蚊

9日の金曜日、仕事中に目の前に蚊が飛んできたのでたたきつぶした。ただそれだけのことだが、
2月の上旬！真冬の一番寒い時期だぞ！あり得ない。
いくらオフィスの中は暖房が効いているとはいえ、真冬に蚊を見かけるなどもちろん初めてだ。

地球温暖化はやばい。やばすぎる。
例えば蚊が年中飛びまくるということ一つをとってみても、その蚊がいろいろな伝染病を媒介するから、その被害が爆発的に増えるおそれがある。平均気温が1℃とか2℃とか上がるといってもあまり印象がわかないかもしれないが、このように、温暖化の影響はどこにどのような形で現れるのか見当もつかない。

Ana Ivanovic @Toray PPO 2007

今回のPPOはイバノビッチがすごい。準々決勝の後半あたりから神がかってきたようだ。サーブもストロークも一発の威力はツアートップクラス、それが立て続けにコートに入ってくる。

美人選手（10代だが色っぽい）でものすごい強打があるということで、2年くらい前からかなり気になっていた。しかし試合を見る機会はあまりなかった。だから今回いいプレーをたくさん見られてうれしい。

デメをずっと応援してきた人から見ると、強烈でコースもいいサーブは本当にうらやましい限りだ。サービスエースもきわめて多い。その一方で守りに回ったときの弱さも明らかに目についてしまう。それでも、もっと多くの試合で見たい選手である。
激戦になったヤンコビッチとの準々決勝、イバノビッチは、前半はヤンコビッチのしつこさとカウンターに苦しめられ、先にミスをする場面が多かった。しかし後半は、猛打が立て続けにコートに入ってきて、去年夏から絶好調のヤンコビッチをオーバーパワーしてしまった。
そして準決勝シャラポワ戦、シャラポワは足の故障を抱えていて今大会サーブが極端に不安定だったものの、それ以上にイバノビッチのプレーはすごかった。シャラポワが途中棄権して決着がついてしまったが、シャラポワはたぶん先週全豪の決勝もこのような感じでやられたのだろう。

イバノビッチが準々決勝後半からのプレーを続けられれば、ヒンギスにも勝ち目はほとんどないだろう。（ヒンギスから見て）去年の決勝の再現になる恐れもある。その一方、イバノビッチがミスを連発すればヒンギスがあっさり勝つ可能性もある。