無線LANを使用して撮影した画像を直接PCやネットワークサービスに転送できるメモリーカード、Eye-fi Connect X2というのを買ってみました。
購入すると専用のカードリーダーが付いてきて (というか、カードリーダーにカードがささった状態でパッケージングされていて)、そのカードリーダーをそのままPCのUSBポートに差し込み、カード内のセットアッププログラムを実行すると、カードから画像を受信するソフトウエアのインストールとカード設定が始まります。
カード設定自体は、カードに無線LAN接続用のデータを設定するもので、無線LAN設定を自分でやっていれば大体わかる内容です。
このとき、カードから設定する無線LANに接続できることが必須となります。
特に私の場合、デスクトップPCの設置場所が悪いことや、MACアドレスフィルターを設定していたことなどいくつかの要因があって結構てこずりました。
接続されてしまえば、後は簡単で、無線LANに接続されると2MB強のFinepix F70EXRの画像で1枚あたり3秒程度で転送が完了します。
ただ、ちょっと電波が弱くなると一気に遅くなります。
転送された画像は、デフォルトではPCのあらかじめ設定したフォルダ以下に撮影日ごとのフォルダが作られ、そこに保管されるので、それなりに楽に使うことができるように思えます。
そのほか、メモリーカード内のファイル量が設定した量に達すると、転送済みのファイルを自動的に削除する機能などがあり、結構便利に使えそうです。
で、Finepix F70EXRでは問題なく使えたEye-fi Connect X2ですが、Optio E60ではうまく利用できません。
問題はなぜかカードが正しく挿入できないこと。
当たり前ですが、カードをきちんと挿入できない時点でカードとしてはきちんと使えないわけで、認識したところで無理やり使ってみたらカード (の多分FAT) が壊れてしまい、まともに動かなくなってしまいました。
カード自体はフォーマットすることで使えるようになったのですが、結論として無理と言う感じです。
なお、Eye-fiの公式サイトには、Eye-fi Shareが使用できないカードとしてOptio E60が掲載されているのですが、使用可能なカメラのリストにもE60がX2で使用可となっていて、どっちが正しいのか不明な状況です。
まあ、実際のところF70EXRで使えれば問題ないので、よしとしておきましょう。
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