Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

マスクOffの顔

2021-11-21 05:56:59 | えとせとら

昨日は記事を更新したにもかかわらず、更新しなかった前日より訪問者が少ないって、やる気なくしますよね。でも懲りずに今日も書くけど(笑)。

 

今年も渋柿が色づいて、相方が柿の収穫から皮むき、そしてぶら下げるまでをひとりで行いました。

このところ数が多めでしたが、今年は裏年というか、数は少なめ。でもその分ひとつひとつが大きめです。

ちょうどそんな頃に、ご近所や知り合いから甘柿をいただいて、食べきれなくて困るほど。そのうちいくつかは渋柿を渋抜きしたもので、「今年はやわらかく

なってしまって」というくださった方の言葉どおり、既に中がゼリー状になっていました。

どちらかと言えば相方も私も固めのものが好み。特養にいる義母はこうしたやわらかくなった柿を「うんだら柿」と呼んで、こぼれてもいいように流し台にもたれ

かかってうれしそうに食べていましたっけ。

 

さて、今バイトに行っているのは、今年1月と3月にお世話になったのと同じ部署。

4月に異動があって、新しい顔ぶれもいるわけですが、当たり前だけれど前回もコロナ禍になってからなので、同僚(と呼ぶのは失礼だろうか)の皆さんの

ほとんどは顔の半分以上がマスクの下、という状態しか見たことがありません。

そのうち数人はお昼を食べるとき近くにいるので、マスクをはずした顔も見ているし、以前から知っている職員もいますが、鼻から口元にかけては想像するほかはなく。

 

そんなある日のこと。

いつも一緒にお昼を食べているふたりと、今まで一緒にお昼を食べたことのない3人と計6人で、職場近くに出来たカレー屋さんへ出かけることになりました。

インドやネパールなどの本格的なカレーのお店で、カレーはとてもおいしかったのだけれど、いざカレーを食べるときになってマスクをはずしたひとりの顔を

ふと見た途端に、あれ?という気がしました。

そのひとは私よりひとつ年下で、私と違っていつも女らしい服装でおしゃれに気を遣っているひと。

なので私の中のイメージでは、美人というか整った顔立ちなのではないかと、勝手に思っていたんです。

ところがマスクをとった彼女の顔を見ると、美人・・・と言うのは少し違っていて、私が思っていた鼻の形と違って、結構丸い鼻、だったんです。

初めてマスクなしの顔を見たあとのふたりは若い女の子ですが、彼女たちはほぼ想像していたとおりの顔立ちだったのに。う~ん、意外、だったな。

ま、私の顔に対して彼女たちもいろいろ思ったことでしょうけどね(笑)。

 

そういえば一昨日のお昼は、以前の職場で一緒に仕事をしていた仲間のうちの5人で久しぶりのランチでした。一緒に仕事、と言っても、一度に一緒に仕事を

するのはそのうちの2~3人ほど。その時期によってメンバーが入れ替わっていたけれど、幅広い年齢層ながら仲が良く、コロナ禍以降でこんなに人数が

揃ったのは本当に久しぶりで。

そのとき感じたのは、落ち着くと言うか心地よいと言うか、そんな気持ち。残念ながら、今の職場のお昼の時間ではあまりそう感じることが出来ずにいます。

それは私の耳の聞こえが悪いことも一因ではあるけれど、人柄のカラーが違うように思います。

以前の職場の仲間もそれぞれ個性があるけれど、色で言えばトーンが同じなので、色合いが違っても違和感があまりない。そこのところが、心地よさに

つながっているんじゃないかな。

 

同じ職場の中にはいろいろな人がいて当たり前。その中で、自分とはちょっと違うな、と思う人ともそれなりにやっていかなくてはなりません。

実は私が使っているデスクは本来、若い女性職員のもの。ですがどうやら4月に異動でやってきたものの、すぐに出勤出来なくなってしまったようです。

毎回面接試験の際に、仕事の人間関係で何か困ったり悩んだことはなかったかと訊かれますが、幸い長い期間にわたって従事したことがないので、そうなる

機会はほとんどなく過ぎてきました。

子ども時代にいじめられた経験もあるので、上手にやわらかなバリアを張って、そうならないようにする術を会得していると言えるかも。

今の私は例えば仲間はずれにされても、全然平気。ひとりの時はひとりを愉しむことが出来ています。

もしかしたら、今の職場で私は仮面を被ったひとになっているのかもしれませんね。まぁ仮面もマスクのうち、なので?

 

明日の雨のあと、季節がぐっと進みそうな予報が出ています。そろそろダウンを出しておかないと。ダウンは温かくていいのですが、着ぶくれするのがどうもね。

今は見た目すっきりで温かい素材がいろいろ出ているので、検討するのもありかもしれません。