるのか?」と訊いてきました。

「そうだよ。ずーっとやってるけど」

と私は真実をそのまんま述べたわけですが、どうもそれがお気に召さなかったらしい。

彼女の頭の中では、家計を取り仕切っていた記憶が残っているので、「ずっと」という言い方にむっとしたようです。

 

嫁に来た36年前から、食費関係は私担当にされたんだけどな~。

 

どうやら認知症症状がまた少し前に進んでしまったようで、昨日は一日中「ここは私と〇〇(相方の名前)の家だ」とぶつぶつ言ったり、相方の

姿を探して家の中や外をうろうろとしたり。

こういうときは君子危うきに近寄らず、に限る(笑)。

 

でもねぇ、大晦日の今日、最後に居間の掃除とかしたいのだけれど、義母がいるもんだからやりづらくって。

相方に1時間でもいいからどこかへ連れ出して、と頼んでみると「じゃあ墓参りに連れて行くわ」って、今日はだんだん風が強くなって、風邪でも

引いたら余計面倒じゃん!

近くの喫茶店にでも・・・と言ってみたけれど、多分1時間も間がもたない、と言われるし。そりゃそうよね。

家のなかで充分暖房が効くのが居間だけ、という我が家の構造が問題なんですわ。

去年までは2階にこたつに布団ををセットしましたが、トイレの問題もあるので今年はしないまま。でもそれしかないかな。

 

と一年の締めの日も義母に振り回される鬼嫁なのでありました。今年最後の記事なのに、パッとしないものになっちゃいましたけど、明日は

少しは楽しい話題にしたいなと思います。ではよいお年を!


喉に詰まらせないように気をつけて

2019-12-30 08:58:01 | 食べものいろいろ

いよいよ明日は大晦日。迎春準備はつつがなくお進みでしょうか。

昨日から義母が家にいるので、もう少しやっておきたかった場所の掃除のほとんどは諦めました・・・って、言い訳なんですけどね。

掃除などを諦めたら、急に疲れが出た感じで、昨日は日中から睡魔が半端なく襲い掛かってきました。運転してなくてよかったな~。

明日は朝食後最後の買い出しに出かけようと思っていますけど、12月ってお金が湯水の如くどころか、激流のように流れ去る感じがします。

私は食費と生活雑貨の分だけ家計簿をつけていますが、もう今月はつける気も失せてしまいました。

ただ迎春に関する出費の記録は、来年の参考にするためつけるようにしています。しめ飾りなどの値段は今年は去年とほぼ同じでしたが、増税分だけ

出費が増えましたね。

 

お正月と言えばお雑煮。

ずっと同じ地域に住んでいるので、生まれてからずっとほぼ同じ感じのお雑煮を食べてきましたけど、お雑煮って地域色がすごく出ている食べものじゃ

ないですか。

餅の形からして、丸餅地域と切り餅地域に分かれますよね。うちは切り餅地域に入ります。

以前のお隣さんご夫妻は出身が富山だったので、お雑煮には焼いたブリやら色々入るとのこと。聞くからに豪華な感じがしません?

私がお雑煮のなかで一番興味があるのが、四国のどこだったっけ?あんこの入ったお餅で作られたお雑煮。

甘いものはあまり得意じゃないんだけれど、聞くところによると、お汁のしょっぱさとあんこの甘さが絶妙なハーモニーを奏でるんだそうな。

 

我が家のお雑煮は実家よりは豪華、かもしれません。実家のは焼かない角切りのお餅に青菜といういたって質素なもので、お醤油味。

我が家はそこに鶏肉やなると巻、松竹梅の麩を入れたときもあったっけ、あれば柚子の皮をちょいと乗っけます。

実家は好き嫌いの激しい人間ばかりだったので、鶏肉は入れることはなかったんですが、入れるとコクが出ておいしいですよね。

そしてラストに花かつおをドーンと乗っけ盛り。書いていたら食べたくなってきたな(苦笑)。

中に入れる餅は焼かないでそのまま。私は汁が濁るのが好きじゃないので、別に煮てから入れたいのだけれど、この家では汁の中で煮る習わし、なんて

大げさなものではありませんが。

本音を言えば、私は煮た餅は少々苦手。なんだか胃にもたれる感じがするんです。

その代わり焼いた餅なら2個はOK!出来ればお雑煮にも焼いて入れたいくらい。一番好きなのは焼いてお醤油(もちろん砂糖抜き)をつけて海苔を

巻いて食べる。食べだしたらいくらでも入りそうですが、それをやっちゃあおしまいだよ、ってもんです。ダイエッターには特に。

それでなくても、お餅ってカロリー高いし、どういうわけか「出」が悪くなるような気がします。

 

