ヒーリングスペース ブルーローズ

✨あなたの中のアダムとイブに出会う旅✨

インナーチャイルドと三角関係?

2024-03-12 06:49:42 | インナーチャイルド

インナーチャイルドのヒーリングについて書いてこれまでも書いてきましたが、大切なポイントであるので、繰り返しになりますが、書いてみます。

 

インナーチャイルドというと、私たちは幼い時の自分をイメージすると思います。

例えば、3歳の自分とか、7歳の自分とか。

 

でも、実はインナーチャイルドは、0歳、正確には胎児の時から、昨日の自分まで全てのエネルギーを指しています。

 

ある程度成長すれば、「チャイルド」ではなく、「アダルトチャイルド」になりますが。

 

一度、生まれたエネルギーは消滅する事がないので、たくさんの「インナーチャイルド」が存在するわけです。

 

いつも話していますが、「インナーチャイルド」の願いは、親から愛される事でもなく、恋人から愛される事でもなく、「私から愛される事」を1番願っています。

 

この事を知った時は、正直驚きました。

 

「インナーチャイルド」は親から愛されることを望んでいると勘違いしていたからです。

 

私たちが誰かを好きになって、その人から愛される事ばかりを願うと、「インナーチャイルド」は見捨てられたと感じて、強烈に反応します。

 

構図としては、「私、インナーチャイルド、愛する他者」が三角関係になってしまうんです。

 

「インナーチャイルド」のエネルギーは感情が主体となっているので、「私を見て!!」となり、愛する人を邪魔する敵と見なして排除しようとしてしまいます。

 

恋愛の最初がうまくいって、途中からうまくいかなくなる理由の多くはこれが理由です。

 

恋愛だけでなく、自分以外の誰かを愛する時、「自愛」が1番大切だと言われるのは、「自愛」がないと、「インナーチャイルド」から嫌われてしまい、その強烈なエネルギーによって、関係性が壊されるケースをたくさん見てきました。

 

「自愛」とは、「どんな自分も見捨てない」という事です。もちろん、ダメだと感じる自分、最低だと思う自分もたくさんいると思います。

 

昔の自分を振り返って、誰しもそんな自分を思い出すのではないでしょうか。

 

どんな自分であっても、「私は私を見捨てない」事ができると、インナーチャイルドと三角関係に陥る事はなくなっていきます。

 

「私が私を見捨てていた」若い頃の自分はことごとく、恋愛関係でつまづいていました。

 

相手をハイアーパワー(ガソリンスタンド)にして、相手からエネルギーをもらおうとして、インナーチャイルドをすっかり見捨てていたので、どんどん関係性が悪くなっていきました。

 

その関係性をなんとかしないといけないと、相手に尽くして、さらに相手に愛される事を求めて泥沼に入るパターンを繰り返していたのです。

 

インナーチャイルドはずっと私から見捨てられたと苦しんでいたと思います。

 

「自愛」を学んだ時に、謎が全て解けました。

 

私の中のインナーチャイルドは数え切れないほどたくさんいて、私から愛される事をずっと待って、願っていたのだとわかりました。

 

具体的にどのようにインナーチャイルドと向き合っていったのかは、また少しずつ書いていきたいと思います。


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なぜ自分をいたわることが大切か

2014-01-15 21:25:00 | インナーチャイルド
以前に、潜在意識の願いは何かについて記載しました。個人の潜在意識は私たちから愛される事を一番願っているようです。個人の潜在意識の核となるのは、インナーチャイルドではないでしょうか。それが満たされない状況で、長く人生を生きてしまうと、インナーは主人である私たちから注意を貰おうとしても、満たされない為に様々な出来事を創造してしまいます。

いわゆる私たちがネガテブと感じてしまう出来事のほとんどが、インナーが注意を得るためのものである事に気づいていますか?

たとえば、私たちが自分をいたわる事を忘れてしまうとインナーは、いたわってくれそうな誰かを探します。その人が私たちの代わりに、いたわってくれている間は良いのですが、その人も与えるばかりでエネルギーが枯渇してしまって、それができなくなってしまうと、インナーは誰か他に自分をいたわり、満たしてくれる相手を必死になって探そうとします。
それは多くの場合うまくはいきません。

インナーチャイルドは他の誰かに愛されたとしても、一時的に満たされるだけで、本当に安心することがないからです。

インナーの願いは親である私から大切にいたわられ、注意を向けられ、どんな私であろうとも、けして見捨てられる事がない事、いつも一緒にいる事だからです。

もし、私たちが両親からそのような愛情を注がれて育ったならば、私たちも自分自身に対して、そして自分のインナーに対して、自然とそのような愛情を与えれたはずです。それはとても幸せな事ですが、多くの場合、私たちはそのような愛情を受け取っては育っていません。いつも親の前でありのままの自分でいられなかったり、素直になれなかったのではないでしょうか。
自分をいたわったり、大切にするやり方がわからないとおっしゃる方によく出会います。私もそうだったので、その気持ちはよくわかります。

