タグにつけた「忘れもの」と「もの忘れ」は、どちらも私のようなシニアには本当にお馴染みの言葉。
畑に行くときにも忘れものがないように、いつも必ず持って行くものを紙に書いて冷蔵庫に貼ってあるのですが、それを見ながら確認して準備したはず、なのに
今回も忘れものがありました。
それどころか!ごみ一式をゴミ箱に見事置き去りにしてしまいました!!気づいたときのショックといったら・・・・・・
実はごみの置き去りは今回が初ではありません。前にもやったことがあります。
幸い生ごみから虫がわいたり、とんでもない悪臭が漂うということは今までありませんが、今回はどうかな。1週間程度ならなんとかなるけれど、天気予報から
すると、もっと間が空いてしまいそうで恐ろしい。
前にはスマホを置き去りにしたこともありましたっけ。気づいたのがまだ畑を出て間もない時だったので急いで戻りましたけど。あと、いただいたリンゴを
箱ごと物置に置き去りにしたこともあったっけ。元々少し傷んでいて売り物にならないものをいただいたので、そこから傷みが進んでしまっていましたが、
悪臭を発するところまではいきませんでした。
子ども時代の私は、忘れものクイーンだった、という話を以前にもしたことがあると思います。
大人になり親になって少しはましになりましたけど(子どもに示しがつきませんからね)、今ではまたクイーンの座に復帰するのではないか?と思えるほど
忘れっぽくなっています。
なるべく「しまった!」を減らすためには、先ほども書きましたけど、出かけるときの持ち物リストみたいなものがあったほうがいいと思います。
冷蔵庫には畑行きの持ち物の他に、この前みたいな選挙の投票所で従事するときの持ち物リストも貼ってあります。いくら家の近くの投票所と言えど、
忘れものを取りに戻るわけにはいかないので。
畑に行ったときには、次回のときに持参するものや今回忘れてしまったものを手帳に書きだしているし、畑の家の冷蔵庫には、帰るときのチェック項目をやはり
書いて貼ってあるのですが、そこにはごみのことは書いていなかったな(苦笑)。次に行ったら書き足すことにしましょう。
そうやって失敗を次に活かすことも大切ですが、うまくいったときのことも書いておくといいと感じています。
例えば、この前の選挙のとき、前回から1年以上間が空いてしまったので、前のとき、朝何時に起きていたかとか、家事の段取りはどうしたのかということを
すっかり忘れてしまっていて、少し戸惑ったんです。
何時に起きたとか、洗濯は前の晩にしておいて朝は干すだけ、など些細なことではあるけれど、私にとっては必要かつ大事なことなので。
これも相方にもう少し家事能力があったらなぁ・・・と思います。これまで女手が充分あって、なんでもやってもらえる生活だったので、生きていく技術が
ないまま64歳になってしまった彼。私が病気などしたらいったいどうするんでしょうね。
昨日の夕方、NHKで解剖学者の養老孟司さんと飼い猫まるの番組を観ました。
去年暮れに18歳でまるは死んでしまったのですが、春から死ぬまでの養老さんとの暮らしぶりを追ったもので、番組の終わりのほうでまるが死んでしまったとき
には、思わずもらい泣き。昔は泣けそうになっても堪えることが出来たのに。こうしたところも歳、ですね。