そのお餅、鏡餅は我が家ではもう大きめのものは飾ることもやめ、小さい鏡餅も中身が白砂糖のものにして、鏡開きのときのぜんざいを作るときに

使っています。

のし餅もだんだん扱うお店が少なくなってしまいました。スーパーなどでも売っていますけど、出来れば米屋さんとか餅屋さんのもののほうがうれしい。

消費量は減ってきましたので、今年は1升分ののし餅と、他に変わり種じゃないですが、よもぎやきび餅とうるち米を入れて粒々した感じのこわ餅の少量

入ったものを注文しています。黒豆の入ったものが大好物ですが、そのお店では扱っていないんですよね。

 

そうそう!お餅と言えば必ずと言っていいほど、毎年喉にお餅を詰まらせて亡くなるというニュースが流れます。

私も最近よくむせるようになっているので気をつけないと。もしかすると義母より私の方が危ないかもしれない・・・

その義母、お雑煮のお餅はたいてい2ついただきます。よく食べるなぁと感心します。

 

さて明日は大晦日。

朝食後、年内最後の買い出しに出かけますので、ブログの更新は夜、かなぁ。もしかするとしないままになってしまうかも。

 

 


No漬けもの、No Life

2019-12-29 08:31:07 | 食べものいろいろ

今年の漢字一文字は令和の「令」だったけれど、私にとっての今年の漢字は「漬」だったかもしれない・・・

こうして「漬」と一字だけにすると「潰」に似ていると感じますが(苦笑)。

 

いつ頃だったか覚えていませんが、生協で袋がそのまま容器になるぬか床を購入し、使っているうちに袋のチャックがおバカになってきたので、

野田琺瑯の容器を買った・・・という記事を書いたのが10月半ば。

冷蔵庫の中に入れていることで、うっかり手入れを忘れてもそれほど味が劣化しないという、ズボラな私にぴったりだったこともあって、未だに

ぬか漬けを続けています。

市販のお漬物って、一袋食べきるうちに飽きが来ちゃって、残り少しになってもなかなかなくならないことが多い我が家ですが、自宅で漬けたものは

よほどのことがない限りちゃんと売り切れます。

 

樽で重石を使って・・・という本格的なことは一切ない、お手軽なジップロックを使った切り漬がほとんどで、ぬか漬けだけじゃなく、元々塩と塩昆布で

キュウリや白菜なども漬けてきましたが、先日、新たな漬け方が加わりました。

 

10日ほど前、畑からの帰りに義弟の店に立ち寄ったのですが、そのとき、「これ要らない?」と訊かれたのが日野菜。それもかなり大きな束。

日野菜のお漬物は私の大好物。ぬか漬けじゃなく、ちょっとぬるっとした漬け床で漬かったのが好きなのだけれど、自分で漬けたことはもちろん

ありません。

タダでもらえるのならちょっと試してみようかな、とあちこち検索してみたのだけれど、私の好きな漬け方は見当たらず。

仕方ないので最初はぬか漬けにしてみました。それももちろんおいしく漬けられましたが、好みのあの漬け方の味に似たものは出来ないだろうか・・・

ぬるっとした感じはもしかすると麹(糀という字とどっちが正しいのやら:苦笑)を使っているのかも、と探しているうちに気になったのが

「三五八漬の素」というもの。

三五八で「さごはち」って読むんだと知りましたが、今まで見たり聞いたりしたことは全くありません。当然、私の住む地域では見かけたこともなく。

試しにと通販で取り寄せてみたら、塩麴がぎゅっと凝縮したような重めの感じ。

袋の説明通りに漬けてみたところ、私の好みのとはちょっと違うけれど、マイルドな塩気とほのかな甘みがとてもおいしい。

調子に乗って、その後キュウリも漬けてみましたが、もちろん美味。今は大根が入っています。

 

おいしい漬物があれば、ごはんが何杯でもいけちゃう・・・というダイエッターには禁断の食べものだし、塩分摂り過ぎも気になるところだけれど、

間違いなく野菜を三食摂れるのはいいかな?と勝手な解釈をしながら、年末年始に向けてまた違うお漬物を作ります。松前漬の素を使った

白菜の松前漬。昆布のぬめりとスルメの旨みがいい仕事しますよね~。


ゴールデンタイムの後に待ち受けるもの

2019-12-28 09:06:06 | 鬼嫁yukinokoの介護日記

先月から膝、腰と立て続けに痛めた時点で、年末の大掃除なんて絶対無理!と万歳お手上げを決め込んでいたはずなんですが、気づけば普段手を

つけない場所の掃除をしている私がいる・・・(苦笑)

