88グリーンビートル

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西表島 浦内川トレッキングコース 

2020年04月22日 | 日記
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西表島 浦内川トレッキングコース

西表島3日目、バスで島を半周し、浦内川の船乗り場に行きました。仲間川と違って、川は、こちらの方が広く、堂々としていますが、遊覧船は一日3便と数少なく、客もなぜか外国人ばかりで、私を入れて8人くらいでした。

探検隊気分で、ジャングルの中を船はどんどん奥地に入っていきました。

やがて、両岸を大きな岩がせりだしているところに着きました。軍艦岩と呼ばれている船着場です。水深は深く、魚が泳いでいるのが見えました。

その岩の先は、渓流になっていて、トレッキングコースが、山腹に伸びています。他の乗船者は、船から降りると、ドンドン先に行ってしまいましたが、私は写真をとりながら、クロツグや、ヒカゲヘゴ、リュウビンタイが生い茂る山道を、ゆっくり上っていきました。













リュウビンタイの仲間






ヤブレガサウラボシ










山道からそれて、谷底へ下りていくと、ヤブレガサウラボシの群落に囲まれた踊り場にでました。そこが行き止りで、マリュドウの滝がすぐ下にみえます。

誰もいない階段に座って、滝を見ながらそこで昼食。

一休みした後、元の山道に戻り、そこから20分ほど歩くと、カンビレーの滝に出ました。

落差は少ないものの、幅の広い、迫力のある滝でした。



滝上部の川岸は、岩が露出した広い川原になっていて、一面に水の渦でえぐられた丸い穴が無数にできていました。そして、その穴の中に、これまた無数のオタマジャクシがいました。





それらのオタマジャクシは、歌にもあるように、やがて、手が出て、足が出て~~~、すっかり大きくなった蛙は、イリオモテヤマネコや、サキシマハブたちが待ち受けている、森の中に消えていくのであります。

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