最近、古いデジタルカメラが話題となっているようですので、手元にある古い、といっても2010年前後のカメラですのでそれほど古くはないのですが、コンパクトカメラとスマートフォンで写真がどのくらい違うものかを試してみました。
使ったカメラは1千万画素CCDセンサを搭載したコンパクトカメラと、同じシリーズで1600万画素CCDセンサを搭載したコンパクトカメラ。一応後継機ということになるのですが、センサも違えばズーム倍率も違うので、内実はかなり違うカメラになっているのだと思います。
スマートフォンとこれら2台のデジタルカメラでだいたい同じ感じになるように写真を撮ってみました。デジタルカメラはシーン認識オートを既定の設定で撮影しています。
まず、スマートフォンとCCDのカメラの写真を比べてみます。
ホワイトバランスの違いかデジタルカメラの方は少し青被りしているような感じです。
再現という点ではデジタルカメラは道路や手前の植栽がかなり暗くなっているのに対して空や水色の看板はだいぶ明るめに出ています。
青が明るめに出るような癖があるのかもしれません。
次にスマートフォンとCMOS機の比較です。
先ほどのCCD機に比べるとこちらは多少植栽や道路が明るくなり、空の青もはっきりしてきました。
ただ、空の青が少しマゼンタ被りしているような感じなのが気になります。
単体の写真としてはどれも問題ないと思うのですが、このように比べてみるとスマートフォンの写真はそれらしく写っている感じです。オブジェクトを認識してオブジェクトごとに補正を行っているのではないかと、そんな感じさえしてしまいます。
スマートフォンの写真に比べるとデジタルカメラで撮影した写真は絵に描いたような綺麗さがないだけにリアリティが感じられる、そんなところから今話題になっているのかもしれません。
エモいかといわれるとよくわからんというのがほんとのとこですけど。
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