まづは、毎日自分と内なるインナーに話しかけてあげる事からはじめてみてください。親がおさなごに話しかけるように。

外に出て自然の中でゆっくりと深呼吸しながら、自分のインナーと対話する時間を作るのも素敵な事ですね。

自分をいたわる事ができた時に、はじめて私たちは、周りの人にも心から優しくできるのかもしれません。
自己を愛すること、大切にすること、それは全ての平和と調和の為のベースだと感じます。

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インナーチャイルドとワンダーチャイルド

2010-11-05 12:26:00 | インナーチャイルド
インナーチャイルドー親子関係など身近な関係の中で、傷つき未完了の感情を抑圧したまま大人になった人の心の中にある子供のままの意識は、普段の生活の中ではあまり表には出てきません。私たちは自分の心の中にこんな子供のままの意識があることに気づかないままに成長してしまいました。
恋愛や人間関係でうまくいかなくなり 同じパターンを飽きるまで繰り返していても、その原因が一体どこにあるのかを探らないままに流されてしまいます。とことん苦しんで、もう限界というところにきて初めて私たちは、自分の内なる子供の声を聞こうとします。内なる子供の意識はずっと気づいてくれるまで待っています。

初めてインナーチャイルドと話した時の事を今でもはっきり覚えています。もうどれぐらいたくさん対話をしてきたのか数えきれません。

インナーチャイルドが癒やされ大人の自分との統合が起きた時に インナーチャイルドはワンダーチャイルドに成長すると言われています。ワンダーチャイルドは子供の本質である 純粋でパワフルで好奇心旺盛なワクワクするようなエネルギーを表現します。私たちの魂のコアの感覚と同じかもしれませんね!インナーチャイルドの癒やしは本質に近づく近道なのかもしれません。

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原初的な愛 2

2010-10-05 09:39:00 | インナーチャイルド
私たちが人生の最初に受け取った原初的な愛ー温かさ ぬくもり 心地よい注意を同じように感じさせてくれる人と出逢った時に 私たちの心は癒されます。その感覚がその相手との間で 育まれた場合は 素晴らしい安心感に包まれ、長年探し求めていたオアシスを見つけ出したような幸せな境地になります。しかし、そう感じた相手が 時間の経過と共に、変化し以前のような温かい感覚に満たされなくなった場合に 私たちの多くはその相手の事を客観的に見ることができなくなって、執着、しがみつくような感覚を生じさせてしまいます。

原初的な愛を感じた その相手が出逢って以降 どんなに酷い事を自分にしたとしても、最初の素晴らしい満たされた感覚をまたいつか与えてもらえるのではないかと錯覚を起こして、離れる事ができなくなってしまう訳です。

時々私は、男女間で肉体的 精神的虐待を受けたり、自分を犠牲にして相手に貢いだり、過酷な関係に耐えている健気な人に出会います。お話をさせていただくとほとんどが その自分を虐待する異性に原初的な愛を最初に感じてしまっていたことがわかります。その愛の幻影にいつまでもしがみつく心理状態を理解しなければ 関係性を理解し前に進むことはできません。

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原初的な愛

2010-09-30 21:51:00 | インナーチャイルド
ひな鳥が生まれて抱かれたものを親と信じるように、アヒルが初めて目にした存在を親と信じ込むように 私たち人間も生まれて最初に温もりを感じた相手を無条件に愛する習性を持っているようです。私たちはどんな親であるにせよ、無条件の愛情を持って 身近な親に接触します。

その愛情が受け取られ 親からも温かい愛情を与えられて、愛情の循環がうまくいった場合は良いのですが、そうでない場合比較的に早い段階で、子どもたちは愛情を求めても受け取れないんだということを学んでしまいます。その辛い 悲しい感情を封印して、成長してしまう子どもたちもとても多いようです。

そういう体験をした子ども達が 成長して何かの拍子に、原初的な愛を感じさせてくれて与えてくれるような存在に出逢った時、衝撃的な感覚を味わいます。長く求めていた感覚であればあるほど、理性を越えて、その愛情に執着する感情が出て来たり 逆に原初的トラウマがきつい場合はそれをあぶり出される不快感に耐えれず、目をそらして逃げようとするか、どちらかの反応を示してしまいます。

私たちが原初的愛情を感じさせる相手に出逢った時に始まるドラマにはいくつかのパターンがありますね。

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