中古(かなりひどいレブル)で購入してかなり放置していたカツミ製相鉄6000系非冷房旧塗装4両編成を整備しました。
この製品は04年製で、その後再生産されていません。貴重な製品でしたので、 ひどいレベルでしたが我慢して購入しました。
まず、塗装がいたるところで、剥げ・スレがあり、屋根はほこりで汚れていて、M車の転がりも悪いという状態で、しばらく放置していました。
塗装の状態は以下で、車体のほこりを落としたあと、塗装依頼しているコネクションさんへ修理依頼しました。
パンタはグレーでしたが、こちらも剥げが多く、銀色へ再塗装をおねがいしました。また、碍子はかなりくすんだ色になっていました。
台車は外側ディスクブレーキ対応なので、ギヤ交換ができません。車輪の汚れはかなりひどく、メッキがはがれているレベルでした。
モータで動かしたとき片側のギヤ台車の動きがわるく、よくよく見たら、台車が折れているのを接着剤での補修後を発見。曲がって付いており、これがギヤに負荷をかけていたわけです。
とりあえず、一度はがして、再度メタロックで付けなおしました。
この修理でとりあえず、スムーズに回るようになりましたが、強度が不安・・・。ちょうどカツミさんから旧6000系ように台車が発売になっていたので、思い切って中間車の台車(ギヤ付き、ギヤなし)は購入し取り換えてしまいました。
塗装修理から戻ってきた車両にパンタを載せます。綺麗になったパンタ台、碍子はストック部品からピノチオの碍子に交換(ビス穴が1mmのようでヤスリで拡大)、銀色に再塗装されたパンタをとりつけました。
先頭車の運転室下ステップはついてなかったので、エンドウの製品をねじ止めし、片方の先頭車は増結を考慮してダミーカプラからIMONの自連タイプに交換しました。
ワイパーもついていなかったので、ストックからカツミのワイパーをとりつけました。
テールライトは道光材通しての点灯なので、暗いです。室内灯はLEDタイプのパネルライトですが、初期のブルーがかったLEDを使っている製品のようで、いずれ交換したいところです。
まだ室内の改良(ライト関係や椅子とりつけ)もやりたいところですが、とりあえず外側については終了したので、作業終了とします。