元々暮れの大掃除は効率が悪いので、気温が高いうちに済ませるようにしているんですが、今年はいつまでも涼しくならないせいか、「まだ大丈夫」と

勝手に高を括ってしまい、そろそろやらなきゃ、と思った頃にアクシデント発生だったんですよね。

おかげさまで最近はしゃがむことはちょっと難しいけれど、他のことはだいたいこなせるようになってきましたので、無理のない範囲でやっています。

 

でも普段やらないところって、高くて手が届きにくいとか物陰の床でしゃがむ必要があるとか。あちこち痛い私にはなかなかの苦行。

それでも掃除や片づけを済ませよう、と思うのも、ショートステイで義母が不在だったおかげ。

今日は今年最後のデイサービスで、日中はまだ少し用がこなせますが、明日から6日連続で家にいる・・・と思うとかなり気が重い。

毎度のことながら、デイサービスやショートステイから帰ってきたときはとてもご機嫌なんだけれど、しばらくするうちに「いつもの」不満を

独りしゃべり(時に泣きわめく)する義母に戻っていく。

相方にしても義母にしても扉を開けっ放しにする癖があるのだけれど、それでなくても暖房効率が悪いから気づくとすぐ閉めに行くようにしています。

昨日も開けっ放しの扉を閉めようとしたとき、戻ってきた義母と鉢合わせ。耳が遥か彼方に遠い義母は私にひどく驚き(これもいつものこと)、

「暖房入れているから閉めて行ってね」と私が普通の口調で言っても、

「ちょっと行ってすぐ戻ってくるだけだからっ!」と語気強くおっしゃる。

挙句の果てに「どうもすみませんでしたっ!!!」と捨て台詞を大声で吐き捨てました。

 

・・・・・・本当にかわいくないったらありゃしない。

 

義母は昔、認知症だった継母の介護をしていましたが、そのときのことを以前からよく聞かされています。

今の義母は当時の継母の様子、そっくり。血はつながっていないのにね。これも認知症のなせる業でしょうか。

 

夕食後にはいつものように、手足から血の気が引いて両手が痙攣したようになり、そこから興奮状態に。

こういうときの相方って、本当に偉いと思うのだけれど、決して声を荒げたりしません。私には真似出来へんなぁ・・・

昨夜はそんな嵐のような状態だった義母ですが、今朝は冷え込みも強く寒い朝の割には、私たちの不安をよそに比較的ご機嫌よろしくて。

なんやねん、この差!!!超ツッコミ入れたくなりますが、不機嫌よりはうんとよろしいので。

 

そうなのよね、相手が不機嫌だと対応するこっちも不機嫌がうつるというか連鎖するというか・・・

これって、認知症の人相手のときばかりじゃない気がします。

ネガティブな話ばかりする人といると、なんだかこっちまで暗~い気持ちになってきたりするし。明るく会話する人といるときは、時の経つのも

忘れてしまうほど。

もっとも、ポジティブな話をする人との会話も、度が過ぎると疲れますが(苦笑)。

 

なので私、このカテゴリーの記事については、陰鬱にならないように注意しているつもりでいます。読み手の受け取り方で変わるとは思いますが、

自分がこうして書くことで気分さっぱり!になって、読んでいる人には、大変よね~、くらいの軽い気持ちで読んでいただけるのが一番ありがたい。

 

今、義母の山のような洗濯物を洗っている最中ですが、あと7時間ほどの今年最後のゴールデンタイム、有効に使いたいと思います。

しかし、明日からの6日間は多分困難を極める、だろうなぁ・・・

でも私決めています。

義母が興奮状態になったら、その場を離れる。何を言っても聞く耳持たないのでね。そして、静か~になったな、と思った頃に様子を見ながら

接近。この作戦でなんとか乗り切りたい!

 


埃の中からの発掘品

2019-12-27 08:40:49 | 暮らしのあれこれ

昨日は残っていた年賀状の宛名書きをようやく終了させ、すっぴん顔にマスクもせず寒空の下ポストに投函。

家に戻って自宅のポストで郵便物を確認すると、相方宛の喪中はがきとおぼしき1通が。え?今頃?もうないと思っていたから出してきたのに。

送り主は相方の知人で、お父様が亡くなられたとの内容だったのだけれど、今頃になって届くのだからまだ最近のことか、と思ったら、2月、とある。

 

・・・ちょっと、なくない?

