くされ縁

よく別れたいけどなんか別れられない、なんであんな人にと思うし周りからもあきれられているけれど離れられないーいわゆる腐れ縁に悩まれている方とお会いさせていただく機会があります。
みなさん 頭ではわかっちゃいるけといざとなると離れられないし引きずられてしまうし、ひとりになると淋しいから別れられないと言われます。そんな時 周りの人たちは簡単にその縁を切るように勧めてしまいますね。でも別れられない腐れ縁には理由があるのです。それを見ない限りいくらその人と縁を切ってもまた次の腐れ縁の相手と繋がってしまいます。

私自身の体験からも言えるのですが腐れ縁の相手は自分の中の一番嫌な部分のスイッチを押してみさせてくれる相手のようです。私たちは自分自身の問題を解決して前にすすもうとする為に一番嫌な部分を刺激する相手を選んでしまいます。その嫌な部分を認識して変えていけた時に初めてその腐れ縁の相手との関係は変化するのだと思います。別れになるのか 親密な違う関係になるかは人それぞれですね。

男女関係はどんな人にとっても自分を発見する旅になります。うまくいかない関係性にもひとつも無駄はなく全てが気づきの為に起こっていますね！

思考の癖

私たちの思考の癖で多いものは、私たち自身が受け取りたいと思う現実をイメージした時に、それとは正反対のイメージを描こうとしてしまうことです。

セッションさせていただいてなかなか自分が望んだ状況にはならないとおっしゃる方がいらっしゃるのですが、そういう方は知らず知らずに 願いを打ち消してしまう思考の癖を持っているように感じます。

私たちは毎日 自分が朝起きてから夜寝るまでにどれだけたくさんの想念を思い描いているかを意識する事は少ないと思います。殆どは無意識に思考を働かせていると思います。その大部分が自分にとって好ましくない想念である場合も多いようですがその事にも気づいていません。

よくセッションの時に「自分が感じている思いを観察してください」という事を申し上げです。それから「自分にとって好ましくないイメージをする時間を減らしてください」とお願いする事もあります。意識的に自分の想念を観察しなければ好ましくないイメージについついエネルギーを注いでしまうからです。

何かの考えにとりつかれた時 どうしてもそこから抜け出せないと感じる時に「今の私のイメージを持ち続けて幸せになれるのかどうか」を点検してみましょう。