雑記帳(新居)

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ペトロワ初優勝

2005-10-30 00:46:01 | テニス
リンツでペトロワが悲願の初優勝。おめでとうございます!!
Generali Ladies Linz Final
(3) Nadia Petrova (RUS) d. (4) Patty Schnyder (SUI) 46 63 61

ミスキナ以降の選手は簡単に壁を突破してしまったが、以前はロシア選手は注目されてもなかなか優勝できないというジンクスのようなものがあった。クルニコワは結局ツアー優勝のないまま引退してしまった(という扱いでよいよね)し、デメも初優勝まで恐ろしく長かった。
そしてペトロワは今の今まで取り残されたままだったが、ようやく汚名返上である。

キーボード購入

2005-10-28 00:34:41 | MyPC
デスクトップマシン用に新しいキーボードを買った。NMB (ミネベア) 製「CMI-6D4Y6」である。
この記事はそのキーボードで打ち込んでいるが、すこぶる快適だ。まっすぐに跳ね返ってくるようなタッチで、しかもデスクトップ用のフルサイズのキーボードにしてはタッチが柔らかい。
実売価格で4000円ほどするので、今時のキーボードとしては高い部類だが、間違いなくその値段以上の価値がある。キーボードを打っていて気持ちがいいから、これといってネタがなくても何か書きたくなる。キーボード一つでここまで違うのだ。
このようなWebページやらブログやら細々とでも作っている人にとっては、自分に合うキーボードを時間とお金を十分にかけて探すべきである。PCの本体にいくらお金をかけても2年もすれば時代遅れになるが、よいキーボードをいったん入手できればそれこそ一生ものである。(さすがにそこまでは持たないだろうが)
だいぶ前になるが、デスクトップマシンで使っていたキーボードを落として壊してしまった。(Ctrlキーが押しっぱなしの状態から戻らない)タワーマシンではキーボードをあまり使わないので、昔(切り替え器の導入以前に)使っていた安いキーボードで我慢していたけれども、どうにも気持ちがよくない。以前はそれほど不快に感じなかったのに、ほとんどノートマシンのキーボードばかり使っていたせいか、今では我慢ならなくなってしまった。
また、筆者はノートマシンをずっとメインで使っていたため、高級品でもメカニカルキーボードはだめである。キータッチが固すぎる。

キーボードの世界で「いつかはクラウン」に相当するのは、東プレのRealForceだろう。店頭でさわったことはあるしあこがれの一品だが、難点はWinキーのあるモデルが少ないことである(先日秋葉原に出たときには品切れ中)。賛否両論はあるだろうが、現在筆者が最も頻繁に使うキーは、Winキー+eでマイコンピュータをエクスプローラで開くショートカットである。Winキー+rのファイル名を指定して実行もよく使う。これが使えないと著しく作業効率が落ちる。
RealforceがクラウンならこちらはさしずめマークXだろう。標準そのまま109キー配列、伝統のIBM/PCのツートンカラーなので、見た目は古めかしい印象も受ける。

クレムリンカップの走り書き

2005-10-18 02:25:24 | テニス
ディメンティエワは、準々決勝までは楽に勝ち上がったけれども、準決勝ではスキアボーネに一方的に負けてしまった。これまでの対戦成績では分が悪い相手ではなかったのだが。とにかくエレーナ姫は、勝てるかなと思うと必ず負ける。

スキアボーネは、回転のかかった緩いボールとかループボールを多用し、相手に攻撃されても拾いまくる粘っこい相手である。
昔のコンピュータRPGに出てくる、毒を使うモンスターを思い出してしまった。一見たいしたダメージを受けないようで、毒が効いてくると後からどんどんダメージを食らうのだ。のみならず、攻撃力が下がったり攻撃がミスばっかりになったりする。

モーレズモやデメは序盤の2,3ゲームであっという間に毒が回りまくった。まるで攻撃のタイミングがつかめずミスばかり、デメの場合はダブルフォルトも連発した。(試合を全く見ていないが、クズネツォワも同様だろう)

