全部を写すことが出来ないくらいの大きな虹を、しかもほぼ完璧な状態で見ることが出来るのが田舎のよいところ。
虹の根元?付近はもっと色が鮮やかでしたね。おまけにダブルだったので、「虹の彼方に」など歌いたくなるほど。
でもこの雨が上がったのがもう少し遅かったら、炭火焼きの松阪牛は食べられなかった、かもしれない。
畑の家でバーベキューをする場所には雨をよけるところはないのですよ。
それに、焼きながら食べる、という理想的な食べ方も、諸事情あって出来なかったんです。
相方が炭を熾してくれて、彼がお風呂に入っている間に野菜や肉を私が焼いておき、いざ食べる段になって再び網に乗せて軽く温めて室内で食べる、という
方法でやったのがこれ。
なんともわかりづらい写真ですが、松阪牛にナスを丸ごと、あと椎茸とピーマン、ジャガイモというラインナップ。
前にトウモロコシを炭火で焼いたとき火力が足りなかった失敗経験から、今回はもっと多くの炭を熾したことでかなり強力な火力になり、野菜などもあっと
言う間にロースト状態を通り越して黒焦げになってしまうほど。
家でフライパンで焼いたときのように、野菜をまず焼いてからいよいよ松阪牛を網の上へ。
予想してはいましたが、脂がしたたり落ちて炎が激しく立ち上がります。焼き過ぎないように気をつけて一旦網から皿に移し、相方がお風呂から出る頃再び
網の上で軽く温めて食卓へ。温め直す頃には火もかなり落ち着いていたので、炎もそれほど立ちませんでした。
ところで、せっかく炭を熾すのだから、と自宅から切り餅をふたつ持参していました。
野菜や肉を焼いたあと、相方がお風呂から出るまで時間がまだあったので、なるべく火の弱そうなところを選んで置いたあと、ふと思い立っておにぎりをひとつ
大急ぎで握ってこれも網の上に。
おにぎりを握るうちに、お餅の片面が真っ黒になってしまいました。やっぱり乞食の餅焼きじゃないといけないんですね。そこからはこまめに返しつつ焼いて、
途中醤油をつけながら。
焼いている香りからしておいしいんですが、正直、私は肉よりおにぎり、でした。もちろん網で炭焼きにしたので、余分な脂が落ちて前回よりは余裕で食べられ
たんですが、やっぱり米はうまいっ!日本人でよかった~♪
今回、残りの松阪牛全部を焼きましたが、一度に食べるにはやっぱり多いと判断。一部を残してあって今日リメイクします。何と合わせようかな?
さて、昨日帰る頃にはゴロゴロと雷の音がし始めていました。雨雲レーダーを見ると、私たちが帰りに通るルートにかなり強力な雨雲が。
今私たちが畑に来るときに使っているルートは、家から途中まで高速を使い、途中から県道や国道を走る、というもの。標高600メートルを超す畑の家から
海抜ゼロメートル地帯の自宅までは下りばかりではなく、途中で千メートル級の峠を2か所越すアップダウンの激しいもの。ちょっとしたジェットコースター
みたいなもんですね。
普段でも畑の家を出てから気温が徐々に下がってくるのですが、昨日は天気が下り坂ということもあり、峠越えの付近の気温は20~21度と肌寒さを覚えるほど。
天候の悪化で帰路を急ぐ観光客が多く、途中からは渋滞もあっていつもより30分近く遅く到着した自宅付近の気温は、おそらく34度はあったはず。気温も
ジェットコースター並みでした。
さすがにこの気温差は体に堪えますね。いっそ暑いなら暑いままのほうが楽なのかもしれません。今日も猛暑日予報で、相方は現場に行きました。私も
これから掃除や買い物、銀行など用事がいっぱい。こういうときは「やだなぁ」なんて考えず、無心にさくさくこなすのが一番。もちろん暑さ対策は万全で。