雑記帳(新居)

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ダメポ三姉妹

2005-04-20 00:56:06 | テニス
フィギュアスケートに「自爆三姉妹」がいるように、テニスには「ダメポ三姉妹」がいるのだそうだ。
長女: モーレズモ
次女: ディメンティエワ
三女: クリステルス

さて、このうち誰が一番早くグランドスラムをとって「ダメポ」を卒業できるか?(あるいは誰も卒業できない?)
現時点では、インディアンウェルズとマイアミを立て続けに勝ったキムの勢いは飛び抜けている。しかし、ここでペースをあげすぎると、この後のグランドスラムにもう一度ピークを持ってくるのは難しいという見方もある。

エレーナ姫決勝進出@チャールストン

2005-04-17 13:31:52 | テニス
今週のチャールストンの大会で、ディメンティエワが久しぶりに決勝まで進出している。とにかくうれしい!

2r (2) Elena Dementieva def. Alina Jidkova 6-4, 6-4
3r (2) Elena Dementieva def. Nuria Llagostera Vives 6-0, 6-3
QF (2) Elena Dementieva def. Katarina Srebotnik 6-3, 5-7, 6-4
SF (2) Elena Dementieva def. (8) Patty Schnyder 3-6, 6-4, 6-0

クレーコートでシュナイダーはものすごくやっかいな相手で、去年のこの大会でも、3回戦で対戦して粉砕されている。案の定第1セットはダブルフォールトも絡んで落とし、第2セットも第1ゲームをいきなりブレークされそうだったから、あきらめて寝てしまった。
これがどうやらよかったようだ。とにかく期待するとだめで、期待しないと意外と勝つ。

決勝では、帰ってきたエナンとの対戦である。インディアンウェルズでもマイアミでもキムと当たって負けており、ベルジャンとの対戦が続いている。因縁ついているのか?いずれにせよ、期待したらだめだ。

兎と亀

2005-04-15 12:38:13 | MyPC
最近、うちの部隊のマシンについて、「兎」と「亀」という考え方をしている。この表現は、近年特に注目されているトヨタ生産方式(TPS)に由来する。しかし、TPSと異なるニュアンスを持つのは、兎と亀のどちらがよいということではなく、うちの部隊が「チーム」として機能するためには、両方とも必要ということである。
少し前までは、うちの部隊のマシンは、すべて「兎」でなければならないという考えだった。とにかく高速であれば効率が上がるという考え方で、耐用年数とか、まして消費電力あるいは騒音の問題など二の次だった。もちろん、その当時でも、費用とパフォーマンスのバランスから「落としどころ」は常に考えて、購入するマシンのスペックは決めていた。しかしそれは、速いマシンがほしくないわけではなく、単に高価すぎるから手を出せないにすぎなかった。
ところが、ここ1,2年ほどで、動画の取り込みという究極の目標をノートマシンですらクリアするまでに至った。そして、「電気代」というランニングコストの問題がきわめて重大になっている。となれば、「作業内容に見合ったパフォーマンスで、最小の電力で動作し、安定な」マシン、すなわち「亀」のマシンの頭数がそろっているほうが望ましい。そのような考え方に必然的に変わったのだ。
しかし、「兎」のマシンが不要になったわけではない。「亀」の役割を果たすのは基本的にノートマシンで、一世代とか二世代前のエースが、作業ごとに割り当てられる。そのマシンでは、データの取り込みまではできても、その先ができない。それらのマシンの最大の問題はハードディスクである。タワーマシンのハードディスクに比べれば、ディスクのサイズが小さい上回転数も少ないため、スピード・容量ともはるかに劣る。しかも1台のマシンにドライブ1台しか搭載できない。(だからこそ、ドライブを大量に搭載しているタワーマシンたちに比べてはるかに省電力なのだが。)大容量データの加工から管理・保存という段階では、最高速度・最大容量が必ず追求される。少なくとも1台は、必ず「兎」のマシンがいなければならないのだ。(現時点では、録画する分量とHDD1台あたりの容量から考えて、マシン1台では全く不足であり、3台でもパンクしかかっている。パンクしたら、最後に空きがあるアリーナにHDDを追加するしかない。アリーナは、ポイント稼ぎの都合上今後も当分は一定時間の稼働があり、そのためハードディスク1台だけで運用されている。)


HDDのコスト

2005-04-10 20:35:42 | MyPC
PCと電力がらみの話題でさらに引きずってしまう。ここではハードディスクの問題である。
これまでは、HDDを買うときは、その時点の売価を容量で割ってその単価が安いことを第一の基準としてきた。しかし、考えてみれば、HDDにかかる費用は購入時だけではない。動作させるのに必要な電気代も考慮しなければならない。
ここで、HDDの消費電力を30W、常時稼働、3年間にわたって使用と仮定して、電力代を求めてみる。電力の3段料金は、消費税込みで約23円 / kwhである。
30 * 24 * 365 * 3 / 1000 * 23 で、約18,000円である。
これを購入代金に加えて単価を計算すべき、ということである。そうすると、250GBと300GBのドライブでは単価が逆転し300GBのほうが割安、極度に高価に見える400GBドライブでもさほど大きな差はない。
ただし、これは最悪を想定した見積もりである。実際はここまで大量の電力を使わない可能性が高いと思われる。30Wというのは最大の消費電力を仮定しているので、稼働中でも、リードライトをしていない間はより少ない電力消費のはずだし、デスクトップマシンの稼働時間自体減らす方向で運用している。(「ハードディスクの電源を切る」設定は、ドライブの寿命を縮めるため、行わない。)とはいえ、原油を始め資源価格の暴騰は当面収束する気配はなく、それも本格的に影響が出てくるのはこれから先である。コスト計算の上で、電力消費のウェートがますます大きくなることは間違いない。