スズメバチ事件の顛末
先日突然、問題となったスズメバチ騒動?、ようやく決着がつきました。祭りの主催者から話があった翌朝、気軽に、スズメバチ用の殺虫剤をもって現場に行きました。
5匹くらい飛び回っていたのでここだなと思い、早速、殺虫剤を周辺に振り撒きました。案の定、飛び回っていたハチは一時、退散したので、早速、鎌やノコギリで周辺の枝条を刈り払い始めました。すると次々とスズメバチがブーン・ブーンと攻撃をしかけてきました。本来、少し時間をおいてやればよかったのと、すぐに巣が見つかると高をくくっていたのとで、こちらが退散することにしました。さっと退散すればよかったのですが、殺虫剤があるのと、まださほど多くなかったので、攻撃してくるスズメバチめがけて振りまいて抵抗してしまいました。相手は機敏かつ見事な旋回で多少噴射にあたってもひるまず、次々とやってきたため、降参して逃げようとしたとき、一匹が左足膝をさっと刺していったのです。
これはまいったと逃げ帰って、まだ早朝なので、救急車を呼ぼうかと思ったのですが、痛みはあるものの意識はしっかりしているので、なんとかなると思い、119番で受け付けてくれる病院を教えてもらって治療を受けました。医師は慣れたもので、発熱もなく、血圧も正常で、意識もはっきりしていることから、ピンセットみたいな器具(なんどか看護師に指示していたのですが、看護師は慣れていないのか間違ったものを用意するため、最後は医師が自分で探しに行きました)で、針を抜いてくれ、点滴もすることなく、痛み止めなどの薬をいただいて終わりでした。その後痛みが強くなり、とくに脚全体に腫れが広がり、しびれもあり、昨日までこれが続き、やはりなかなか大変でした。
とはいえ、役場で防護服を借りてきて、翌朝は体が動かなかったので、その次の朝、再度挑戦しました。多少、スズメバチが少なくなっていましたが、雄蜂が徘徊しており、そこに殺虫剤を撒き、しばらくして防護服で周辺を刈り払い、巣を探したのですが、見つかりません。そこに再びスズメバチが次々やってきて、作業している体めがけてブーン、ブーンと脅してきます。防護服は大丈夫と思いつつ、すでに刺されているので、もし防護服を突き抜けて刺されたら、今度は危険だという不安がよぎると、作業がはかどらず、結局、途中で投げ出してしまいました。そして5m程度離れたところで観察していたのですが、数十匹が周囲を旋回し、近づくと再び攻撃してくるので、これではらちがあかないと思い、夜間の活動を停止しているときにやろうと、中断しました。
そして今夜は決行と思っていたら、祭りの主催者から連絡があり、他に相談したら、近くのA議員がやってくれるということなので、時間があえば一緒にやることにしました。夕方前に、作業するとの連絡が入り、こちらが仕事中で対応できないというと、防護服を貸して欲しいというので、どうぞということでやってもらったわけです。やっと仕事が終わり、帰ろうかと思ったとき、作業が終わったとの連絡があり、かなり大きな巣だったとのこと。この巣はどこかに処分したので、結局、私も見ることができなかったのです。それにしても1時間半ないし2時間近くかけて作業したのでしょうか、思ったより大変だったようです。防護服を着ていて、次々と襲ってくるスズメバチを網で捕獲したりしながら、作業したそうです。Aさんは相当慣れているのでしょうか、見事な仕事ぶり?を想像します。
今朝、現場に行って、写真を撮りましたので、アップします。木の切り株の下に巣をつくっていたのですが、その上に枝条が一杯あり、それは私が刈り払いしたのですが、その下は竹の枯れ葉や土で埋まっていて、巣が見えなかったのです。先日は木槌をもってきていて、どんどんとそこをたたいたのですが、目標の巣が見えなかったので、壊しきれなかったわけです。次はスコップで掘ろうと思ったのですが、Aさんはどうやったんでしょうね。今度会ったら聞いてみたいと思います。私が写真を撮っていると、毎日散歩している方が大勢で昨夕作業していたとのこと。私は早朝人通りのないときにやっていましたが、ちょうど仕事帰りで通る人がいたので、通行制限をしたりしていたようです。
ともかく、我ながら不甲斐ない対応でしたが、A議員さんの活躍で無事に巣を駆除し、祭り行事も楽しく行うことができると、主催者の人たちも喜んでいることでしょう。
スズメバチ事件の顛末はこれで終わりです。で、残しておいた問題5は明日にします。