ヒーリングスペース ブルーローズ

✨あなたの中のアダムとイブに出会う旅✨

笑顔の魔法

2024-08-22 14:37:57 | セラピー日記

最近、嬉しいご報告をいくつかいただきました。

 

いわゆる、「サイレント」のような状態から抜け出せたというご報告だったのですが、この方たちに共通していたことがあったことに気づきました。それは、お相手に対しての過去の記憶、イメージにとらわれることがなくなったという事でした。

 

そこに至るまでには随分苦しまれておられたと思います。

前回の記事にも書きましたが、私たちの苦しみのほとんどは、自分に対して、または大切な人に対しての過去の記憶によるイメージ、思い込みから創られているように感じます。

 

「あの時に、こんなことを言われた」「こんな態度をされた」

「あの人はこんな性格だから無理」

「簡単に人は変わらない」などなど。

 

真っ白なスクリーンに過去のイメージばかりを浮かべてしまっているのに全く気づかず、「何とかやり直したい」「変わって欲しい」と願っているのです。

 

しかし、真っ白なスクリーンは、いつしか過去の記憶でいっぱいで真っ黒になってしまっています。

 

そのスクリーンに浮かぶお相手は、笑っていますか?貴方に対して微笑んでいますか?

 

おそらく、そうではないでしょう。

 

人生の途上で、追い込まれてこれ以上何もできないと感じ、サレンダーした後に、一つだけやれると感じたことは、真っ白なスクリーンに、お相手の笑顔を思い浮かべる事でした。

 

そんな時には、微笑んでいる姿を浮かべる事しか、もはやできなかったのですが、その時に信じられないぐらい不思議なミラクルは何度も起きたのです。

 

私はそれを「笑顔の魔法」と名付けています。

 

それ以来、周りの方で、パートナーや子供さん、大切な人との関係で悩んでいらっしゃるご相談を受けた時に、「今の現実は苦しいかもしれませんが、笑顔を思い浮かべてください」とお伝えさせていただくようになりました。

 

それができるようになると、自然と過去の記憶、イメージにとらわれることが少なくなっていきます。

そして、気づくと、いつのまにか目の前の状況が変わっていくと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記憶が制限を創る

2024-08-14 19:18:26 | セラピー日記

ある日突然、今現在自分が関わっている人や、かって関わった人が全く違った姿で、目の前に現れるという体験をされたことがありますか?

 

昨日はこんな姿だったのに、今日は全く違って別人に見えるというような急激な変化を体験されたことはありますか?

 

このような体験を人生の中で何度かしたことがありました。

 

セッションの際にその体験の内容についてお話をさせていただいたこともあります。

 

私たちが、自分を、また、他者を認識するときに、何を基準にしているでしょうか?

 

それは、ただ一つです。

 

「これまでの記憶」です。

記憶によって、私たちは、「私は〜である。」「あの人はこんな性格で、こんな人である」

このように、記憶によって全てを認識して、自分自身を、そしてあの人を結晶化させています。

 

もし、記憶がなければ、どうなるでしょうか?

 

目の前のその人を、「今、感じたまま」見ることができるのではないかと思います。

 

しかし、記憶によって、私たちはたくさんの制限や思い込みを創り、また、それによって未来を予測していきます。今現在の感覚よりも、過去の記憶から未来もそうなると予測するため、今現在の直感や感覚を感じることがなくなっていってしまうのです。

 

人生の多くの苦しみは、対人関係にあると思います。自分の思い通りにならないことに苦しむことも多いでしょう。

 

人生の中で、他者との関係において、劇的な変化を体験した時は、もうこれ以上、感じきり、やり尽くして無理だとサレンダー、降伏した時に全て訪れました。

 

その時には、思考が静まり、過去の記憶もなくなり、ただ、目の前にあるがままのその人がいて、その存在が、とてもとてもナチュラルで不思議な感覚でした。

 

そこに至るまでには、長い期間の葛藤があったのですが、その極限に達した時に、自分を苦しめていたものの正体がわかりました。

 

過去の記憶によって未来を予測していたこと。自分や他者は簡単には変化しないと諦めていたことなど、たくさんの気づきが後になり起こりました。

 

もし、私たちが、過去の記憶に縛られることがなく、今この瞬間に、意識を向けていくことができたなら、そこに集中していけたなら、たくさんのミラクルをこれからは体験できるのではないかと思います。

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安産について

2024-08-07 11:31:31 | ヒプノセラピー

大切なお友達が、今月出産予定という事で、安産のためのメッセージを送らせていただきました。それもあってblogでも書いてみたいと思い記事にしています。

 

出産というと、ほとんどの方が「産みの苦しみ」をイメージされるのではないかと思います。

「陣痛」という名前からしても、「痛い」「苦しい」という固定概念がありますよね。

 

