光と闇の中で

ツインレイとの出会いのテーマは男女の場合、どうしても恋愛になりがちですが、実は調和と不調和について私たちが学ぶ為にとても大切なヒントをくれているようです。

ツインレイとの出会いには試練がつきものであることは以前の記事にもいろいろと記載してきました。
何故試練を伴うのかは、私たちが一番人生の中で、強い抵抗を示してきたエネルギーを相手が表現してくるからのようです。

昨日セッションで来てくだったお客様も、ツインと結婚されてからたくさんの山を越えてこられました。
ツインが示してきたエネルギーは実は自分の母親にそっくりだそうです。そして、ツインとの関係性の中でなかなか受け入れることができなかったエネルギーを、今度は職場の方が表現されだしたみたいで、かなり追い込まれておられました。

「私の周りには何故同じような嫌な人が集まるのか?」彼女さんの苦しみが私にも伝わってきました。彼女はとても正直で、まっすぐな方です。

私は彼女に人生の仕組みを話させていただきました。ツインソウルと同じように私たちの感情そのものもツインになっています。「正直でまっすぐ」な感情の裏は「不正直で歪んでいる」のです。その２つはセットになっています。私たちがその感情の闇と思える側面に抵抗をしてしまったら、闇と思える感情は、光と思える感情に対して戦いを挑んできます。
彼女の状況はまさに敵に包囲されたような感じでした。

もし私たちが感情に対してジャッジをせず その2つの感情の中から自分が好ましいと感じる方を選ぶような意識だけにすれば、見捨てられた感情エネルギーから追いかけられる事はなくなります。嫌い、見たくないと思えば思うほど追いかけてくるのです。ツインが表してくる感情はかっての私たちが抵抗して、見捨ててしまった感情である場合がほとんどです。それが自分が切り捨てて、正反対のエネルギーで生きてきたと認めるまで、クリエーターはいろいろなキャストを用意して送り込んできます。
ツインを否定すると言うことは、自分をさらに追い込み、生きにくくさせてしまうのです。
すでにそのような状況になってしまっているのであれば、一体自分は何に抵抗しているのかを見直す必要がありますね。 そして、その抵抗がいつから生まれたのかを点検しその時の自分とイメージの中で対峙する必要があります。

その時点でほとんどの方がその抵抗しているエネルギーと最初に出会った時の事を思い出します。そしてそれ以降にも同じようなエネルギーに出会い苦しんできた事を思い出します。

私たちはずっと、抵抗してきたエネルギーを受け入れることが出来ず人生にたくさんの苦悩を作り出してしまいました。

ツインとの出会いは本当にきついですが、根元的な自分に向き合わせてくれます。実に深い意味をもっていますね。

調和について

最近 調和についていろいろなメッセージを受けとりました。

調和というのは、ネガティブなものがない状態であると思われる方が多いかもしれません。調和的な人というイメージを私たちがするときには、いつも穏やかで優しい人を思い浮かべると思います。
ところが、本当に調和的なエネルギーというのは、ネガティブもャWティブなものも両方を含んでいて、その２つの相反するエネルギーをすべて受け入れている状態だと思います。

バランスの話を以前にも記載しましたが、全てのプラス面もマイナス面も認識した上で、今 自分が選択したいエネルギーを決めることができ、それに責任を持てる人が本当の意味で調和的な人であり、調和的なエネルギーの本質であると感じます。

宇宙のクリエイターである神と呼ばれる存在が私たち人間も含め創造した時のエネルギーは本来、ャWティブもネガティブもなく、エネルギーとしては中立だったはずです。それを私たち人間はャWティブとネガティブに分けてとらえるようになってしまいました。

このエネルギーは良くてこのエネルギーは良くないと判断し、抵抗したあたりから、たくさんの分離を生み出してしまいました。

私たちの人生は分離を生み出す事で不調和を作り出してしまったわけです。

前の記事に記載しましたが、私たちの人生の苦しみの原因のほとんどは、何かに抵抗していることです。抵抗が分離を生み出して不調和を作り出しています。
一番抵抗してきたエネルギーはそれを受け入れて認めるまで、人生の中でしつこく現れてきます。

