この試合は見ていないけれども、内藤が圧勝、しかし、亀田が反則のデパートならぬ反則の総合商社のようなことをやり、ひどい試合になったようだ。
筆者がこのエントリで言いたいことは、亀田一家についてではない。
亀田がさらした醜態は、TBSのあり方そのもの
ということだ。
TBSは報道機関としての「反則」を際限なく繰り返している。オウム真理教による坂本弁護士殺害のきっかけを作った件を筆頭に、石原都知事や米国ハイド議員の発言捏造、記憶に新しいところでは、不二家の賞味期限切れ製品の問題での誤報、白インゲン豆ダイエットで入院患者も出る大規模な被害、…(詳細はTBS不祥事年表参照)
そして、スポーツ放送においても、馬鹿げたバラエティ番組並み、勝者への敬意は全くない。世界陸上中継の極めつけの品性下劣さは特に有名だし、この放送でも亀田を最後まで擁護し続けた。バレーボールにおいても、決勝を日本の試合の前座扱い、さらに6位に終わった日本チームからMVPという疑惑の選出など、優勝チームへの侮辱を繰り返している。
このような放送局に対してとるべき態度は一つしかない。「見ない」ことだ。目指すは視聴率ゼロだ。残念ながら放送を見てしまったという人にできる唯一の有効(かもしれない)手段は、番組スポンサーへの抗議である。
さて、テレビ放送の異様な亀田擁護実況からすると、TBSは、この試合が終わった後も亀田を祭り上げ続けるつもりではなかったのか。ところが、亀田が内藤を投げてしまった。さらに、セコンドに入った亀田(長男)やら亀田父による反則指示が音声はっきりでとらえられ、それがYouTubeなど動画投稿サイトに無数にアップロードされた。それ以外にも内藤の目をつぶそうするなど、反則の場面が詳細に検証された。ネットワークの力によって、無数の反則、特にセコンドの反則指示があからさまにされた。TBSは著作権という錦の御旗を持ち出し片っ端から削除させているが、アップロードする人間は無数にいるから、どうにもならない。
ここにいたって、亀田擁護を続けることは不可能だと判断し、亀田批判へと一転したようだ。テレビ放送なら亀田を必死で美化して印象操作することもできるかもしれないが、ネットでそれはできない。インターネットというメディアによって、亀田一家は逃れられなくなり厳罰が決定的となった、といえるのではないか。そして、これだけ汚い印象が残った以上、以前のように亀田一家がもてはやされることは二度とないだろう。
しかし、TBSは結果がどう転ぼうとも視聴率が稼げて大もうけ。そして亀田バッシングに転じて二度大もうけだ。そもそも、祭り上げておいてたたき落とす、マッチポンプはマスコミの常套手段だ。「川に落ちた犬は棒で叩く」特定国のことわざ通りのやり口だ。
(余談)
TBS不祥事の中に、総合格闘技の放送中に桜庭選手を批判する匿名掲示板書き込みを捏造したという件があり、その捏造された書き込みの一節をそのままTBSに返すコメントがあった。これは名言だ。
「TBSに夢中だったのにな もう一度 夢を見させてほしいな」
かつてのTBSは報道分野では定評があり、教育的意義の大きい番組、下劣だけではなく面白い番組も多数作っていたはずだ。土曜の夜はまんが日本むかしばなし→クイズダービー→8時だよ全員集合で決まり、TBS黄金期の記憶は、筆者にも確かに残っている。
いったいなぜここまで堕落してしまったのだろうか。
筆者がこのエントリで言いたいことは、亀田一家についてではない。
亀田がさらした醜態は、TBSのあり方そのもの
ということだ。
TBSは報道機関としての「反則」を際限なく繰り返している。オウム真理教による坂本弁護士殺害のきっかけを作った件を筆頭に、石原都知事や米国ハイド議員の発言捏造、記憶に新しいところでは、不二家の賞味期限切れ製品の問題での誤報、白インゲン豆ダイエットで入院患者も出る大規模な被害、…(詳細はTBS不祥事年表参照)
そして、スポーツ放送においても、馬鹿げたバラエティ番組並み、勝者への敬意は全くない。世界陸上中継の極めつけの品性下劣さは特に有名だし、この放送でも亀田を最後まで擁護し続けた。バレーボールにおいても、決勝を日本の試合の前座扱い、さらに6位に終わった日本チームからMVPという疑惑の選出など、優勝チームへの侮辱を繰り返している。
このような放送局に対してとるべき態度は一つしかない。「見ない」ことだ。目指すは視聴率ゼロだ。残念ながら放送を見てしまったという人にできる唯一の有効(かもしれない)手段は、番組スポンサーへの抗議である。
さて、テレビ放送の異様な亀田擁護実況からすると、TBSは、この試合が終わった後も亀田を祭り上げ続けるつもりではなかったのか。ところが、亀田が内藤を投げてしまった。さらに、セコンドに入った亀田(長男)やら亀田父による反則指示が音声はっきりでとらえられ、それがYouTubeなど動画投稿サイトに無数にアップロードされた。それ以外にも内藤の目をつぶそうするなど、反則の場面が詳細に検証された。ネットワークの力によって、無数の反則、特にセコンドの反則指示があからさまにされた。TBSは著作権という錦の御旗を持ち出し片っ端から削除させているが、アップロードする人間は無数にいるから、どうにもならない。
ここにいたって、亀田擁護を続けることは不可能だと判断し、亀田批判へと一転したようだ。テレビ放送なら亀田を必死で美化して印象操作することもできるかもしれないが、ネットでそれはできない。インターネットというメディアによって、亀田一家は逃れられなくなり厳罰が決定的となった、といえるのではないか。そして、これだけ汚い印象が残った以上、以前のように亀田一家がもてはやされることは二度とないだろう。
しかし、TBSは結果がどう転ぼうとも視聴率が稼げて大もうけ。そして亀田バッシングに転じて二度大もうけだ。そもそも、祭り上げておいてたたき落とす、マッチポンプはマスコミの常套手段だ。「川に落ちた犬は棒で叩く」特定国のことわざ通りのやり口だ。
(余談)
TBS不祥事の中に、総合格闘技の放送中に桜庭選手を批判する匿名掲示板書き込みを捏造したという件があり、その捏造された書き込みの一節をそのままTBSに返すコメントがあった。これは名言だ。
「TBSに夢中だったのにな もう一度 夢を見させてほしいな」
かつてのTBSは報道分野では定評があり、教育的意義の大きい番組、下劣だけではなく面白い番組も多数作っていたはずだ。土曜の夜はまんが日本むかしばなし→クイズダービー→8時だよ全員集合で決まり、TBS黄金期の記憶は、筆者にも確かに残っている。
いったいなぜここまで堕落してしまったのだろうか。