私自身は2人の娘を出産したのですが、薬とかを全く使わず、「無痛分娩」を体験しています。

 

実はとても怖がりで痛みに耐えれないタイプでしたので、妊娠がわかった時は、来るべき出産が恐くてたまりませんでした。

 

その頃、もう30数年前ですが、潜在意識が肉体を動かしているなら、これは潜在意識にお願いするしかないと思い、出産にまつわる固定概念を変えてみようと思ったのです。

 

私がやったことは、当時はヒプノセラピーは本格的には学んでいませんでしたが、セルフヒプノ「自己暗示」でした。

 

「出産は楽しい、お花の蕾が開いてそこから楽々とかわいい赤ちゃんが産まれてくる」というイメージを臨月になってから繰り返ししていました。

バラの花が好きだったので、バラの硬い蕾がゆっくり開いて満開になるイメージをしました。

 

陣痛もお腹が張る、緩むを波のように繰り返すだけなんだ、痛いものだと思い込まされているだけなのだと思うようになっていったのです。

 

潜在意識に繰り返し入ったイメージは、確信の度合いが高いと、必ずと言ってよいほど現実化します。

 

出産の当日は、1人目の出産は、イメージ通り、痛みを感じなくてお腹が張る、緩むを繰り返していただけでした。

周りの陣痛室にいる産婦さんの痛みに耐えている様子を聞きながらしばらくいたのですが、あまりに私が苦しんでないので、分娩監視装置をつけて陣痛室から大部屋に戻されました。

そして、部屋の人たちと談笑したり、夜ご飯も食べ、その後お菓子を食べたりして楽しく過ごしていました。

 

夜、寝る前にお手洗いに行こうとしていたら、助産婦さんに止められ、子宮が全開していると言われ、そのまま分娩室に運ばれました。

分娩室でも助産婦さんとずっと笑って話していて、しばらくするといよいよ医師が来て出産となりました。

 

2人目の時は、さらに短縮で、産院に着いて分娩室のBGMに合わせて歌を歌っているうちに、子宮が全開になってあっという間の出産となりました。

助産師さんもびっくりされていらっしゃいました。

 

その時にかかっていたBGMは河村隆一さんの「Ne」という歌で、歌詞が

「出会いは痛みで〜 ねぇ痛みは君で〜♪」というのでした 笑

 

この体験は私が特別だったからではなく、イメージの力というか、固定概念を外すことができたから起きたのだと思っています。

 

もし、これからお産を体験される方で、お産に対して恐怖心が消えない方、安産を望まれる方の何か参考にしていただけたら幸いです。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当に伝えたい言葉

2024-08-02 08:55:23 | セラピー日記

大切だと思う人に、今日素直に、本当に感じていることを伝えてみませんか!

 

大切だと思う人は、今日伝えておかないと、明日はこの世界にもういないかもしれません。

 

この地上での命は限りがあります。

 

本当に感じていることを、素直に伝えることは簡単なようで一番難しいのかもしれません。

 

気恥ずかしかったり、伝えたところで、受け取ってもらえないんじゃないと不安になったり、また、そもそも、本当に感じていることが自分でもわからないかもしれません。

 

感情はバケツのようになっていて、底に、本当に伝えたいことが、ある場合が多いです。怒りの底に悲しみがあったり絶望があったり、愛しさがあったり。

 

セッションの際にも、よく、「明日はないかもしれませんから、伝えたい言葉があるなら、後悔ないように伝えるようにしてください」とお話しさせていただいています。

 

伝えたお相手が、その時、どう受け取られるか、どんな反応をされるかはその方の自由です。そのタイミングでは、私たちにとって期待しているようなリアクションはないかもしれません。また、あるいは、無視されたりすることもあるかもしれません。

 

でも、その時、伝えたメッセージは、その方の心には、必ず残ります。

それが、時を経て、そのお相手の人生にとって、大きな心の癒しや支えになる場合もあるでしょう。

 

これは私の体験になります。

かなり昔、心理学のワークをした時に、「これまでの人生で、伝えたかった事を伝えれてないまま、離れてしまった人はいませんか?」

とカウンセラーから問われ、ある人が浮かびました。

 

その話をカウンセラーにした時、もし、その人に連絡ができるなら、本当に伝えたかった事を伝えてみてくださいとアドバイスをいただきました。

 

とてもとても、勇気がいる事でしたが、思いきって手紙を書きました。

 

お相手からは、1ヶ月ぐらい後にありがたいことにお返事をいただきました。返事がいただけるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。

その手紙には、「その当時の気持ちを正直に話してくれて本当に嬉しく救われた。ありがとう。ずっと気になっていた、、」という温かい言葉でした。

 

それきり、その方とは、連絡をとってはいませんが、本当に生きている間に、感謝の気持ちを伝えれてよかったと思っています。

 

限りある命です。後悔や思い残しがないように、生きていきたいものですね。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする