Sharapova 6-1, 2-6, 6-0 Zvonareva
シャラポワは今年に入って負けなし。打って打って打ちまくる、シャラポワの勢いを誰も止められない。
シャラポワは、第1ゲームこそミスが続いてズボナレワにブレークされたものの、準決勝に比べると早い段階でリズムを取り戻した。その後はシャラポワ本来の猛打が炸裂し、6ゲームを連取した。
ところが第2セット、第1ゲームをズボナレワがキープした後、第2ゲームからシャラポワが突然乱れる。2回のダブルフォルトも絡むなど、このゲームは40-0から逆転でブレークを許す。このセットは、シャラポワの攻撃も勢いがなくなり、逆に準決勝から我慢に我慢を重ねてきたズボナレワが本来の攻撃を見せた。
第3セットは第1セット同様、シャラポワが本来の攻撃力を取り戻し、一方的な展開とした。今のシャラポワ相手では、粘っているだけではとうていポイントは取れないし、かといってズボナレワは、打球の変化とか前後への揺さぶりをかけられるような選手ではない。
準決勝に比べるとシャラポワのウィナーの数は半分近くまで減った(ミスも少し減ったが)。準決勝より大きく増えたのは、ズボナレワがラケットに当てても返せなかった打球(forced error)である。つまり、ラドワンスカはラケットに当てることもできなかった打球に対し、ズボナレワはとにかくさわってはいたと言うことだ。第2セット、シャラポワの突然の乱調にしても、これまでとは違うズボナレワの粘りがもたらしたものだろう。
粘りで流れを変えることができるとなると、ズボナレワは、以前トップ10入りを果たしたとき以上に面白い(対戦相手にとってはやっかいな)選手になるかもしれない。
シャラポワは今年に入って負けなし。打って打って打ちまくる、シャラポワの勢いを誰も止められない。
シャラポワは、第1ゲームこそミスが続いてズボナレワにブレークされたものの、準決勝に比べると早い段階でリズムを取り戻した。その後はシャラポワ本来の猛打が炸裂し、6ゲームを連取した。
ところが第2セット、第1ゲームをズボナレワがキープした後、第2ゲームからシャラポワが突然乱れる。2回のダブルフォルトも絡むなど、このゲームは40-0から逆転でブレークを許す。このセットは、シャラポワの攻撃も勢いがなくなり、逆に準決勝から我慢に我慢を重ねてきたズボナレワが本来の攻撃を見せた。
第3セットは第1セット同様、シャラポワが本来の攻撃力を取り戻し、一方的な展開とした。今のシャラポワ相手では、粘っているだけではとうていポイントは取れないし、かといってズボナレワは、打球の変化とか前後への揺さぶりをかけられるような選手ではない。
準決勝に比べるとシャラポワのウィナーの数は半分近くまで減った(ミスも少し減ったが)。準決勝より大きく増えたのは、ズボナレワがラケットに当てても返せなかった打球(forced error)である。つまり、ラドワンスカはラケットに当てることもできなかった打球に対し、ズボナレワはとにかくさわってはいたと言うことだ。第2セット、シャラポワの突然の乱調にしても、これまでとは違うズボナレワの粘りがもたらしたものだろう。
粘りで流れを変えることができるとなると、ズボナレワは、以前トップ10入りを果たしたとき以上に面白い(対戦相手にとってはやっかいな)選手になるかもしれない。