Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

日本中がmemento moriだった日

2020-03-31 08:39:12 | 健康First

今日こそはコロナの話題から外れようと思っていましたが、昨日の志村けんさんの訃報はかなりの衝撃でしたので、このことに触れないのも、ね。

私は彼のギャグは好きじゃなかったしファンでもなかったけれど、笑いやエンターテインメントを仕事にしている人が急死するということは、ギャップが

かなり激しい感じがしています。

悪化のスピードが速いという特徴がある、とは聞いていましたが・・・

でも彼の訃報は緩みがちだった危機意識を高める効果はとてもあったと思います。ご冥福をお祈りします。

 

とここで「ご冥福」と書いてから、これ、使ってよかったっけ?と思った私がいる・・・

 

「冥福」という言葉は仏教用語だから、他の宗教で使ってはいけないということを以前どこかで聞いたことがありました。

そこで改めて検索してみると、仏教でも浄土真宗では使わないとあってまたまたびっくりしましたし、キリスト教に至っては死は天に召されるという、ある意味

祝福されるべきものとの考えだし、日本の神道でも同じような考え方で故人は家の守り神となるんだとか。

 

知らないことが多すぎる・・・・・・(汗)

 

婿さんの実家は神道で、生まれてからずっと仏壇のある家にいる私にとっては未知なることが多いです。そりゃ神棚もあるにはあるんですけどね。神道の

しきたりとかは全くわかりません。

冥福という言葉から話が逸れてしまいましたけど、こういったお悔みのマナーは知っていてもいいかな、いや、知っておいた方がいいかなと思いました。

 

昨日は相方の仕事の用事につきあって出かけてきましたが、道中にある桜並木は5~7分咲きでちょうど見頃でした。曇り空の下でしたけど、淡いピンクが

それはきれいでしたね。

そしてお昼には小柱と桜えびと明太子のクリームパスタをおいしくいただいて、桜づくしの一日でした。

そんな穏やかな一日でしたけど、来年の桜を観ることは出来るのかな・・・という思いが頭の中をよぎりましたね。

コロナだけじゃなく、いつ何があるかわかりませんもの。特に60を過ぎてからはよくそんな思いにとらわれます。

かといって暗~くなってばかりじゃありません。コロナなんかに負けるもんか!という気持ちももちろんあります。まだまだかわいい孫と遊びたいじゃ

ありませんか。それにもうひとりやふたり、孫の顔が見たいしね。

そのためにも早くコロナショックが終息してほしいです。今の状態じゃ不安が多すぎて、子孫を残すなんて考えにくいですもん。

 


もしも・・・の後の素朴な疑問

2020-03-30 08:36:20 | 健康First

コロナウイルス感染者増加の勢いが止まりませんねぇ。国民全部検査したら、たちまち諸外国並みの感染者数になるんじゃないでしょうか。

感染防止のために軽い症状くらいで安易に医療機関に行かないように、ということを言われますが、検査対象を拡げないのは感染者数をアンダーコントロール

しようとするどこかからの圧力でもあるのか?なんて考えるのは下衆の勘繰りというヤツでしょうかね。

 

不要不急の外出は控えるようにということなので、昨日は一日家にいました。

そのためブログのネタが不足気味(苦笑)。

あんまりコロナ関係のことばかり書くのもつまらないとは思うけれど、やっぱりそれに関したことになってしまいます。

 

一昨日アピタに買い物に出かけました。日曜より土曜のほうが人が少ないかなと思ったからなんですが、土日の特売のチラシのせいなのかかなりの人出。

しかも日曜ほど開いているレジがなくて、当然ながら長蛇の列に。レジ待ちだけで10分くらいは充分かかったんじゃないでしょうか。

買いだめしている感じではありませんでしたが、私の直前の夫婦連れはカート2台にそれぞれかごを2つずつ、というてんこ盛りのお買い物で、金額も

2万くらいあったんじゃなかったかなぁ。

そんなに買っても入れられる大きな冷蔵庫があるんだろうな、などとつい思ってしまいましたけど、ここでふと思う。

もし相方か私のどちらかが急に感染が疑われる状態になって、外へ出ないでくださいとなったとき、食料品の買い出しも難しくなるじゃないですか。

となると、ある程度の備蓄は必要ということになりますよね。

災害対策として缶詰などの食品は使いながら買い置きするローリングストックを心がけてはいるものの、仮に2週間「籠城」することになったらその量で

足りるだろうか?という疑問がわいてきます。

幸い現在我が家は2人暮らしなので、大量に買い込まなくても大丈夫と言えばそれまでなんですけどね。それに症状がある程度重くなったらそんなに食べられ

ないし。

問題は私が感染して症状がひどく食事の支度が出来なくなり、しかも相方も感染が疑われるため外に出られないとなったとき、料理が全く出来ない相方なので

これ、結構な問題じゃないかと思われます。外食も出来ないわけだし、コンビニで何か買ってくるというわけにもいかないし。

全国の感染者が出たご家庭はどうされたのでしょう?

