3週間

咳が止まらない。
話しをしようとすると咳き込む。
痰が絡んだ嫌な音。


寝ていても咳が。
食事中も咳が。


そんな私の咳が聞いていられなかったメタボ、、、
「　オンラインとか電話とか言ってられない！病院に直接行くぞ！」


いやあ、、、私は、、、
病院に行くのは電話予約必要なんだよ、、、日本と違って、、、と思いながらメタボに引き摺られて行った、、、、
受付の女性は優しく。当日予約はすでに締め切っているので午後2時の予約に来てくれと。
2時ちょっと前に行ってみると、2時30分の枠で見てもらえる事になりそのまま待つ。


「　アキコって私の義理のお姉さんと同じ名前よ！　バースに住んでるわよ。３人の子持ち。」

兄弟の奥さんが日本人という事らしい、、、そのせいかめちゃ感じのいい受付の女性であった。

時間が中途半端。病院の待合室で待つ。
やっと名前を呼ばれた。


事情説明。途中に何度も咳。


「　呼吸も正常だし、熱もないし、血圧なども正常なので、、、、抗生物質は必要ないですね。まあ、、、3週間ほど経てば収まるはず。治らなかったらまた来てください。」



え？！



「　いや、いや、いや、、、、、、このまま3週間って、、、、ずっと咳き込んで普通の生活ができてないんですよ？！　抗生物質に頼るしかないのでは？　抗生物質、処方してくださいよ！！！」


黙っていられないメタボ。


「　抗生物質？　うー〜ん、、、どうしても欲しいの？抗生物質？！？！　どうせ効かないと思うけど、、、そんなに言うのなら出しますよ。。。」



ユニクロ重ね着の上からの聴診器、、、
あの医者は私の何がわかったのだろう、、、、




粘りがちで抗生物質はゲット、、、、
効いてもらわないと辛い、、、、、、







薬を取りに薬局に行く。
袋を差し出され、お金を払おうとすると、、、、、カウンターの女性にクスッと笑いながら、、、、無料だと言われた。。。。




60歳以上だから。。。。。






個人的に無料はありがたい。が、金銭面で病院システムがめちゃくちゃなイギリス、、、、、何万円と請求されるのは困るが、少しは請求されれもいいのでは？それでもう少しシステムがちゃんと動くようになるのなら、、、と思う外国人、、、、


あーー
咳よーーー
止まれーーー