ヒーリングスペース ブルーローズ

✨あなたの中のアダムとイブに出会う旅✨

自分の機嫌をとること 2

2017-02-15 16:45:00 | セラピー日記
前回、自分の機嫌をとるという記事を記載しました。自分の機嫌をとることより、周りの機嫌をとることを優先してきた人の心の中には深い、怒りや悲しみや無価値感、無意味感、そして、もっと底にいくと、消えてしまいたいとか、死んでしまいたいといったデットゾーンがあります。

鬱やパニック障害、その他の精神的な疾患、それに伴う不調の原因の多くは、自分の機嫌よりも他者の機嫌をとることを優先してきた長年の心理的な蓄積であるように思います。

仕事柄、そのような方によくお会いするのですが、17歳ぐらいまでに親もしくはそれに近い人にビクビクしたり、ご機嫌を伺いながら、我慢して生活してきた遍歴を持つ方がほとんどです。本来であればそれぐらいまで、特に小学校を卒業するぐらいまでは、安心感の中で、本質の自分で伸び伸びと生活できるのが、理想ですが、なかなかそんな環境に恵まれている方は少ないですね。

ほとんどの恋愛は実はそのやり直しでもあり、17歳ぐらいまでに受け取りたかった感覚をお互いに求める旅でもある為、多くの人が恋愛に苦しみ、ますます自分を追いつめてしまうことにもなってしまうのだろうと思います。

本来は親から受け取りたかった感覚を相手に求めてしまうからです。
ツインソルであってもなくても、相手に求めるのを続ける限り、目の前の人は異性ではなく親になってしまいます。

繰り返す恋愛のパターンはほとんどが、おきまりのものですが、「私のことをわかってほしい、大事にしてほしい、そうしてくれたら、私はあなたを大事にします!」このようなパターンではないでしょうか?

1番欲しかった、無条件の愛情を親から受け取れなかった私達同士が恋愛をした場合、愛情争奪戦、権力闘争におちいり苦しみます。

相手に求めることを手放し、まづはやれることから、自分の機嫌をとり、心地良くし、自分と和解すること、それがスタートですね。

相手のことは、一旦、棚上げして、うまくいってない時は自分を労わることに専念してみてください。




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自分の機嫌をとること

2017-02-09 21:49:00 | セラピー日記
自分の機嫌をとること

私たちは生まれたばかりの時、そして2歳ぐらいの自我がはっきり目覚める頃までは、周りの顔色を見たり、ご機嫌をとることをしないで、生きていたのではないでしょうか?

お母さんが疲れているから、泣かないでいようとか、夜ぐっすり眠ってあげようなんて考えないで、泣きたい時は泣き、叫び、笑いたい時は思い切り全身で喜びを現してきたはずです。

いつしか、自我が芽生えると同時に、私たちは周りの空気を読んだり、顔色を見ることを身につけてしまいます。そうしているうちに、喜怒哀楽を自由に表現する事からどんどん離れてしまいました。

7歳ぐらいまでに、純粋な情動を失ってしまった方は、自分が、どうすれば心地よい状態でいられるのかさえ、思い出せません。
私はセッションの際に、7歳までの子供時代のお話を詳しく伺わさせていただくのは、元々、どのような気質をもっていらっしゃったのか、それをいつ、失ってしまったのかを見させていただくためです。

7歳までに好きだったこと、時間を忘れて夢中になれたこと、そして、いつも心の中に持っていたイメージ、集めていたり、よく創っていた物語など、全てが自分を取り戻すヒントになっていきます。

人の顔色を見て生きるのではなく、自分の機嫌をとる時に大切なのが、この時に大好きだったことをまた、やり始めること。それに意味を感じるというよりは、大好きだったことに触れる事で、自分の本来のパワーを取り戻すことが大事だと思います。

皆さまはどんな事をまたやり始めますか?

私事ですが、幼い頃はリボンやレースや、色紙などが大好きでした。そして、草原に寝転んで何時間でも空を見て歌を歌っていたり、冬の寒い時に星を見たり、思い出していけば色々な楽しみがありました。

流れが停滞していると感じたり、自分らしくないと思う時は、一度、昔に戻り子供の私が大好きだった事をやってみてください。



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