千本なら

2010年06月07日 00時13分41秒 | 日記
 ならの木ってどう書くのだろう?

   楢。 こうかな?  それとも 奈良。 こうかな?
     

     とにかく樹齢、千年近くのナラの木があります。


        

     大きく枝葉を伸ばして、もう自分では支えきれなくなって

     つっかえ棒で押さえられてます。

     

     そこへは、山をいくつも越えて、今時珍しい砂利道を通ります。


        


      カーブがきつくここから落ちたらだれにもわからない 

       

      樹海だ~~


       

      だ~~れも通らない。   でも上を見上げれば、空がこんなにきれい


       

       木々が芽吹いてきて 萌葱色の梢が、生命力にあふれてる。


  ここは、濃昼 (ゴキビルと読みます)。

  ずいぶん昔に来た事あるけど、全然変わっていなかった。

   でも私のずいぶん昔は、このナラの木にとっては、ほんの一瞬。


       このナラの木に逢いたいと思った。


       


       自分の分身をそぎ落として


       


       たくさんの生命を宿していた。


       



   彼はもう、世代交代の準備は整っているのかも知れない。