雑記帳(新居)

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金メダルがとにかく遠い

2012-08-04 16:34:00 | スポーツ
筆者は、今大会の日本の金メダルを漠然と7~9個くらいと予想していた。女子レスリング3、女子柔道2~3、体操内村と競泳北島で2~3という、ものすごくいい加減な見積もりだったが。
この数に届きそうにないことは、最初の日曜日(現地時間)終了時点ではっきりしてきた。柔道で松本の金メダル1つに終わったことで、5個以下の可能性も高くなってきた。
5個以下となると2000年シドニー五輪以来で、しかもこれは「金城湯池」の女子レスリングがなかった時代だから、それを入れて5個以下となったら超絶暗黒だ。

メダル総数としては、競技が多すぎるためとても筆者は予想できなかったが、ひょっとすると期待以上かもしれない。競泳とか重量挙げ(三宅)とか、「少ないがメダルの可能性あり」と予想されたところで、予想以上に取れている。アーチェリーに至っては個人団体ともほぼノーマークだった。しかし本命と思われた種目で落としたものがあまりにも多く、金メダルに関しては、それを取り返すのは不可能だ。

五輪第3日 柔道など

2012-07-30 03:43:00 | スポーツ
柔道男子66kg級の準々決勝、日本の海老沼と韓国選手との試合で、

延長で日本側が有効→副審と協議して有効取り消しになる→試合続行→延長でも決まらず旗判定になる→韓国側の旗が三本上がって韓国が勝つ→場内総ブーイング→審判が全員ジュリーに呼ばれて小言言われる→旗判定やり直し→まさかの白三本で日本の勝ち→総拍手

というわけで、旗判定が覆るなんて前代未聞だ。
旗判定で最初に韓国に旗3本上がったときは、筆者も凍り付いたし、場内大ブーイング。異様な雰囲気だった。海老沼自身も場内のお客さんに勝たせてもらったとインタビューで話していたが、実際観客が一番よくわかっていた。もちろんジュリーの方もよくあれをひっくり返したものだ。

しかしこの日曜日の柔道の試合は、ジュリーからいろいろ指示が出たり、ビデオ判定を確認する場面がとにかく多かった。海老沼のはどう見てもおかしかったが、それ以外にも審判のレベルにいささか疑問符がつく。

さて中村のほうなのだが、2回戦で、金メダルを獲得した北朝鮮の安に敗退した。これも技ありなのか有効なのか微妙なところだったのだが。(いったん中村も技ありと判定されたが、それが有効に格下げされた)
ただしここで言及したいのはその点ではなくて。実力から言えば、本来、中村と安がこれほど早いラウンドで対戦するはずはない。ところが、安は北京五輪以降3年、全く国際大会に出ていない。直近になって、ランキング対象となる最小ぎりぎりの3大会だけエントリーしてきた。そのため、ランキングが極端に低く、それが原因で中村と早いラウンドで当たることが可能となってしまった。
女子テニスのファンにとっては、これはどこかで何度も見たことだ。セレナとかキムクリとか、何回この手の迷惑ノーシードでビッグタイトルをかっさらっていったことか。しかし柔道でもこのようなことが、それも4年に一度の五輪で起きてしまった。

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女子ホッケー、日本もう少し守り固めたいな。35分ハーフの前半30分でもう0-4
イギリスとオランダとの対戦は力の差があることはわかっているので、大量失点は避けたいのだが。(もちろん、オランダとイギリスが格上)
昼間見たオランダとベルギーの試合、ベルギーがかちこちにゴール前を固めているのでオランダがなかなかそれを破れず、先制点まで33分かかった。(結果は3-0オランダ)

Esthera Petre (ROU)

2011-09-01 04:05:00 | スポーツ
とにかく可愛い。
欧州U-23陸上でチェックしておいた選手の一人。





欧州U-23陸上の動画
http://www.youtube.com/watch?v=A73p_YD0c-g

ベスト記録は1.98mなので世界大会での上位は難しそう。
しかし、今年に入って自己記録を何と10cmのばしていることは特筆すべき。(昨年までのベストは1.88mにすぎなかったが、冬のインドアシーズンで+4cm、そして上記の欧州U-23で一気に6cm更新した)

ヴィジュアル的にほかに気になるのは、以前にもちらりと書いたShkolinaかな。フリードリヒは今大会欠場。残念。

なお、今シーズン、女子走り高跳びはここまで記録は低調。チチェロワの2.07m、di Martinoの2.04mが目立っているが、それ以外には2.00mすら2人しかクリアしていない。ブラシッチも今季のベストは2.00m止まり。
このままなら予想もしない選手にチャンスが回るかもしれない。

投稿メモ: 画像登録ができないのでちょっと面倒な迂回。困ったものだ。
後で登録すること。


100m 9秒58

2009-08-18 02:17:00 | スポーツ
あまりにもありきたりな表現だが、ボルトの登場により、もはや男子短距離は完全に別の次元に突入してしまったようだ。電子計測になってから一度に0.11秒などという大幅な記録更新は初めてという。

北京五輪以降、ボルトがベストコンディションで本気で走りきったらどれくらいのタイムになるのかずっと議論されてきたが、今回あっさりと答えを出してしまった。言い方を変えれば、北京五輪で出るべきだったものがようやく出たと言うことでもあるのだが。

少し前まで、世界大会でも100m9秒9くらいで優勝、9秒8台だとかなり速いという印象だった。
幻の9秒7台に再び突入したのもかなり最近のはずだ。幻といったのは、1988年のソウル五輪で、ベン・ジョンソンが9秒79で走りながらドーピングで失格になったことを鮮明に覚えているからだ。
それが、北京五輪でボルトがいきなり9秒6台に突入した。それも、最後は両側を確認して流したくせに9.69である。
そして今回ベルリンで9.58。

9秒6台ですらボルト以前には想像できなかったし、まして9秒5台など、自分の生きている間に見られるとは全く考えられなかった。一体どこまでこの先記録が伸びるのか、想像もつかなくなってきた。ひょっとしたら9秒台前半などもあり得るのか。

TBSの世界陸上放送、キャッチコピーなしに?

2009-07-26 02:00:00 | スポーツ
実際に世界陸上の放送からキャッチコピーがなくなるとすれば、実にめでたいことだ。(記事

要するに
「いい加減にしろ」
と日本陸連がブチ切れたらしい。詳細はいちいち覚えていないけれども、特にここ2回くらいは、もはや常人の発想とは思えないフレーズが連発だった。

能なしの「タレント」が騒ぎまくりとか訳のわからないキャッチコピーとか、下手なくせに絶叫したり気持ち悪かったりする実況とか、とにかく精神衛生に悪いことこの上ない。そのため、日本の民放で放送のあるスポーツ大会でも(一応テレビ東京系だけは我慢している)、最近はそれで見ることはほとんどない。インターネットであの手この手を駆使して、CCTV(China)とかTRT(Turkey)とかの映像で見ている。
例えば現在放送中の水泳世界選手権なら、CCTV-5のほうが明らかにカバー範囲も広くまともな放送である。先週からのCCTVは延々と水泳世界選手権ばかりやっている感じだ。