宇宙のクリエイターは本当に忍耐強く私たちを調和に導くために、働いてくれているのだと驚くばかりです。

無意識のオーダー

私たちの人生の流れが、停滞していると感じられて、物事がうまく流れなかったり、イメージしてもなかなか叶わないといった体験が続くときに、一度、一日の間にどんなつぶやきを心の中で繰り返しているかを点検される事をお勧めします。

やり方は簡単です。ぼーっとしているとき、ふと頭に浮かぶこと、気づくと同じ言葉が脳裏をよぎる時、それを意識的になって観察してみてください。

必ず私たちは同じようなことを日々の生活の中で考えています。

いつも気づくととそれを考えている、感じているという時、知らないうちに私たちは、そのエネルギーを取り込んでしまっています。

私自身も点検してみました。そこで解ったことは、私たちの無意識のオーダはいつも、同じようなmenuであり、そんなにかわりばえがしないということです。

いつも取り込んでいるエネルギーは無意識であるので、オーダしたという能動的な意識はありません。
ただ、繰り返しオーダしてしまっているので実現化して、目の前に現れてきます。人生はこのような無意識のオーダによっても、たくさんのものが気づかないうちに創造されます。

一度ゆっくり、自分が自分にどんなつぶやきをしているのか、声をかけているのかを点検してみることは大切なことかなと思います。
できれば、自分を認めて、安心できるような言葉や、生きていることが楽しいと心から思える言葉をかけてあげたいですね。
自分をあたたかい眼差しでみてあげて、優しい言葉をかけてあげる事を一日に一回、三ヶ月の間続けると、大きな変化が起きてくるかもしれません。

自分を監視して厳しくしてしまう事をやめるだけでも、生きていく事がとても楽になりますよ。

抵抗を外し自由になる

前回 抵抗があると、それが繰り返し人生で現れる話をしました。

例えば、私たちが両親に対して、ある特定の行動パターンに対して、それを嫌い、抵抗をした場合、その抵抗から、自分自身がたいていの場合、正反対のエネルギーを持つ仮面を選んでしまいます。
もし、親がとてもヒステリックで感情を暴走させる場合、それに対しての抵抗から、「穏やかな仮面」をつけてしまったりします。
私たちは気づいていないだけなのですが、本当は全ての人の意識の中にはあらゆる性質があります。表に出すか出さないかの違いはありますが、必ず抵抗している性質を私たちも意識の中には持っているのです。

その事に気づかないで、ヒステリックな性質への抵抗から、「穏やかな仮面」を選んだ人は、自分の中にヒステリックな性質もあるんだということを受け入れ、認めるまで、人生の途上で、ヒステリックな人に出会い、困らされてしまう人生を歩んでしまいます。以前も記載しましたが、どんな穏やかな人が来ても時間の経過と共に、抵抗したエネルギーそっくりに変化してしまいます。その性質が自分にもあるからそうなれというのではなく、その性質が自分の中にもあり、今は選んでいないだけで、私の一部を周りが表現しているんだと認めることができたならば、抵抗を示す性質の人が目の前に現れる機会は減っていきます。

今もし、目の前にどうしても受け入れがたい性質を持った人がいるならば、自分がかって、同じような感覚になった時の事を思い出して、その感覚から、どのような仮面を自分がつけてしまったのかを振り替えってみてください。きっと数々の痛みから仮面を見つけ出したはずです。

抵抗から作り出した仮面は必ずその抵抗しているエネルギーから、きづくまで追われてしまうのが、宇宙の法則のようです。

「本質への回帰」のセッションの中では具体的に、そのあたりを明らかにして、しつこい抵抗を外し、もっと楽に望ましい方向にエネルギーを向ける事ができるようにワークをしていきます。