ヒーリングスペース ブルーローズ

✨あなたの中のアダムとイブに出会う旅✨

安全な空間2

2010-02-27 11:52:00 | 回避依存性
幼い頃 自分を脅かすことのない安全な空間の空気感を体感した人たちは、大人になってからも その心地よさを覚えているため、その空間に身を置くことで日頃の疲れを癒やしたり、リフレッシュしたりすることを望みます。それがパートナーとの関係であれ 親友との関係であれ 高い塀を張り巡らすことなく 相手に近づく事ができます。
しかしそういった体験がないままで成長してしまった場合、「安全な空間」という感覚がない為に 絶えず人との間に不必要な距離感を持って身を守ろうとしてしまうのだと思います。

私自身も幼い頃から安全と思える空間がないままに成長しました。二十歳を過ぎた頃「守らなくてもいい自分を守ろうとしてるね」とある友人から指摘された事がきっかけで、自分のコミュニケーションパターンを見つめるようになりました。

それから あるひとりの女性との出会いがあり 私自身の心が開かれました。彼女はあるがままの私をいつも受け止め 何をしても話しても頭から否定したり、私を変えようとすることなく受け入れてくれました。今でもかけがえない大切な友達です。もし彼女との出会いがなければ一生 回避依存症から抜け出せなかったのかもしれないと思います。

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安全な空間

2010-02-23 20:37:00 | 回避依存性
回避依存症を回復させるためのプロセスはいくつかありますが 私たちが回避依存症になってしまった原因を探っていくと、幼い頃に育った家庭環境が私たちにとって安全な空間ではなかったというところに行き着きます。

安全な空間とはどのような空間でしょうか?
私がイメージするに、安全な空間とは ありのままの自分でいて 周りからそれを矯正されることなく受け入れられ、温かく見守ってもらえるような眼差しがある空間のように思います。そのような空間の中で 自由にのびのびと子供時代を育った子供たちは 身近にいる大人や周りの人たちを自分を脅かす存在としてとらえない為 親密感覚を持つようになります。
大人になっても健全な境界は保ちつつも 不自然に他者との間に塀を作り上げて回避依存症になることはまづないように思われます。

安全な空間を味わって育った人とそうでない人とでは、大人になった時のコミュニケーションパターンが全く違ったものになってしまうのでしょう。お互いを理解することも困難なケースがとても多いですね。

回避依存症の回復のプロセスで求められるのは、大人になってからでも 遅くないので安全な空間を体験してみるという事に尽きると思います。

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回避依存症 3つの特徴

2010-02-19 21:20:00 | 回避依存性

回避依存症のチェックリストを見られた方の中には自分自身が回避依存症であることに気づかれたり、また自分と関わっているパートナーにその傾向がある事がわかられたかも知れません。チェックリストをまとめるとすると 回避依存症の人には大きな3つの特徴があると言われています。

① 対人関係以外の活動に熱中するもしくは引きこもることによって対人関係における激しい感情を避ける。
② 相手に追い詰められたり支配されたりする事から身を守る為に相手に自分の事を知られないようにする。
③ 様々な手法を用いて相手との親密な接触を避ける。

このように回避依存症の人は親密さから逃げようとします。これは悲しいことに、回避依存症の人たちが幼い頃身近にいた人達に近づくと支配されたり追い詰められ とても疲れてしまっていたという体験をしていたことに起因します。回避依存症になる場合 親から無意識に無意識か意識的に見捨てられてしまってきたと感じている場合が殆どです。実際に、また心理的に親の面倒を見させられている場合も多いです。この感覚を味わってしまった人達は、親密になることイコール見捨てられる恐怖に直結してしまう為 親密さから逃げてしまうのです。


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回避依存症チェックリスト2

2010-02-18 17:51:00 | 回避依存性

④ 愛が深まるほど別れたくなる
束縛を過剰に嫌がる。何かを相手に要求すると、「わがままだ」という反応が返ってくる。「自由でいたい」という意味の発言をよくする。普段どんな生活をしているか教えるのを嫌がる。独りでいるのが好きなようだ。相手にちかづこうとすればするほど遠くにいってしまうような気にさせられる。本心をなかなか明かそうとしない。悩みや深刻な問題について話すとスルーしたり嫌な顔をする。

以上のチェックリストで思い当たることが重なる場合 回避依存症の傾向が強いと言えます。私が接して感じた回避依存症の人は④の特徴を表に出している場合が多いようです。神秘のベールで私生活が見えないとか、本心を語らない為 つかみ所がないように感じられました。見た目は③の特徴を持つため年齢より若く見えたり繊細でかっこいい雰囲気を漂わせます。一見その雰囲気に惹かれて近づくと最初は頼りがいがあるように思えるのですが、段々と支配的な感じやわがままな性格が見えてくるという場合が多いようです。

親密な穏やかで暖かい関係性を回避する為 恋愛にのめり込まず、仕事や趣味やギャンブルや多重恋愛を繰り返して、ひとりのパートナーと結びつくのを避けようとします。


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回避依存症チェックリスト

2010-02-18 17:34:00 | 回避依存性
回避依存症について書いてから回避依存症について誤解もあれみたいですので 少しチェックリストを書いてみたいと思います。

① 常に相手を支配したがる。何かを話す時にアドバイス的な口調が多い。相手の意見や行動に対して少しでも否定的な事を言うと怒ったり黙りこんだりする。「お前はダメである」とのニュアンスを漂わせる 。何か新しい事をはじめようとすると「やめておけ」と言う。身体的暴力や精神的暴力を使う。何をするにも相手の「許可」がいるような雰囲気になる。

② 罪悪感に訴えて相手を利用する
あれこれ要求するけどこちらの要求は聞かない。物を頼んでくる時だけ急に優しくなる。要求をのんだ時の優しさと拒否した時のいかりや不機嫌さのギャップが激しい。
こちらが要求を聞くまでしつこく責める。 子供っぽいわがままさがある。

③自分の理想を押し付ける(ナルシスト)
ちょっとしたきっかけで手のひらを返したように冷たくなる。意識的か無意識的にか人の気持ちを傷つける事を平均で言う。理想へのこだわりが強い。 ナイーブである。人の話を聞くより自分の話をしたがる。「自分は特別だ」と言いたがる。相手の好みから外れると不機嫌になる。 …続く


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