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コッツウオルズ村/バーフォ-ド、バイブリー、ボートン・オン・ザ・ウオーター、ストウ・オン・ザ・ウオルド
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ロンドンから、車で2時間ほど西に向かうと、「世界一美しい村」として有名なコッツウオルズ村があります。
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3年前にも行きたかったところですが、私の思い違いで、行きそびれてしまい、残念な思いをしました。
コッツウオルズ地方は、大昔は羊毛で栄えたところでしたが、産業革命の波に取り残され、鉄道も通らない田舎になってしまいました。そのため、昔のままの雰囲気を残し、現在では、美しい観光地になりました。
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特に、この地方一帯でたくさん産出するコッツストーンを使った石積みの家や石垣の景色が圧巻で、村全体が、それこそ観光キャッチフレーズで言う、ハチミツ色に包まれています。
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最初、私は妻籠や馬籠みたいな、あるいはアメリカでいえばオールドタウンのように一画だけ保存地区のように遺した所だと思っていました。
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ところが、コッツウオルズというのは一つの地域で、今回バスツアーで訪れた4つの小さな村というか、集落というか、そんなところが道中にいくつも点在していました。
高速道路を使えば、ロンドンまでそれほど遠くないので、別荘を構える人だけでなく、新しく家を建て、住民として住む人も多くなってきたそうです。
ロンドンでは、すべてレンガつくりなのに、ここではコッツストーンばかりで、レンガは見当たりませんでした。そういう風致規制があるのかどうかは知りませんが、レンガつくりよりはるかに高いコッツストーンであれだけの面積を積むのは、かなり費用がかかりそうです。
私が見たかったのは、コッツストーンを使った小端積みの技法です。
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400年くらい前の積み方と、現在の積み方の違いですが、もとはと言えば、羊を放牧するための囲いというか、境界というか、仕切りをするために造ったもので、その辺にいくらでもある平たい石、コッツプレートを約50センチ幅に両面から積み上げていき、その上を、羊が飛び越えないよう、石を立てつかいにして、傘にしていました。
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中には、壊れかけている石垣もありました。
今では、中に礫だけでなく、土やあるいはモルタルを込めていると思いますが、何しろ地震のない国ですので、石の重みだけで崩れもせず、何百年も保っているみたいです。
私も小端積は好きな方ですが、石の合端を合わせようとすると、大変手間がかかります。石の積み方に、何か法則はないかと、他のツアー客とは離れて住宅地を歩き周り、たくさん写真を撮りました。
バスの出発時間に帰らないといけないので、時々振り返っては、景色を頭に入れておくのですが、ワラビ取りと一緒で、あっちの路地、こっちの路地と、入り込んでいくと、帰り道がわからなくなってしまったことがあり、ちょっとあせりました。
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コッツウオルズ村/バーフォ-ド、バイブリー、ボートン・オン・ザ・ウオーター、ストウ・オン・ザ・ウオルド
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ロンドンから、車で2時間ほど西に向かうと、「世界一美しい村」として有名なコッツウオルズ村があります。
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3年前にも行きたかったところですが、私の思い違いで、行きそびれてしまい、残念な思いをしました。
コッツウオルズ地方は、大昔は羊毛で栄えたところでしたが、産業革命の波に取り残され、鉄道も通らない田舎になってしまいました。そのため、昔のままの雰囲気を残し、現在では、美しい観光地になりました。
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特に、この地方一帯でたくさん産出するコッツストーンを使った石積みの家や石垣の景色が圧巻で、村全体が、それこそ観光キャッチフレーズで言う、ハチミツ色に包まれています。
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最初、私は妻籠や馬籠みたいな、あるいはアメリカでいえばオールドタウンのように一画だけ保存地区のように遺した所だと思っていました。
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ところが、コッツウオルズというのは一つの地域で、今回バスツアーで訪れた4つの小さな村というか、集落というか、そんなところが道中にいくつも点在していました。
高速道路を使えば、ロンドンまでそれほど遠くないので、別荘を構える人だけでなく、新しく家を建て、住民として住む人も多くなってきたそうです。
ロンドンでは、すべてレンガつくりなのに、ここではコッツストーンばかりで、レンガは見当たりませんでした。そういう風致規制があるのかどうかは知りませんが、レンガつくりよりはるかに高いコッツストーンであれだけの面積を積むのは、かなり費用がかかりそうです。
私が見たかったのは、コッツストーンを使った小端積みの技法です。
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400年くらい前の積み方と、現在の積み方の違いですが、もとはと言えば、羊を放牧するための囲いというか、境界というか、仕切りをするために造ったもので、その辺にいくらでもある平たい石、コッツプレートを約50センチ幅に両面から積み上げていき、その上を、羊が飛び越えないよう、石を立てつかいにして、傘にしていました。
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中には、壊れかけている石垣もありました。
今では、中に礫だけでなく、土やあるいはモルタルを込めていると思いますが、何しろ地震のない国ですので、石の重みだけで崩れもせず、何百年も保っているみたいです。
私も小端積は好きな方ですが、石の合端を合わせようとすると、大変手間がかかります。石の積み方に、何か法則はないかと、他のツアー客とは離れて住宅地を歩き周り、たくさん写真を撮りました。
バスの出発時間に帰らないといけないので、時々振り返っては、景色を頭に入れておくのですが、ワラビ取りと一緒で、あっちの路地、こっちの路地と、入り込んでいくと、帰り道がわからなくなってしまったことがあり、ちょっとあせりました。
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