170902 トイレと性差 <トランスジェンダー トイレ悩まず使って 「多目的」に掲示>を読みながら
今日も出張先で、午前中は不動産鑑定の専門家と商業地の継続地代のひょうか改定をめぐって協議し、午後は測量士との間で広大な面積の測量や境界確定について協議したりで、その後も少し打ち合わせの話があったが私は月曜日の準備もあり早めに切り上げさせてもらい、新幹線に乗りました。
新幹線内でブログを書こうと思ったのですが、夕食のおにぎり(食べたくなるような弁当が見当たらず、わざわざ改札をでてコンビニで買ってしまう)とビール一缶飲むと、あっという間に寝入ってしまいました。大阪・なんばから当地まで南海電車でも、疲れはてて、PCを開ける気分にならず、結局、あきらめました。
ひと風呂浴び、一杯、泡盛を飲むと、少し元気が出てきまして、いま10時すぎですが、今日も簡潔にまとめてしまおうかと思っています。どうもこのラップトップ、ウィンドウズ8で10に変更しなかったためか、調子が悪いのです。突然書いている箇所から別のところに飛んでしまったり、全然別の画面に映ったり、あるいは別のアプリケーションになったりで、まともに書くことができません。いつも誤字脱字はそれなりにあるのですが、今回は機械が勝手にやってくれるので、訂正がおいつかず、昨日なんかはとてもひどいものだと、明日でもいつものデスクトップで少し見てみようかと思っています。
と前置きが長くなりましたが、見出しの本日のタイトル、最近、気になることがなんどかありました。だいぶ以前お会いしたある僧侶、外形は男性なのですが、女性のような物腰と化粧をしていて、なんとなく不思議な感じを受けていたのです。そしたら、ふと見た記事に今度は着物姿で女性として登場。やはりあの方はトランスジェンダーだったのかとようやく気付いたのです。
そういえば最近のTVではそういったことが当たり前とまでは言えませんが、奇異に感じなりつつあるのかなと感じることもありますが、実際はそういう人にとっては、身体障害者以上に、心に深い傷を負い続けているのかもしれません。
この<トランスジェンダー トイレ悩まず使って 「多目的」に掲示 阪大が独自マーク>の記事では、トイレが問題になっています。公衆トイレなどだと、男性と女性のマークがあり、当然のように自分はどちらかを選択する、それが常識というか当たり前のことと思っていましたが、LGBTの人などにとっては、その前に立つと大変な緊張と困惑に陥らされていることを知らされました。
障害者用トイレの場合、男女いずれも利用できる、その利点を応用し、「A」マークで、All Genderの頭文字とそのデザインで、LGBTの人たちにも利用可能にする取り組みを大阪大学で始めたというのです。
これはいいアイデアではないかと思います。直ちに、男性の外形の人でLGBTの人が女性用トイレに入ったら、混乱ないし困惑が生じるでしょう。その逆もそうですね。
とここまできて、いつから男性トイレと女性トイレが分かれるようになったのかとふと思ってしまいました。昔のトイレはどうだったのだろうと。公衆用トイレなんてなかったのかな・・ たしか百姓も旅人も、野で、小さいのは立って放尿していたとか。そんな書き物とか絵があったような。それは男性に限らず、女性も。女性が立ってするのはおかしいか・・・
他方で、ウォシュレットという便利なものが普及しましたが、この使い方は本来座椅子に座るのではないかと思うのです。男性は小便のとき立ってしますが、飛び散ったりして、便器を汚しますし、本来的な使い方ではないように思うのです。便器の中に放尿してもよほどうまくしないと、貯水している水が跳ねるのは当然の現象でしょう。
和風のトイレならまだしも、洋風のしかもウォッシュレットだと、男性も女性も座って行うのがマナーではないかと思ったりするのです。最近の若い世代ではそういう家庭が増えてきたとも聞いたことがありますが、実態はわかりません。
要は小便の仕方といった話ですが、立ってするのが男性、座ってするのが女性といった固定観念が、本来的なものなのか少々疑念を感じています。それでいて、ウォッシュレットを使うようになったら、逆に座ってするのが機能的にもマナー的にも、環境的にも望ましいのではと思ったりしています。
そんなわけで、この問題、男女に差がない、男性用・女性用トイレの区別をやめてもいいのではと言ったら、おそらくなにを馬鹿なとか、非常識とか言われそうなのが目に浮かびます。
そういえばLGBTの人も、外見と性別が違うだけで、精神とかは男性・女性のいずれかをもっていて、トイレ利用もそれに応じて区別してもらいたいということでしょうから、男性・女性トイレの区別廃止なんてことは解決にはなりませんね。
トイレ考、考えればいろいろ課題というか、取り上げるテーマがたくさんありそうで、とりあえず、今日は性差を外見で区別することの問題がトランスジェンダーの人にとって一つの解決策が示され、今後さらに取り組むを各地でされることを期待したいと思います。
今日はこの辺でおしまい。ちょうど一時間でした。