そうなりたいわけじゃ決してないですが、もしも感染したけれど特に問題なく過ごせそうな状態なら、どんなふうだったかをブログでお伝えしようと思います。

でも「やらないまま終わりましたね」になることを強く望みますが(苦笑)。


聞いてなるほど、だったこと

2020-03-29 09:02:04 | えとせとら

昨日の記事で安倍首相の会見について書いたら、早速夕方にまた会見が行われましたね。土曜の夕方がお好きのようだけれど、なぜこの曜日のこの時間帯

なんだろうか?と思ったり。

昨日は頑張ってテレビ放送されている間は聞いていましたが、本当に安倍さんって滑舌が悪いですよねぇ。私のポンコツの耳では聞き取りにくいこと甚だしくて。

少し遅れて字幕で話していることを表記してくれるのでまだいいんですが、まだ緊急事態宣言を出す状態ではない、と言っていたそのあとで東京ばかりか

千葉でもたくさんの感染者が出たという報道があったのは皮肉と言うか・・・

私の出来の悪い頭では首相の話す内容がうまく飲み込めませんでしたけど、具体的な景気対策などは来月になってから。昨日の会見は新年度予算成立がメイン

だったということでしょうか。

 

さて、このところ午後の睡魔がひどくて、知らないうちにうとうとと夢など見たりしている毎日。

昨日もそんなふうに睡魔さんに襲われそうになったので、ちょっと散歩に出てみました。

眠気を追い払うのにはじっとしているより動いたほうが効果的。もしくはいっそ昼寝をするという手もありますが、その場合は15分程度にとどめるように

しています。

寝すぎると夜の睡眠に響いてしまうので・・・

公園の桜もちょっと見ないうちに開花が進んでいました。ソメイヨシノは木にもよりますが、5分咲きが多かったでしょうか。

                

先日写した枝垂桜はほぼ満開。

                

青空がバックならもっときれいだったでしょうけど、花曇りもまた春らしくてよいものです。

 

さて数日前の夕方。

夕食の支度をしながらラジオを聞いていました。年度末ということもあってか、お便りテーマが「ありがとう」。gooblogのタグテーマにもありますね。

すると番組担当のアナウンサー氏が、「ありがとうの反対語って、何かわかります?」と言ったのを聞いて、一瞬とまどいが。

考えたことなかったなぁ、ありがとうの反対語、なんて。「どういたしまして」だと返事になってしまうし・・・と考えているうちに、答えを言ってくれたのですが、

それは「当たり前」だったのでした。

聞けば、ああなるほど・・・と思わないでもない。ありがとう、とは有り難いから来ている言葉なのだから、イコール滅多にないこと。

滅多にないことの反対だから、あって当然。つまり当たり前、ということなんですね。

 

コロナウイルスの影響で、当たり前じゃない日々が続いています。今くらい、当たり前がありがとうの反対語ではなく、有り難いことだと思えるときは

そうそうないんじゃないかな。普通にどこにでも出かけられる日々が恋しいです。


権力に尻尾を振るな

2020-03-28 09:32:09 | えとせとら

昨日は義父が亡くなって満3年目の祥月命日・・・だったことを夜になってようやく気づいた鬼嫁の私(苦笑)。

晩ごはんの後片づけをしながら、月命日だったことは思い出していたんですけどね。でも相方よりはまし。彼は命日だったことすら忘れていた・・・

そんな愚息&鬼嫁と違って、ちゃんと命日を覚えていてくれたのが近くに住んでいる相方の従姉。

義父は自分に娘がいなかったものだから、姪であるその従姉妹たちをとても可愛がっていて、そのことにちゃんと恩義を感じて毎年お線香をあげに来てくれるんです。

今日もこのあとやってくる予定になっております。

 

今日の本題に入りましょう。

私は政治的な思想も持たず支持政党もない、ほぼ中立的立場をよしとしておりますが、やや反体制的な部分を持ち合わせているんじゃないかと自己分析しています。

そんな私が一昨日の夕刊のある見出しに目を留めました。

我が家では今も変わらず朝刊夕刊セットをとっています。相方は隅から隅まで・・・とは言えないけれど一応目を通しますが、私は新聞はほとんど見ません。

そんな私の目に留まった見出しが「首相会見 メディアの萎縮」という、東京工業大学の中島岳志氏によるもの。

先月から2度ほど、土曜日の夕方の時代ドラマの時間に首相会見があるためにドラマが先送りになって、事が事だけに仕方ないとは思えども、腹立たしいなぁと

思いつつ会見を見ていたわけですが、なんだか具体性が乏しくてわざわざ会見を開くほどの内容なのか?と感じていました。おまけに記者の質問のツッコミ

具合もおとなしいし。

中島氏の文によると、首相はプロンプターに映された原稿を読み上げるだけで記者からの質問に対しても、事前に用意された原稿を読むばかり。

会見の最後まで放送されたかどうか記憶にないのですが、ジャーナリストの江川紹子氏がまだ質問がある、と言っているのに首相は会見場を去った、とあります。

なんだ、これじゃあシナリオ通りに進行する国会の本会議みたいなもんじゃないの!?

