雑記帳(新居)

移転完了しました

(無題)

2012-08-10 05:08:00 | スポーツ
日本が準決勝進出、対戦相手がブラジルに決まった後、解説者の論調を聞いていて気持ち悪くて仕方がなかった。そろいもそろって、ロシアならやりにくいが、ブラジルなら勝てるといった感じだったのだ。
ロシア相手ならちょっとしたはずみで(特にソコロワがいないときなら)何回か勝っていても、ブラジルにはどうあがいても一人二人ベストメンバーが外れていても歯が立たなかったのは、つい最近のことではなかったのか?
日本がブラジルに勝った2011年のワールドカップは、ブラジルはけが人続出でベストメンバーとはほど遠く、メダル獲得・五輪出場権確定はほぼ絶望の状態だった。それをまさか忘れたわけではあるまい。

だから、
「なわけないだろ!!」
と突っ込みたい気分だったわけだが、としても、もう少し試合になるかと思ったのだが。

最後の大山場

2012-08-10 00:33:00 | スポーツ
五輪後半に入って、休養日と山場の日が交互に来ている感じだ。そしてここでとてつもない大山場がきた。
女子サッカーの決勝と女子バレー準決勝、全く同じ時間だ。

現時点の筆者の録画設備は、地上デジタル2チャンネル、BSデジタル2チャンネルを同時に録画できる。地上デジタル3チャンネル重複の時間は何度かあり、そのたびに、各チャンネルの放送内容をにらみながらどれをあきらめるか頭をひねっていた。ところが、今夜は地上波だけでなんと4チャンネルブッキングの時間帯がある。(午前3時から4時頃にかけて)
TBSとNHK-BSの放送内容はかぶることがわかったので、TBSは無視してよいのだが、それでもなでしこと火の鳥ジャパンは完全に二者択一、どちらかを選んだらもう一方は生放送はあきらめることになる。
さらに最終手段。携帯ラジオを引っ張り出してサッカー中継を聞く。つまり、地上波の残り1枠は女子バレーで使う。

かたや現代のデジタル放送、かたや遙か昔からのAMラジオ、何とも奇妙なものだ。

半分終わった

2012-08-06 00:00:00 | スポーツ
さて、気がついてみれば五輪の半分終わってしまったわけで。そろそろ次を意識しなければならないことになる。
女子テニスのファンとしてはこれは大まじめな話で、翌週(8/6~12)は早くもモントリオール大会。つまり世間は五輪まっただ中でもう次の大会だ。(それも、下位の大会ではなく、プレミア5というトップ選手がほぼ全員出場必須のグレード)

(無題)

2012-08-05 16:42:00 | スポーツ
さて、決勝トーナメントでの組み合わせが有利になるようにするためわざと勝ちを狙わないということは、バドミントンの過去の大会でもあった(とのこと)だし、他の競技でも公然と行われている。バドミントンの無気力試合はあまりにもひどすぎだから失格がふさわしいだろうが、いったいどこからがNGでどこまで認められるのか。女子サッカー日本代表も「引き分け狙い」を公言したわけだが、FIFAが「問題なし」と言ったからといって、それが不問で本当にいいのか?
要するに、「負けるが勝ち」という状況が発生することにそもそも問題があるのだから、極力それを排除しなければならない。たとえば、決勝トーナメントの組み合わせを、進出チームが出そろってから抽選することだ。
女子サッカーにしても、そもそも組み合わせが発表された時点で、1位通過より2位通過が有利になるだろうことは指摘されていた。それが間違いの元だ。

ぐだぐだ五輪

2012-08-05 16:36:00 | スポーツ
とにかく、ここまでぐだぐだな五輪は初めてだ。およそ記憶にない。
  • 競泳、一度フライング失格になったものが抗議により失格が取り消し、その選手は決勝進出し銀メダル獲得

  • 柔道、ジュリーの権限により旗判定が訂正され逆転

  • 器械体操男子団体、当初は日本4位と場内に発表されたが、日本チームの抗議により採点が修正され、日本が4位→銀メダルに

  • バドミントン無気力試合で4組失格

  • フェンシング「永遠の1秒」事件(ただしこの件はほかとは違い、完全に運営側のミスが原因のようだ[*])

  • レスリングでも、日本選手が何度もダウンを奪いレフェリーストップとすべきところレフェリーがそれを無視、判定で相手選手の勝ちとされ、抗議によりレフェリーストップだったことが認められ勝敗が逆転(最後の2分くらいだけで6回か7回ダウンなので、そもそも、止めないとやられた相手選手に障害が残る危険がある)

この種の騒動が多発している背景として、映像技術の進歩により、競技の全てを後から容易に映像で再確認できるようになったことがあると思われる。今回に限って審判・判定が異常なわけではないのだろう。これまでも誤審(ないし八百長?買収?)があったが、それを検証する手段すらなかった。しかし今では容易に検証・訂正が可能になり、結果としてそのようなケースが表に出ている、ということだろう。
[*]フェンシングの「永遠の1秒事件」について
236 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2012/07/31(火) 03:46:46.93 ID:qul2Qvks
分かる範囲で解説する。

フェンシングでは、時計は開始時については審判の合図に合わせて手動で行う(補助員が行う)。
一方で、測定の停止はランプが点灯した瞬間(エペの場合にはポイントが入った瞬間)に審判器によって自動で行われる。
(ただし、両者にランプがつかなくても、審判が試合を一時的に中断させるような場面には手動で止める)

今回は両者同点のままで試合が進み、延長戦の残り1秒までもつれた。
延長戦の場合、事前にくじ等でプリオリティ(優先権)が一方に与えられ、延長戦の試合時間1分が終わった時点で点数が入らなかった場合には優先権のある側の勝ちになる。
今回は韓国のSHIN選手が優先権をもっていた。

で、残り1秒ぐらいになってから、両者にポイントが入るシーンが2回ほど繰り返された。
両方に得点が入った場合、そのまま試合は続行される。その両者得点シーンも時間に含まれるはずだから、当然残り時間は1秒未満。(1秒に戻されたりはしない)

ここで、運営サイドのミスが入る。
試合が中断している際に、なぜか時計が進みだして0秒になってしまう。
おそらく補助員が焦って合図より早く時計の開始を押してしまったのだと思う。
その結果、残り時間が僅かながらあったはずなのに、その時間が分からなくなってしまった。

で、審判が残り1秒から再開することに決定。
再開後のアタックで、ドイツの選手のみのランプがつく。
ただ、これはどうみても残り1秒から再開になったおかげであり、本来の時間で再開されていたら間違いなく時間切れで韓国のSHIN選手が勝ってる。
で、揉めてる。


正直、原因は完全に運営サイド。
時計のトラブルは割とあることだけど、さすがにオリンピックでこれはひどい。