宮崎のH様からの移動販売車製作御依頼です。
今迄の、シェルBOXタイプでは無く
荷台BOXより、作業場がスライド式で
サイドからせり出しまして、広いスペースと
オープンキッチン的な販売が可能に成る
移動販売車となります。
まだ、製作の途中では御座いますが・・・

このスライドタイプは、既に他社様より
様々なタイプで、販売や製作をされて居ますが
今回、遅ればせながら・・・
ブローニングでは、初めての製作と成ります。
従来からのシェルBOXのオーダーが
多かったので、すっかり このタイプでは
出遅れてしまってました



製作に際し、ネットで、このタイプを
色々と調べましたが、まず素材で多いのは
アルミ製やガリバニウム製が、
多く出回って居ますね~~
ぶっちゃけ、アルミだと
金額も相当高額に成ると思いますし、
アルミは、いざと言う時の補修が困難


更に熱伝導も、他金属より遥かに上回るので
多分、夏場はサウナ状態



なのでは



ですので。。うちはうちのやり方
餅は餅屋で、
FRPで製作します

重量的には、アルミほど軽くは有りませんが
強度も強く、錆びません


補修も楽勝です

エアロパーツと同じですので
当然 塗装もOK

何かを追加したり
削除したり、形を作るに際しての
自由度は、半端無くベスト

アルミだと、塗装が出来なくはないですが
アルミ専用のプライマーが必要で
それでも、アルミ独特の粉吹きで、
塗装はあまり有効では無いので
ラッピングやシールに頼る事が
多くなりその分、金額がUPしますね。
なので、アルミ製のBOX場合は、
塗装無の無垢の状態の物が、多く
流通してるようですね~


このBOXでは、
内部の壁や床、天井、跳ね上げドア裏面、
を、全てにステンレス板を貼り込みます。
宮崎の名物、「地鶏の炭火焼き」を
このキッチンカーで、調理 販売するので、
焼き台は、「七輪」を使用します
その為 熱対策や、油対策、が必須




ステンレス板を貼るだけではありません
FRPの外壁とステンレスの内壁の間には
画像の通り、断熱材をサンドしますので
調理場の熱対策と、外部からの気温の
変動にも、対応させます。
従来のシェルも、この工法を施してます。
この3重構造は、めっちゃ効果的で
特に、その効果は絶大で、
真冬や真夏の時期には、それが顕著に
感じられると言う風に
シェルのオーナー様各位より
褒めて貰ってます


色々、てか さんざんネットで
この仕様を検索しましたけど
殆どの車両のこの手のBOXには、3重構造という
物は、無くって。。。。
アルミ板の外壁で、内部は、そのアルミの
裏面・・・いわゆる、外壁 1枚のみ
勿論 補強は入って居る様ですが・・・
ほぼ ペライチの造りというのが
かなり見られますね~~
コストの問題なのか…否かは 不明ですが

多分、外から パンチ一発でボッコリ凹むでしょうけど

ですが、
焼き鳥専門店や、チェーン店さんの車両は
流石の造りをして居る物が多く
最低でも、2重構造、内部はオールステン
又は、オールアルミ等、
熱対策も、油対策も、良く
清掃も楽ちんタイプが有りますね~
勉強させてもらいます


今回は、内装を オールステンレス仕上げ
施工ですが、従来のシェルBOXと同様
内壁はキッチンパネル仕様でも、製作できます


コスト的に、オールステンレス張は高額に
なりますので、特に 油散や高熱調理では
無い限り、キッチンパネル仕様で十分です



今回、H様のオーダーにて
この仕様を始めて製作する事に成りますが、
これを機に、BLOWNINGの移動販売車
新製品としまして、今年より
ガンガン宣伝して、売って行きたいなーーと
そう思っておりま~す





まーー




まだ完成してませんので・・・・・


デカイ口は叩けませんね。。。。




完成してからの話ですわーー。。。。


従来の軽用シェルBOX、普通車用シェルBOXも
引き続き 製作して行きますが
このNEW BOXの最大のメリットは
車検の際に、BOXを降ろす必要が無い事



軽自動車の高さ限界値2m以内に納まります。
そして、
荷台上からの対面販売では無く
地面に立っての営業スタイルで
御客様と目線が同じって事、
そして、
広い作業スペースの確保

下の車は、他の業者様の作った物ですが・・・イメージはこんな感じかなぁ







