ブログ散歩をしていたら、ネズミの事を書いてる方がいらして
その可愛い目をみてたら、遠い昔の事を思い出して…。
私はまだ小学1,2年の頃だと思うのです。
雨降りで、きっと日曜日。
私たち兄弟、(姉と私と弟)は家の奥座敷(昔は、和室の事を座敷と言ったのです)で
お店屋さんごっこをして遊んでいました。
そうやって遊んでいるうちに、
弟が、「うちは豚を飼ってるの、うふっ。」と言うんです。 楽しそうに。
始めは「そう、それは良いね。」と言ってたのですが
「かわいいよ~。凄くいっぱいいるんだよ。」と言うので
最初は、何かを豚に見立てて、楽しんでいるんだな?って思っていたのです。
なにせ ごっこ遊びですから。(~_~;)
そのうち「見て 見て」と言うに及んで、何言い出すんだ~と思いながらも
「どれ~」って弟の仕切った家を見に行ったら
「ホントだ~」と私はビックリ仰天。
ほんとにピンク色の豚の子が机の一番下の引き出しを開けた畳の所に居るのです。
しかも7,8匹ほど、もごもご動いてるのです。
可愛くって弟が羨ましくって。
「お姉ちゃん、ホントだ、豚の子がいっぱいいるよ」と言ったら
姉も、何言ってるのかこの子たち。 と言う感じで「どれ~」って見に来て
やっぱり「ホントだ。 」と言うことになり 大騒ぎ。
そうしたら、今まで何も言わず、居間の方で縫物か何かしていた母が
「何言ってるの」と言いながら見に来て
「ウワ~~ハツカネズミじゃないの」と言って、それから、火箸を持ってきて箱に移し、
大騒ぎをして雨の中 川まで捨てに行ったことが有りました。
もちろん弟は大泣きして「捨てないで~」って喚いてましたが、そう言う時の母は容赦なかった。
でも、昔は家の中にも鼠が入ってきたことありました。
それほどネズミも沢山いたのだと思います。
現代の家は、機密性が高く、私の家は北海道の代表の様な家で
窓は真空3枚重で、虫も入らないような構造です。
ふっと あの頃のあの豚の子に間違えたピンク色のハツカネズミの映像がフラッシュバックしてきて
兄妹3人仲良く遊んだ 懐かしい光景を思い出してます。