しかし、ピエルスはあのテニスに耐性があるようだ。似たタイプで同じように遅いコート、ローランギャロスでのシュナイダー戦も、最初から最後まで主導権を離さず振り切っている。今回の決勝でも、マリーは序盤6ゲームは全く苦にせず一発の破壊力で押しまくり、5-1とリードした。しかし、第8ゲームあたりからスキアボーネの「毒」が効いてきた。チャンスボールでのミスが目立って増えてきた。マリーは、第8ゲームをブレークされ第10ゲームも危うい場面があった。しかしそこではスキアボーネのミスにも助けられた。
第1セットを6-4で奪ったマリーは「毒」からも回復、第2セットも常に主導権を握って6-3でものにして、今大会優勝してしまった。
今年後半、マリーの出場大会は極端に少ないけれども、アキュラクラシックで優勝、全米準優勝、クレムリンカップも優勝と、驚異的な成績である。ここまで好調を持続するのは、若い頃にすらなかったのではないか。

今大会優勝したピエルスだが、その勝ち上がり途中、準々決勝のリホフツェワ戦がとてつもない試合だった。
7-5, 4-6, 7-6(8-6)
というスコアなのだが、最終セットのタイブレークは、なんとリホフツェワ6ポイント連取の後ピエルスの8ポイント連取という超絶逆転だったのだ。逆転負けのリホのショックはどれほどのものだろうか。
この試合、デュースゲームも極端に多く、試合時間は実に3時間13分。女子の3セットマッチで3時間オーバーという試合自体ほとんどあり得ないけれども、のみならず最終セットのタイブレークはまさに「あり得ない」展開。恐ろしく劇的な試合だったようだ。


(無題)

2005-10-15 00:50:33 | その他
日経のニュース記事によると、ロンドンの地下鉄初乗りを3ポンド(約600円)に値上げするとか。恐ろしく高い日本の(普通の)タクシー初乗りより高いとは。
このように、イギリスは平時でさえ恐ろしい物価高らしい(イギリスから帰ってきた同僚に聞いたところ、パン・牛乳などごく一部を除き、日本の2倍の感覚とか。)。そこで五輪開催となれば、それにさらに確実に上乗せされる。(今回例に挙げた地下鉄料金は、公共だから五輪期間中の値上げはないだろうが。)こんなところで五輪開催なんて、あり得ない。

パリのほうがまだよかったなあ。ってどのみち行かないと思うが。

本当はヴィカを(おばさんになっても)見たかっただけ。

クレムリンカップ開幕

2005-10-13 00:25:35 | テニス
今週はクレムリンカップだ。
今年も盛大なインターネットライブ放送の時間がやってくる。センターコートおよび1~3番コート全試合を生中継である。でも、センターでロシアの人気選手の試合ともなれば、まともにつながらない。

先週に有明の試合を生で見て、その後にこのクレムリンカップのインターネットライブを見ると、コートの遅いこと遅いこと。スマッシュとか鋭角のボレーとかが普通に決まらないのでびっくりする。
クレムリンカップもカーペットのようなものを敷いたサーフェスのはずだ。インドアのカーペットは速いコートというのが相場だが、クレムリンカップのサーフェスは、体育館に赤土を入れているかのように感じられる。全く独特のサーフェスである。

日本からモスクワに向かったキリちゃんは、さぞかし調整に苦労しただろう。そのせいか、初戦でズボラネワに負けてしまった。ベラ子も日本からモスクワへ移動だが、ジャパンオープンで早く負けた分調整の時間もあったのか。

シャラポワはグローネフェルドと対戦だったが、ここ2年で最悪くらいの不調だったようで、1-6 1-4とリードされ敗戦は決定的かと思われた。ところがその場面でグローネフェルドが足首をひどくひねってしまい、結局棄権。何とも幸運な初戦突破となった。しかし、グローネフェルドもここのところめきめき力をつけてきていただけに、これが大けがでないかどうか心配だ。