そういう首相会見の場での質問は、予め記者側から質問事項が渡されていて、首相はそれに対する答弁書を読むだけ。その答弁に対してそれ以上質問を

重ねることは許されないこと、らしい。これらのことについては立岩陽一郎氏のYahoo!ニュースの記事「新型コロナウイルス拡大防止の総理会見を茶番劇に

した官邸と官邸記者クラブの愚」をご一読いただくと、とてもよくわかるし、そうだったのか・・・などと無知な私は呆れてしまうことも多々ありました。

要するに首相の周りに群がる記者たちは、官邸のご機嫌取りに他ならないということに尽きそう。

ご機嫌を損ねると情報を得にくくなることを恐れるからなのだろうけれど、してみると、日本の政府権力って、あの口の悪いトランプ大統領より性質が悪い

のではないかしら?と思いますね。

 

そういう権力に抗うジャーナリストについても数名の名前を挙げていますが、そのひとり、東京新聞の望月衣塑子氏については私は全く知らなかったので

ついでにちょっと検索してみました。

感じたのは、それまでの記者の常識からかなり枠をはみ出した記者活動をしているのではないか、ということ。

それに対してはかなり賛否が分かれるところですが、前述のような官邸記者クラブの腰の引けた取材よりはるかに国民視線に立っているように、私には

思えましたし、彼女自身もそういう打たれる覚悟で「出る杭」でありたいと思っているようです。

安倍首相は「女性が輝く社会作り」なんて耳あたりのよいことを言っていますけど、望月氏に対しては女性とお考えではないのかな?(笑)

 

コロナショックのせいで、安倍首相に関するいろいろな問題が先送りされてしまいそうですが、どの問題も安倍首相が長く首相にとどまっているからのように

思えます。

アメリカ大統領のように、最長2期8年ぐらいのほうがいいんじゃないかなと思いますね。権力の集中が長期間続くから、森友学園問題やら桜を観る会問題などが

起きている気がしてなりません。

森友学園問題で自殺した赤木さんの奥様が国などに対して訴えを起こしましたが、夫の無念を晴らしたい彼女のコメントは、芝居のような首相会見と違って

ぐっと胸に伝わるものがありました。そんな権力に立ち向かう姿勢を、マスコミやメディアの関係者にも持ってもらいたいものです。

 

 


あなたなら、なにを

2020-03-27 05:43:51 | 暮らしのあれこれ

自宅の隣は、元は仏壇屋さんの倉庫でしたが、数年前からその仏壇屋さんの仕事を請け負う木工職人さんがそこを仕事場としています。

相方よりひと回り年下ですが、同じ職人ということもあって何かと気が合うようで、実の弟より仲がいいんじゃないか?と思うほど。

 

木工職人の仕事なので当然材木を扱います。それも1本の木の中でもいいところだけを使います。

当然ながら廃棄するほうが多いくらいで、本来ならしかるべき業者に処理を頼むところなんですが、相方が「よければうちの畑で燃やしてやるよ」と声をかけ、

以来畑へ持っていってそのまま燃やしたり、細かいものなど一部は薪ストーブを点けるときに便利に使っています。

トラックで出かけるときはまだしも、軽ワゴンで行くとなると車の半分近くがその職人さんとこのごみ・・・なんてことはざら。人間の方が肩身を狭くして

車に乗るような次第。

 

そんな職人さんの要らない木くずの中から、相方が面白い形の大きめの材木を見つけて、職人さんに頼んで4枚の板にしてもらいました。

            

              

板の裏側3か所に足をつけて、「これに何か料理でも盛ったらどうかなぁ?」などとのたまいます。

そのままの状態で料理を盛るわけにはいかないので、汚れ防止を兼ねて蜜蠟クリームを塗ってみました。上の写真のクリームの缶の側にあるのが塗った後、

その下にあるのが塗る前。塗ったもののほうが木の色が濃くみえます。

この板のどこが職人さんにとって使い物にならなかったか、と言うと、色の白いきれいな部分がほんの少ししかなかったから。素人目にはそれも味わいの

ように思えるんですが、彼にとってはそうじゃないらしい。

この板、真ん中付近に一本、まるで表面に凹凸があるように見えるところがありますが、平です。

しかも見方によって凹んで見えたり逆に盛り上がって見えたりして、なんだか面白い。どうしてこんなふうになってしまったんでしょうね?成長時、何か

ストレスがかかったのかな・・・

 

出来上がった微妙に大きさが違う木皿4枚。2枚ずつ、自宅と畑の家に置いて使おうというわけですが・・・さて、何のせる?

どちらかと言えば、あしらいに南天の葉など置いた上に天ぷらとかお寿司とか、和食が似合いそうに思えますが、この前の畑での朝食時、トーストをのせて

みたらそれも悪くはありませんでした。

これに何をのせたら似合いそうか、ご意見お待ちしております。