試練とサポート

私たちが理想のパートナーを描く時に、自分に試練を与えてくれる相手を望む人はまづいないと思います。ほとんどの人は自分をサポートてくれる相手を求めますよね。ところが どうやら本当のパートナーというのは試練とサポートを同時に与えてくれる人のようです。

自分の人生を振り返った時に 一つ大きな謎がありました。若いときに結婚の約束をしていた相手はいつも私をサポートしてくれる存在で、お付き合いをしている間私は嫌な気持ちになった事が一度もありませんでした。いつも安心感に満たされていたのです。でも私はその相手をいろいろな事情があり、選ぶ事ができませんでした。そして長年その相手と離れてしまった事をずっと後悔していました。

何故その相手を選ばずあへてきつい相手を選んでしまったのか、その理由を知ったのは、人生の仕組みを知り、自分がなんの為にここに今 生まれてきたのかがわかってからでした。

一見 どうしようもなくきつい相手 自分にたくさんの試練を与える相手は、私を苦しめるためではなく、サポートするためであったことを理解しました。試練とサポートは紙で言えば表と裏なのかも知れません。その意味が解るためには長い年月が必要でした

世界はバランスでできている

「世界はバランスでできている」ジョン．F.ディマティーニの本に巡り合ってから私自身 長年自分なりに探求し続けてきた宇宙の法則にますますの確信を抱くと共に、人生を振り返りたくさんの気づきを得ました。

私が多くを語るより、ぜひ一度読んでいただきたい一冊です。これまでにない新しい視点と気づき、そして深い感謝に満たされると思います

人生の流れが停滞している方 何故自分がうまくいかないのか、その答えを見いだされるといいですね！ そして人生の流れをさらに加速させたい方にもお勧めです。

五感を解き放つ

ここしばらく 人間の持つ本質についていろいろと感じていました。そんな時に一番よく観察するのが赤ちゃんや小さい子供たちの姿です。

赤ちゃんや幼児は五感を解き放った存在だと思います。快があれば喜び、心から笑い、不快な事があれば泣き、怒ります。でも時間の経過と共にそれらの感覚は変化していくのでずっと同じ感覚を引きずることはありません。

大人になるにつれていつしか私たちは五感を解き放つ生き方を忘れて、バランスを崩してしまいます。

感情の抑圧が引き起こす精神的、肉体的な病はたくさんあると言われており、感情が解放されただけで治癒に向かうケースはとても多いのではないでしょうか

意識的にプライベートな時間を自然の中で過ごす事は五感を研ぎ澄まし解放させる為にはとても大切な事ではないかとつくづく感じます。

恋愛やパートナーとの関係、人生そのもので行き詰まりを感じた時、一旦思考を止めて、環境を変えてみたり 心の赴くままに自然の中に身をおいてみるとなにか新しい発見がありますよ。先のことは考えないで目の前にある、風景や空気に自分の心を開いてみてください。様々な癒やしがありますが、自然のエネルギーは最高のヒーリングになると思います

当たり前のこと

私たちは日々 いろいろな悩みを抱えながら生活しています。これさえあれば幸せだと思っても叶えられなかったり、幸せになるためには何かを手に入れないといけないと感じてしまいますね！

私たちが赤ちゃんの時の事を思い出す事は出来ませんが、赤ちゃんは何かを所有していなくても、生きている存在それだけで喜んだり、泣いたりしています私たちの心の奥深くにあるコアの感覚も、赤ちゃんと同じように、何かによって幸せと感じるのではなく、自分がいるだけでOKだというとてもシンプルな感覚があるように思えます。

あるがままの自分の存在にOKを出す事が出来る環境が与えられていたとしたら、それはとてもラッキーな事です。何かを手に入れたから幸せ、条件付きの幸せでしか満たされないとするならば、それを失った時に私たちは自分の存在の意義をうしなってしまいます。

私たちの幸せの概念は人それぞれに違うでしょう。
年のせいなのかも知れませんが、最近の自分自身は、当たり前の毎日がつつがなく送れている事をとても幸せと感じています。毎日同じ繰り返しとしても、その瞬間 瞬間は一度きりです。その目の前の事に心を込めたいと思う日々です。

本質への回帰 2

どうしても忘れられない人がいる～理性ではダメな相手だとわかっていても離れられないなどという悩みを抱えていらっしゃって 長い間その渦中でもがいておられる方たちに出会う機会が多くあります。何故理性で離れたくても離れられないのか、本当にその人と関わる事で幸せになれないと感じていても離れられない理由が知りたいとおっしゃる方は一度 本質への回帰のセッションを受けていただく事をお勧めします。

私たちは自分が本当に何を望んでいるのか、この人生において、受け取りたい感覚が何であるのか、どんな人とつながり、これからの毎日を過ごしていきたいのか、その答えを求めているのではないでしょうか しかし私たちが本質の自分に気づかなければ、心から満たされた気持ちになる事はなかなか出来ません。自然と生まれる笑顔や深いところからの自己や周りへの感謝の思いも、本質の自分に目覚めた時には、特別な事ではなく、あまりまえになるのではないかと思います。

イルカは海に、妖精は森や水辺に還るのが自然な姿です。ごく自然なことに気づかないのが今の私たちではないでしょうか

思い込みや制限や 周りの意見も外して素の状態になった自分を一度イメージしてみてください