 

私も以前経験あるんです。この家に来て3年目だったかな。

年賀状を早めに準備して、あとは出すだけになっていた12月初旬に、寝たきりだった相方の祖母(義母の継母)が亡くなったとき。

せっかく書いた年賀状はすべてパーになってしまっただけでなく、大急ぎで喪中はがきを出したことがありましたっけ。

当時はまだパソコンも持っていなくて、ワープロは持っていたんだったかどうだったか・・・今では記憶もおぼろげですが、バタバタしたことだけは

覚えています。

何か事情があったかもしれませんが、もう少し早く出してもらいたかったなぁ~、喪中はがき。

 

ま、なにはともあれ、元日に間に合わないかもしれないけれど、年賀状仕事が終わって一安心というか、やれやれな気持ち。

 

今年も今日を含めてあと5日。

昨日も普段は使っていない2階の部屋を掃除したんですが・・・もう埃がものすごくって!

畳に掃除機をかけるのは義母のいないときにたまにやっているのだけれど、家具などの上の埃は見て見ぬふりをしてきたので、そのつけ、と

言えばそれまでなんだけど。

なぜかこの家は床の間が2階にある、という不思議な構造なのですが、そこは普段雨戸の開け閉めをするだけで、一部、特に飾り床周辺が物置状態。

掃除をしかけたけれど、あまりのひどさに途中で嫌になり作業放棄(苦笑)。残りはまた明日、義母がデイサービスでいないうちにやるつもりです。

 

その掃除のとき、これもなぜか2階にあるカップボードの上が埃まみれだったので拭き掃除をして、その上に無造作に置かれていたものをなんとか

中に収めようといかにも不要なものを探していたら、「あれ?」と思うものが出てきましたね。

その中には、義父の父親、つまり相方の祖父の喜寿祝の扇子と祖父が作ったと骨に書かれた白扇が。

なんでも扇子職人だったらしく、喜寿の内祝に自分で作った扇に「喜」と名前を書いたものを子どもたちに渡したようです。

私は会ったこともないけれど、まぁこれはそれほど邪魔にならないので。とっておくほうが罰も当たらないでしょうし(笑)。 

 

そういう思い出につながるようなものはさておき、昨日出てきたもののなかで、これをどーして今まで放っておいたんだ!?みたいなものが出てきました。

 それは、相方と義弟の古い表札と、まだ文字の入っていない表札。そして義弟の名前が入ったそろばん。

包まれていた紙からすると、昔よくあったじゃないですか、開運表札とか言う、あれらしい。

相方と義弟、それぞれ一枚ずつ名前が書かれていて、相方のはずっと掛けられていたためか文字がかなり白っぽくなっていました。

義弟は高校卒業とほぼ同時に家を出ているのであまり掛けられていなかったのか全く掛けられなかったのか、文字ははっきりしていますが表面は

黒っぽくなっていました。

私はこれらのものを見た瞬間、「これは処分だな」と即断。

黙って処分してもよかったけれど、そろばんはともかく、表札を可燃ごみに放り込むのはちょっと微妙かも。

 

ということで、一応相方に声をかけました。どーする?これ。

なんでも取っておきたがる相方ですから、即断するわけもなく(笑)。

そんな彼も最近は不要なものを処分出来るようになってきたこともあって、畑で何か燃やすとき、感謝を込めて自ら「お焚き上げ」することに。

義弟には表札とそろばんの写真を送ってどうするか問い合わせたら、速攻、要らないので処分してと返事が。そうよね~。

 

この他、昨日は義母の部屋にあった原稿用紙を3冊ほど、明後日の資源回収に出すことに。1つは娘の学校の名前が入ったもので、あと2つは

義母が以前やっていた川柳の会でもらったものや買ったもの。どれももう「絶対」使わないと思うし、使った形跡すらほぼありません。

義母も認知症じゃなかったら、勝手に処分など(したいと思っても)考えないところですが、溜め込み世代の持ち物は本当にキリがなくて、

いざ処分!というときに自分の体力があるかどうかもわかりませんもの。

 

そしておまけのように、私や子どもの20年以上前の写真が出てきたのには、もう笑うしかありませんでした。推測ですが、その写真当時の私は

今の娘の年齢くらい。間違いなく若いっ!

そして膝丈のスカートから覗いた脚は今よりうんと細くて、我ながらびっくりしました!!こんな時代もあったねと笑い転げる日が来たわ~♪

と、ここは中島みゆきの「時代」の替え歌でどうぞ!(笑)