1月14日の滑りを中斜面、比較的高速で行ったものです。
細かな欠点には目をつぶって(-_-;全体を眺めてみて下さい。
相当スピードは違いますが、全ての運動要素は同じです。
ただスピードがたかいせいで、身体の軸が寝て、ターン切り替え時に姿勢が低くなっていますが、ターン前半内倒でロタシオン=ロタション(スキーの方向に身体が向くことにより旋回)、後半外向傾でビサージュ(ネジのねじれのように上半身と下半身がヒネれている)は同じことです。
スピードを出さないと、ターンがうまく出来ない方は、是非微速ターンをお勧めします。何らかの欠点が、あなたの上達をさまたげている筈です。
さてここで、ターン前半のスキー板の踏みについて少し考察します。写真、特に1コマ目でターン前半から斜面の斜め上側に押しているように見えますね。
しかし常識や、物理法則で考えてみても
ターンの前半にスキー板を上に押して踏めるわけがありません!
しかし、どの本にもターン前半から踏むべし、と書いてあります。そしてそれは可能なのです。
ここで1月6日の「ここ半世紀、スキーテクニックは変わっていない?」の下の円のシェーマをごらん下さい。
このシェーマのみで考えるからおかしくなるのです。外周の黒い線は、あくまでスキー板の軌跡であり、スキーヤーの重心の軌跡ではありません。
実際にはスキーヤーはどんどん下方に移動しており、というよりもターンの切り替え部分でスキーヤーは板の軌跡よりも斜面下に移動しているので、スキーを斜面上方に押し付けることが可能となるのです。
勿論、そのための原動力はその前のターン後半からの反動と言えるでしょう。
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