準備運動

この冬、三度ほど寒波が押し寄せたとはいえ、いずれも、積雪はせいぜい2～30cmでした。
１～２日で溶けてしまう貧弱な雪に、雪国育ちとしては物足りなさを払拭できないでいました。
年末にスタッドレスタイヤを新調していたことも、この気持ちに拍車をかけたのかもしれません。

年末から抱えていた仕事の山のうち、期限付きのものが先週末、片付きました。
仕事の山はまだまだ残っていますが、そろそろストレスも溜まってきましたし、雪を触って感じたい気持ちも高ぶってきましたので、昨日、思い切って今年初めての休みを取り、愚妻を伴ってドライブへ。
ドライブの目的は当然(?)に『冬の日本海と雪を見に行こう！』ってことです。

ところが、雪、期待していたようには残っていなかったんです。
おまけに、波の荒さも少々拍子抜け。　冬の日本海って、こんなものじゃありません。


この日の天候も影響していたのかも知れませんが、このあたりは若狭湾内ですからね～
私が子供の頃、よく見ていた湾外の越前海岸線と比べたら、だいぶ穏やか、という印象でした。

しかし、折角の休みを、鉄道模型とは全く関係のないことで過ごそうとするこの気持ち。
自分で気づかないところで鉄道模型に関して何か心の変化が起こっているのでしょうか？

なんだかモヤモヤしたものが、正直、あります。

そう言えば、何ヶ月も待たされ続けた朱色の車両セット。
ようやく届いたというのに、一度、開封して「ふ～ん」てな感じでまた箱ケースに戻したままですし。


でもね。
ドライブの途中に、思いも掛けず、こんな風景に遭遇し、吸い寄せられてしまいました。


ここは、国道27号線沿い（JR若狭本郷駅の正面）に設けられた「ぽーたる」という施設です。
写真に写っているのは『義経』。　レプリカらしいのですが、大阪で開かれた花博のときには、実際に客車を引いて走っていたのですから、ある意味、本物の“実車"だと思います。

そして、この「ぽーたる」の建物内には、こんな展示が。

迷わず、愚妻に100円玉を要求してガラスに顔をすり寄せたことは言うまでもありません。

こんな行動が咄嗟に取れるうちは、まだま、大丈夫ですね。　（*^_^*）