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勢いの差ということ-J1第28節 柏レイソル戦

2005-10-24 01:00:45 | 観戦・応援
Jリーグディヴィジョン1 第 28 節
川崎フロンターレ 3 - 1 柏レイソル
[川崎F] 箕輪 (20分)、ジュニーニョ (43分)、マルクス (81分)
[柏] レイナウド (84分)
等々力陸上競技場 18,831人
<主審> 西村雄一

一言で言うと、勢いの差とはこういうことなのかという試合でした。

試合の流れは、確実に柏レイソルのものでした。中盤でのボール支配や、パスまわしなど、とても残留を争っているチームのものではありませんでした。

それに対して、川崎フロンターレは、ディフェンスラインが高い集中力を持った守備を見せ、レイソルの攻撃の芽をつんでいました。

しかし、フロンターレがコーナーキックからの流れで先制したあたりから、レイソルの攻撃がシュートまでつながるようになってきました。

ここからが勢いの差というものでしょう。

相澤選手の神がかり的なセーブと、バー・ポストの活躍により、レイソルのシュートをことごとく跳ね返していきます。

一方、フロンターレは数少ないチャンスで抜け出したジュニーニョ選手がゴール前で倒されて、PK を獲得、それをきっちり決めて、2 - 0 とします。

後半も同じような展開で、一人少ないはずのレイソルの方がフロンターレよりも人数が多いのではないかと思わせるような攻撃を続け、フロンターレは何とか守っているという状況でした。

特に、フロンターレの守備から前線へのフィードがほとんどつながらず、レイソルの選手にカットされたり、フロンターレの選手がいなかったりと、シュートまで持っていける気がしないような展開でした。

そのような中でもスリートップがいつの間にか相手ゴール前にそろい、最後はマルクス選手がゴールを決めて 3 - 0 とレイソルを突き放し、最後に PK で一点を返されたものの六連勝を決めることができました。

本当のところは、フロンターレがチームとして集中した守備を続けていたため、レイソルの選手が余裕を持ったシュートを打てなかったということなのでしょうが、レイソルは何かに取り憑かれていて、得点することができなくなったのではないかと思わせるような試合でした。

その他、雑記。

今日の主審は微妙、フロンターレサイドの見方ですが、ちょっと変じゃないかと思われる笛が多数。バック側副審はどっちに旗を出すべきかわからなくなることが何回か。

久野選手、試合開始からいっぱいいっぱいの様子。最終的には警告を出されたが、致命的なことにはならず一安心。もう少し安定していただきたいところ。

守備面では、相手を倒さずにボールだけ奪う魔法のようなプレーがたくさん。見ていて楽しかった。

レイソルの3番と14番が効いていた。特に3番がジュニーニョ選手の動きを封じていたので、単なるカウンターではなく、後半の得点のような複数で抜け出す攻撃が必要だった。

観客は19,000人弱。私にとって、今日はこれが一番の驚きでした。いろいろと営業努力をされているのでしょう。後はアウェイゴール裏2階が埋まってくれれば20,000人の大台に乗ったのに、などと勝手に思っています。

来週はさいスタで浦和戦。チケットも買ってありますし、とりあえず武蔵小杉から電車で Go の予定です。

# 10月24日7時25分: 少し修正
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