今回のある2つの選挙結果は有権者の共通したある「覚悟」が問われたものを内包していると思います。
まずは東京都知事選挙。あれだけ無茶苦茶なことをしたり、言ったりしている石原氏が2位以下に110万票という大差をつけて三選されました。4/9のスポニチでは「都民の民度のレベルが証明されたのではないでしょうか」と紙面で酷評されましたが、なるほどその通りだと思います。この選挙は石原氏本人の政策や実績が問われることはもちろんですが、身内のために公費を使うことすらも了解したのと同じです。選挙戦の真っ最中はおとなしくしていたものの、当選するやいなや以前の石原節が早速復活しました。
まさに都民は「石原知事はどんどん身内のためにカネを使ってください。その分は私たちが働いて貢ぎますから」と言っているのと同じです。つまり、奴隷根性です。しかも、この地方分権の時代に「東京から日本を変える会」などといったおこがましい思想にあふれた名称の団体に支えられていたことからも、都民の奴隷根性を全国に流布させようという思惑をみてとるのは考えすぎでしょうか。
ただし、当面、石原都政の続投を圧倒的多数で支持された都民のみなさんは、石原氏がどんなにシビアな政策を提言されても拒否権はもはやないと言ってもいいでしょうね。都民のみなさんは自己責任として、4年間、石原都政を支えていただきたい。それが石原氏に投票した方々の責任ってもんです。ただし、それは東京都の中だけの話にしておいていただきたいのです。
また、薩摩川内市においても、本質的には同じことが起こっています。市民は原発の危険性より目先のことを優先されました。トップ当選された元市役所職員の田中氏はもともとは市長の後継をねらっていらっしゃいました。市の職員が自らの将来の出世を考えて、職員組合が推している候補には義理立て程度のことしかせずに、一方では家族・親族まるごとの票を田中後援会に提出していたわけです。みんなが出世できるわけでもあるまいしね。
薩摩川内で16000を越える票が飛び出したのには、こんなからくりがあったわけです。「恐るべし」としか言いようがありません。
ただし、今回の16000は全県でもトップの得票。内々には上記のような事情があったとしても、結果として、原発推進の候補を認めたわけだし、自民党独占にしちゃったわけですから、当然、この3人の県議様方は、事故発生をいかに防ぐかよりも、事故をいかにして隠すかに全力を挙げられるだろうことは全国的な動きを見る限り当然です。
もしもの場合、チェルノブイリ同様の事故が発生した場合、住民は人間・国民としての扱いはなくなり、単なる「汚染物質」扱いです。ちょっとした事故だったとしても、「汚染物質」には「汚染物質」としておとなしくしていてもらわないと、周囲の人々に二次被害を広げてもらっては困りますよね。そして、当然、「汚染物質」と「人間」の婚姻なども許し難いことですし、「汚染物質」の作った野菜などの生産物も近づけたくはありません。
今、私はそう思っています。東京都民同様に薩摩川内市民のみなさま方には、奴隷根性を発揮していただき(ただし、他自治体のみなさま方に影響は及ぼさないように)、「目先の出世」やカネのためにせっせと生きていただきたいと思っています。
他にもいろいろと「汚染物質」予備軍のみなさま方にかかわってのお金などの汚い話は確たる証拠付きで聞いていますが、これ以上はやめておきましょうね。思い出すだけでも不愉快ですが、一応言いたいことだけは発信しておきたかったのです。
まずは東京都知事選挙。あれだけ無茶苦茶なことをしたり、言ったりしている石原氏が2位以下に110万票という大差をつけて三選されました。4/9のスポニチでは「都民の民度のレベルが証明されたのではないでしょうか」と紙面で酷評されましたが、なるほどその通りだと思います。この選挙は石原氏本人の政策や実績が問われることはもちろんですが、身内のために公費を使うことすらも了解したのと同じです。選挙戦の真っ最中はおとなしくしていたものの、当選するやいなや以前の石原節が早速復活しました。
まさに都民は「石原知事はどんどん身内のためにカネを使ってください。その分は私たちが働いて貢ぎますから」と言っているのと同じです。つまり、奴隷根性です。しかも、この地方分権の時代に「東京から日本を変える会」などといったおこがましい思想にあふれた名称の団体に支えられていたことからも、都民の奴隷根性を全国に流布させようという思惑をみてとるのは考えすぎでしょうか。
ただし、当面、石原都政の続投を圧倒的多数で支持された都民のみなさんは、石原氏がどんなにシビアな政策を提言されても拒否権はもはやないと言ってもいいでしょうね。都民のみなさんは自己責任として、4年間、石原都政を支えていただきたい。それが石原氏に投票した方々の責任ってもんです。ただし、それは東京都の中だけの話にしておいていただきたいのです。
また、薩摩川内市においても、本質的には同じことが起こっています。市民は原発の危険性より目先のことを優先されました。トップ当選された元市役所職員の田中氏はもともとは市長の後継をねらっていらっしゃいました。市の職員が自らの将来の出世を考えて、職員組合が推している候補には義理立て程度のことしかせずに、一方では家族・親族まるごとの票を田中後援会に提出していたわけです。みんなが出世できるわけでもあるまいしね。
薩摩川内で16000を越える票が飛び出したのには、こんなからくりがあったわけです。「恐るべし」としか言いようがありません。
ただし、今回の16000は全県でもトップの得票。内々には上記のような事情があったとしても、結果として、原発推進の候補を認めたわけだし、自民党独占にしちゃったわけですから、当然、この3人の県議様方は、事故発生をいかに防ぐかよりも、事故をいかにして隠すかに全力を挙げられるだろうことは全国的な動きを見る限り当然です。
もしもの場合、チェルノブイリ同様の事故が発生した場合、住民は人間・国民としての扱いはなくなり、単なる「汚染物質」扱いです。ちょっとした事故だったとしても、「汚染物質」には「汚染物質」としておとなしくしていてもらわないと、周囲の人々に二次被害を広げてもらっては困りますよね。そして、当然、「汚染物質」と「人間」の婚姻なども許し難いことですし、「汚染物質」の作った野菜などの生産物も近づけたくはありません。
今、私はそう思っています。東京都民同様に薩摩川内市民のみなさま方には、奴隷根性を発揮していただき(ただし、他自治体のみなさま方に影響は及ぼさないように)、「目先の出世」やカネのためにせっせと生きていただきたいと思っています。
他にもいろいろと「汚染物質」予備軍のみなさま方にかかわってのお金などの汚い話は確たる証拠付きで聞いていますが、これ以上はやめておきましょうね。思い出すだけでも不愉快ですが、一応言いたいことだけは発信しておきたかったのです。